アイビスサマーダッシュ 2020 結果【レース回顧】想定通りのジョーカナチャンの1着確定で見えた力の差
良馬場に回復してからというもの、結局一度も馬場が渋るというシーンはなく
韋駄天Sが例年よりは濃いメンバー構成だったからか、
その中で最も力を発揮していたライオンボスとジョーカナチャンの再戦の構図へと展開。
真ん中の枠で、スタートからイメージ通りの菱田プランを再現したジョーカナチャンは
自慢の千直力を駆使し、今年こその鮫島克駿騎手駆るライオンボスに対し
直線の半ばでは理想的なリードの形をとり切り、前走は接戦になったが
ジョーカナチャン 53→54
ライオンボス 57.5→57
という、実績に対しての斤量加算がなかったジョーカナチャンの絶対的な斤量利を活かし切り、今度は逆転勝利。
様々なファンや芸能人たちが予想オッズや買い目を出し合い、
サイン予想などもしていたようだが
いくら専門性の高いレースとは言いながら
ゴールドクイーンやアユツリオヤジといったダート速い系の爆走型を難なく制し、
自分たちの世界を築いてしまった彼女たちの迫力が、ここでは全く違った。
巷間、この調教の内容ならばこの巧者勢揃いのメンバーでも突き抜けしてしまうのではと、応援票だけではない確信を持った投票が一定数集まったビリーバーが、
猛者の揃ったタフなアイビスSDで唯一、未経験馬でダートも未出走の馬としての限界能力を示したが、そう言いたくなるほど2着ライオンボスに迫るのも厳しいという感じで、格上がり初戦ながら、かなりの力の差を感じさせる内容に終始した。
当然褒めねばならないジョーカナチャンは、
ずっと最初の頃から続く54牝馬の優位性を適性同格のライオンボスに見せつけると同時に、これまで北九州記念のアレスバローズでのイン強襲や阪神Cで見事な逃げ切りを決めたダイアナヘイローなどで証明してきた、菱田騎手の短距離重賞におけるプラスアルファも、最後は効いたように思う。
この馬は、これまでよく見てきたダートで勝ち上がってきた
千直仕様の芝特殊型として育てられたわけだが、
休み明けの秋の新潟で千直巧者たちに玉砕された後、
狙いはここでもしっかりとコーナーがある1200戦で逃げても結果を残していたから、
終いの時計の掛かり方が前走より余計にプラスされている以外、まだまだ今後を展望できる可能性を、勝ちながら示せた一戦となった。
祖母はアイルランド産で、フランスで育った牝系というのも
北米血統の巣窟と化したこのレースにおいては、
やや異質な面も持ち合わせているが、ウォーニングやロイヤルアカデミーⅡの産駒が
レース創成期は快時計で乗り切っていたようなレース。
過去10年の歴代データを見ても近年では、53秒台の決着になると途端に
スターオブコジーン、ファルブラヴ、キングヘイロー産駒で今年も頑張ったダイメイプリンセスなど、芝の方が向いていそうな自身が芝のトップホースという血統が活躍する。
極端なラップはなかったこのレースで
時計も平凡に近い中、ジョーカナチャンが示した本質的な能力は
実際のところ、今後挑むことになるGⅠへ向けた底力の一端に思う。
そうでなければ、名立たる巧者やダートの快速型、復活なったラブカンプーを相手にしないなど、とてもできない芸当である…!
ナランフレグは枠がかえって有利と思えたが、
前にダイメイプリンセスを置くことそのものは悪くなかったものの、
前回以上にインをつくことになり、加速の態勢を整えた時にはもう届かないところにいた。
とはいえ、
持ち時計は更新できなかったのだから、今までのイメージ通り、本質速い時計の決着に向く馬ではないのだろう。
まあ、まだまだ先は長いのだから、焦る必要などないのだが。
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