2020年京成杯 良血の伏兵・ヴィアメント、軽くない馬場だからこそ狙いたい
最近は有力馬が分散するから、ここで決めてからその後のことを考えるという組み立てが可能になるので、むしろ、早めの使い出しの馬が多い。
トライアルのレベルは年々低下し、まるでその結果はアテにならなくなっている。
そういう背景があって、登録頭数17頭に対し、除外のことなど考えなくていいのに5頭欠けて12頭立てとなると、中山の2000で少し揉まれておきたかったグループ、特に有力馬などには有利になる一方、長期展望の上でマイナスになる面もあるかもしれない。
そうは言いつつ、先週のルーツドール・アヌラーダプラ同時飛び現象に、牝馬であると同時に、とびきりの血統馬であり、期待のエピファネイア産駒でもあるスカイグルーヴが出てきて、いいカモになりそうと最初に思ってしまったから、ちょっと修正しづらくなった。
似たような血統だから…、とか理由をつけて、ちゃっかり良血の伏兵・ヴィアメントのガッツにここでは期待をする。
エピファネイア×キングカメハメハとキングカメハメハ×ハーツクライではえらい違いだが、サドラーズウェルズ以外の構成要素に大差はない。
トニービンもヘイルトゥリーズン系のクロスも共通。
世界的に発展する可能性を秘めるパロクサイド系のエアグルーヴのラインとは比べられないものの、ヴィアメントだって近親にジェニュインやアサクサキングスといったクラシックホースがいる。
加えて、不良馬場の経験がこの馬の強み。
前走は来るかどうか最初は分からなかったデットーリ騎手を背に、首尾よくインから直線で外に持ち出す形で、人気を背負ったムーア騎手のヴィクターバローズを競り落としている。
何を隠そう、人気になること必至の藤沢厩舎のディープ・ゼノヴァースが初勝利を挙げたレースで人気になっていたのが彼。
地味にハイセンスなライバルに花を持たせる永遠のいい人(馬)現象は、決して見逃してはならないだろう。
ヴィクターバローズは藤沢厩舎に所属した活躍馬であるフライングアップルの甥っ子。
血は争えないものとはいえ、この辺りの生存競争もなかなか見どころがある。
結果を出したい側に入るヴィアメントにとって、これまで渋すぎたことが勝機を逃してきた根拠となっていたとすれば、あの雨馬場は渡りに船だったことに異論はないが、面白いことに不良馬場の若葉Sを勝った直後に皐月賞を制したジェニュインと、超豪華メンバーが揃った稍重発表以上に荒れていた宝塚記念を経験し、ひと叩きされて菊花賞を制したアサクサキングスという血のジンクスは、ちょっと侮れないかもしれない。
キャリアを重ねて強くなるキングカメハメハとその傾向がより顕著なハーツクライという組み合わせ。
アメリカ血統で比較的仕上がり早でも、揉まれてから本領を発揮するその特性は、少しずつ競馬の内容が洗練されてきたヴィアメントのイメージともリンクする。
京成杯の割にメンバーは揃ったが、軽くない馬場だからこそ狙いたい馬。
人気の2頭ほどは東京に適性が偏っている雰囲気はない。
スケール感ではさすがに及ばないが、キャリアを活かせる舞台だ。
粒は揃っていない分、爆発的な強さを秘めていそうなお宝レースの雰囲気があるこのレース。
エリカ賞が昔のそれとやや雰囲気が異なる感じがしたので、勝ち馬よりここはディアスティマが面白いか。
新馬で負かしたオールザワールドは年明けの未勝利戦を完勝。
3着馬は朝日杯好走で突如脚光を浴びることになったグランレイ。
それらを平均ペースでねじ伏せたのだから、ここで格下扱いするわけにはいかない。
◎ヴィアメント
○ディアスティマ
▲ビターエンダー
注ゼノヴァース
△スカイグルーヴ、ヒュッゲ、ロールオブサンダー
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