京成杯オータムハンデキャップ2021【予想】過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
京成杯オータムハンデキャップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | サマーマイルシリーズ 第66回 京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ) |
グレード | 重賞(G3) |
日程 | 2021年9月12日(日曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 中山競馬場 |
距離 | 芝1600m |
コース | 右回り |
賞金 | 3900万円 |
レコードタイム | 1:30.3 |
京成杯オータムハンデキャップ予想2021 - 過去10年のデータ傾向
3歳馬が来る理由は単純だが、距離据え置きで来るのはG1好走馬のみ
ダービーを使っていたのはロードクエスト、オークスを使っていたのがスマイルカナ。
いずれも人気になりすぎていたが、結果を残した。
他で勝ったのが、スマイルカナと同じように前走で古馬オープンを勝っていた重賞馬のレオアクティブ。
いずれもが、同期同士でもG1で3着以内があり、古馬対戦の実績がなければ、マイル以外の距離で結果を出したか、中山実績が重要。
古馬対戦実績で拾えるヤングマンパワーはアーリントンC勝ち馬、朝日杯3着以降は平凡だったゴットフリートが来た理由は、ちょっとだけ誇れる共同通信杯2着<東京1800>の実績があったからなのか…。
朝日杯はレベルが高く、ロゴタイプとコディーノは世代のトップホースとして、皐月賞でも好走している。
共同通信杯のレベルは…、だったが、ゴットフリートがこの辺りの重賞で来て不思議はなかった。この馬は、ジリ貧の人気落ちで最後の抵抗をここで見せたことになる。
今回は2歳王者とニュージーランドT独走の豪華ラインナップとなったが、56はさすがに厳しいグレナディアガーズが、BCマイル前哨戦の意味でここを使ってきた理由もわからないではない一方、54のバスラットレオンもダービー経験とはいえ、G1は振るわずの馬だけに、意外と苦戦して不思議ない。
マイル以下はどこも超ハイレベルになるかは、競馬界のエース級が登場するか否かにかかっている。
どちらにもそのチャンスは残されているが、展開が向くかどうか…。ハイペースが予測される。
サマーシリーズ組は当然、いっぱい好走馬を出してきたわけだが、息切れの惜敗が少し多い
大体が関屋記念を使ってきた馬の好走例となるが、数が多いので、当然全体の数字も落ちる。
ただし、関屋記念でしっかりと実力通りに走ったのであれば、あまり崩れない。
むしろ、半端なレース間隔になる中京記念から直行の馬は、普段ならストレスが掛かりすぎることで、疲れが残って着順が入れ替わる。
馬場の質も若干違う年が多いから、同じ高速馬場だった年のグランシルクだけが連続好走。
他の馬はほとんど連チャン出来ないから、中京記念が小倉1800だったという点と、関屋記念組がわずか3頭ということでも、勝てそうな馬を狙うローテの構成とはならないか。
ただ、中京記念を使っていた馬が1頭だけというのも異例。
それでいて、休み明けの馬が必要以上に多いという今風のローテがあるから、逆張りのサマーシリーズ組狙いは妙味がある。
休み明けの3歳馬は、絶対的とは言えないから、正しいローテであろうとも、色々な可能性を秘めた古牡馬は狙ってもいい。
古牡馬が必然的に主役になることの多い一戦。
変に牝馬を狙うよりは、牡馬の方がいい舞台設定でもある。
前走条件戦・3勝クラス勝ちの馬には、勢いだけでなく、斤量面の魅力があるのだが…
除外頻発のレースなので、その昔のゼンノエルシド<前走現2勝クラス勝ちから連勝・昨年まででこのレース6勝の横山騎手でレコード勝ち>以来、準オープンクラスの馬の勝利はない。
一方で、オープンキャリアに対して行われるハンディキャップの差異を生まない条件戦勝ち上がり直後の馬は、なんと3勝もしているのだ。
最近だと、2018・19年の優勝馬が該当し、春から土曜の勢いで勝ち進んだ、このレースの勝ち方とすれば珍しいエクセラントカーヴも、ここで4連勝を決めたがすぐに、か弱い女の子に戻ってしまった。
魅力たっぷりの才能には、相応しい鞍上が求められる。
戸崎、ルメール、横山なので、G1で主役になる馬に乗る仕事も任せられるトップジョッキーなら、多少の向かい風くらいは交わしてくれるという解釈で、大体の方向性は見せてくるとできる。
3歳馬ではそういう偏りはないが、いくら勢いがあっても、わちゃわちゃしやすい中山のレース。
それなりの腕と中山の戦略を合わせ持つ関東の名手が有利な傾向は明らかだ。
扱いの難しいルメール以外、関西の騎手で勝っているのは関東馬に乗る機会が増えていた池添騎手だけ。
まあ、この辺り今年は不安はないが、来るか来ないかはっきりしているという傾向は、実は昔から変わらないことは念頭に置いておきたい。
京成杯オータムハンデキャップ予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
偽ジャスタウェイであったカテドラルには、ジャスタウェイとは違って、乱戦の右回りで2000M未満というゾーンに、妙なツボが存在する
一つ間違いないことは、サリオスと似たようなバックボーンを持つ良血であるという点。
一族にはQuest for Fame/クエストフォーフェイム<ダービー・英など制した後、USAに移籍するも大活躍はできず、オーストラリアを中心に南半球で繁殖活動をする>という大物がいて、同じレインボウクエストを父に持つアドマイヤカイザーが日本でエプソムCを勝ってる。
近親はステークスウイナーこそ一定数存在するものの、カテドラルの戦績とそっくりで重賞惜敗が多い。
半兄のジェベルムーサは大物かと言われながら、体が大きすぎて、キャリアで好走実績があったのはダート戦だけ。
古馬になってから芝を使われて走るような血統ではない。
ハーツクライの産駒では、母父父デインヒルで共通する皐月賞に2戦無敗で挑んだグラティアスがいて、当然、臨戦過程などが似たキャリアであったワーケアやグレイルなども近年登場。
先駆けというには歴史が流石に短すぎるが、母母父デインヒルでは、クイーンC快勝のアドマイヤミヤビ。<2着は後に大活躍するアエロリット>
母母父父となれば、当然サリオスという2歳王者が現れる。
このダンチヒコネクションでは、ダービー馬になったワンアンドオンリーが母母父ダンチヒ。
母母父父であれば、これも長く活躍のヌーヴォレコルトがいる。奇しくも、この両者は同期。
カテドラルの同期はあまりハーツクライ産駒が振るわなかったが、翌年の世代ではワーケアとサリオスがいて、前年世代にはグレイルがいる。
サリオスの前の週にG1馬になったレシステンシアが、グラティアスの半姉にあたるから、この辺りは妙にリンクする。
年齢的なことも関わるのだろうが、両者の父であるダイワメジャーとハーツクライは切磋琢磨した2001年生のスターであった。
サンデーサイレンス系の中でも、こういう風にダンチヒに出世の行く末を委ねような配合は、ディープインパクトがストームキャットと好相性、兄ジェベルムーサの父であるアグネスタキオンがカーリアンの入った繁殖牝馬を好んだように、何かしらの特徴を持っているということで、ニックス性を証明する根拠になっている。
スピード型にはあまり出ない特性があるから、スピード系統のダンチヒはバランスをとるために必要なのかもしれない。
ハーツクライに入ったリファールが前面に出過ぎず、この影響で極端な脚質になりづらくなる特性もあるのだろうが、母母父アレッジドで頑固なところを秘めるカテドラルの場合、ザハーツクライ・トニービン×リファールの影響もろ出しのアプローチを主導させたせいで、いつまで経っても不器用なのだろう。
母アビラは、リボーとプリンスジョンのセントサイモン系クロスがダブルで発生し、良くも悪くもその芸風をアシストしている。
京成杯オータムハンデキャップ予想2021 - レース展開と最終予想
カテドラルという馬は惜敗が多いというだけでなく、妙なところにツボを持っている馬である。
・通算 【3・4・1・10】
・重賞 【0・4・1・8】
・G1 【0・0・1・2】
・G3 【0・4・0・5】 *全出走レースで最も多いレースカテゴリー
・右回りのG3 【0・3・0・2】
→好走の3レースは、
<アーリントンC 阪神1600>
<ダービー卿チャンレンジT 中山1600>
<中京記念 小倉1800>
・左回り全てのレース 【2・1・1・4】
*ただ、重賞連対は1度だけ<東京新聞杯 東京1600>
福永騎手が大事に育てて、クラシック路線に見事乗り損ねたものの、たまたま短期免許で来日中のシュタルケ、アブドゥラ両騎手が怪我の功名で得た追い込みも妙手と陣営が手応えを得て、その策を時にルメール騎手が破ったりもしたが、途中で手が戻った福永騎手はその追い込みの流れを受け、昨夏の復活勝利<2歳時以来の3勝目>へと繋げた経緯がある。
どうやら、福永騎手は中京のピクシーナイト<セントウルS出走が濃厚>に乗るから、その他もいい騎手ばかり乗ってきて、戸崎騎手の騎乗が内定中。
初騎乗だから、何か問題があるというほど策にバリエーションがあるわけではない、この不器用ハーツクライの出世は、一発ぶちかましにしか機会を見出す戦法はないのだから、展開に関係なく差す形をとる。
ところで、なんでそんな馬の戦績について、敢えて書き出したのかのかと聞かれれば、これだけ走って好走する条件は、流石に見えているだろういう経験則によるところの他にもう一つ、ハーツクライ産駒の特性について、何か逸脱したものはないかと改めて考え直すきっかけにならないかという考えもあったからなのである。
アーリントンCの勝ち馬はジャスタウェイ。
ダービー卿ならば、長く活躍したマジックタイム。
中京記念がちゃんと中京の開催だった時は、これまでのマイル戦での最高水準レースとなった2018年に、グレーターロンドンの2着にロジクライが入った。
それぞれのレースで、ハーツクライの名のある馬が勝っていたし、東京新聞杯でカラテを追い詰めた時も、振り返ると、本質的な適性に一定の目途を立てたあのリスグラシュー<翌年にG1を3連勝>が勝ったレースなのである。
京成杯オータムハンデキャップは、これまでは直仔の活躍は目立っていないが、ここ2年勝ってきたトロワゼトワルは父ロードカナロアで母父がハーツクライ。
広いコースで目立つような先行ポジションからの抜け出しの方が合っていたが、圧倒的に中山で巧い横山騎手が全く違う展開、馬場質にアレンジを加えての連覇。
他のレースではそうはなっていないし、ロードカナロア産駒が中山の2000M以下の重賞でそれほど活躍しているわけでもないのに、サートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、ステルヴィオなどが金の卵のように、ここで勝ったことをきっかけとした出世を遂げていることでも、ハーツクライが例外を作ったという一例に、ここは大いに肖りたい。
みんなが不得意そうに思う不器用な脚質の馬の小回り適性は、大いにハーツクライ産駒が完成期に、人気を裏切る格好で証明してきた。
ハーツクライ自身がそうであり、初G1勝ちが中山であった東京巧者の印象を打破したコース。
ジャスタウェイもリスグラシューも中山で大きなレースを制しているし、スワーヴリチャードもワンアンドオンリーも阪神の2000Mで実力を見せつけたこともあった。
今年すでに重賞3連対のハーツクライ産駒は侮れない。
ただ、また負ける可能性は大いにあるから、これを軸に、基本線で買いたい関屋記念組と中山巧者は押さえる。
中でも、改めて評価をしたいのがコントラチェック。
中山で重賞2勝。揉まれ弱いのに広い馬場では単調過ぎて、距離の問題ではなく、気持ちが続かない。
翻って、リスクは多分にあっても1200を折り合いのベースにした後のこのレースで、丸山騎手はさすがに今週は乗れるかどうか怪しいが、彼がうまく作り直した経緯と、結局中山でハイペースでも粘れる適性は、変に3歳馬に注目が集まる状況では、武器を持っているので少々怖い。
人気になる理由がないからこそ、このレース3勝のラスト藤沢にここは斜に構えた視点から注目である。
差す形は合わないだろうが、レースコントロースはしやすくなっている。
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