レパードステークス2024【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
レパードステークス2024の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第16回レパードステークス |
グレード | 重賞(G3) |
日程 | 2024年8月4日(日曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 新潟競馬場 |
距離 | ダート1,800m |
コース | 左回り |
賞金 | 4,000万円 |
レコードタイム | 1:49.2 |
レパードステークス予想2024 - 過去10年のデータ傾向
他のダート重賞よりは、人気馬への信頼がいくらか揺らぎやすい傾向
別定や定量の重賞では、半分くらいの勝ち馬が1番人気であるものだが、ここ数年の不振で、連対率が6割にまで低下したこのレース。
柴田善臣騎手が、外枠を巧みに活かしたメイショウムラクモとのコンビで人気に応えた以外、ここ8回トータルでその1勝のみでは、怪しいと思うのが普通。
今年はこれだと断定はできない反面、海外遠征組も重賞実績がそれなりにあって、普段通り、左回り適性優先の結果にはならない可能性がある。
ユニコーンS組がやけに多い一方、距離の互換性は、今後の方がコネは強化されそうであり、主力はこの組になっていくかもしれない。
ミッキーコンビと、サ行の3勝馬が人気になるだろうが、ミッキーファイト以外は、重賞級でもその実績をこの後作っていこうという段階で、ファイトだけは一定の高評価に楯突かない方がいいと考える。
普段は2頭くらいいる中京=ローカル左回りの前走勝ち馬が、今年はいないという影響
前走東京や新潟もいないことはないが、7月に中京で古馬と対戦する以外、東京実績が優先の傾向から、6月にその適鞍がなくなったことで、今年は重要なファクターとなる中京開催が、8月以降の予定であるから、意外なほど、今年は普段以上に波乱の要素が満載。
福島や変則の小倉組からも好走馬は出ているので、あとは、大井のいずれかの重要戦からの転戦、続戦はちょうどいい間隔になるというパターンが定着するかどうかで、一旦は、この通常型とは異なる状況でも、新規のスタンダードも確立される可能性はあるが、意外なほど、中京で勝ってきた馬が勝ち切れていなかった傾向から、逆張りはむしろ、前走好走の組が有利な気もしないではない。
前走重賞ではなかった馬が、3着以下から巻き返すことは、実績不足で人気にならなかったハヤヤッコが、結果的に青竜S着外から巻き返したのみで、勝ち切ることはまず難しい。
頭と2、3着の候補ははっきりと傾向が分かれるのは、いかにもダート重賞らしいところだ。
青竜S勝ち馬は大体強い
グレンツェント、グリムらが勝ち切って、デュードヴァンが人気を裏切ったという傾向。
2009年創設の後発重賞だけに、一応の、ジャパンダートクラシック前哨戦としての存在価値は、しっかりと型通りながら付け加えられつつ、本質としては、菊花賞や秋華賞のように、それこそ大井最終戦がそうであるように、古馬重賞の前哨戦としての意義が最も重要。
同時に、この時点で求められるスキルを、前より前倒しして求めていていくオールジャパン共通のクラシック体系の基本形が、まず型枠の部分を作られた初年度に、勝ち馬の水準が極めて高く、東京ダービーとその前のユニコーンSも含めて、まとめて勝ってきたラムジェットの登場と、その前に羽田盃をアマンテビアンコという最初から狙い討つ形でクラシック競覇を果たした結果を反映するように、それぞれが絡んだレースが重要なだけでなく、アマンテビアンコに秋に敗れたソニックスターが、同じ立場になったラタフォレストと共に、青竜Sで好走。
元来、ジャパンダートダービーと前哨戦のユニコーンSにコネクションのあったレースのウイナーは、その時点で、もう世代の準エース級になる。
ケンタッキーダービー好走のフォーエバーヤング、テーオーパスワードなどが、有力ライバルの出世に肩を貸したような全体の流れから、ハイペースの前受けで連勝のソニックスターの実力が抜けていて不思議ない状況であるから、ここは本来化したはずの力勝負を期待し、ここから入りたいと考えた。
レパードステークス予想2024 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
真のスピード競走を制するのに重要な血となっているストームキャット、この直系からワンダーホースになれそうなビッグヤングボーイ
ソニックスターの血統
父イントゥミスチーフは、今や、北米系の血統馬という称号を受けるのに、もっとも手っ取り早く評価されるような存在にもなっていて、たとえば、日本調教馬のライバルとして登場した直系の馬では、直仔の代に、今年のドバイワールドCを圧倒的な逃げ切り勝ちでウシュバテソーロの連覇を阻んだローレルリバーがビッグネームに加わった。
それより先に活躍したサンタアニタダービー勝ちの年から、BCダートマイル連覇を決めたゴールデンセンツが、あの死闘となったケンタッキーダービーを制したミスティックダンの父となった。
2着となったシエラレオーネは、馬というより人間の攻防で話題となったライバルだが、これもストームキャットの血を持っている=父母父が代表産駒であるジャイアンツコーズウェイ であると同時に、2004年の日本芝古馬王道秋三冠のゼンノロブロイの近親。
世界は狭くなり、共通の話題を日本の調教師も騎手も、直接的な関わりの中で、当事者が近くにいる状況となり、各々の関係に近いも遠いもなく、他国の大舞台へ向けた思考において、外国のものという概念を取り払ったやりとりをしなければいけなくなった。
大きな希望を叶えるために、ウシュバテソーロにはなく、リアルスティールが抱えるストームキャットがローミンレイチェルの血=ゼンノロブロイの母 とマッチングしたことで、北米クラシック通用のフォーエバーヤングの登場に学ぶのであれば、それこそ、晩成の血を重ねたウシュバよりも、早熟性を自身のキャリアの中で示したフォーエバーヤングの方に、いくらか価値があるとなる。
そうした早熟性でもう勝負は出来ないが、古馬になってアーリントンミリオンを勝った上で、日本で種牡馬となったビーチパトロールは、ベルモントSでカリズマティックの三冠を阻んだレモンドロップキッド=レモンポップが代表産駒となりそう の直仔なのだが、これが母の半兄にいるという血統背景。
父にしても、妹のビホルダーはエクリプス賞を4度獲得の名牝であり、ドバイのUAEダービーを歴史的大勝で魅せたメンデルスゾーンの兄であるが、血を残す場面では、大威張りの状況でもある。
ここから組み上げられる大物らしいキャリア形成、その初についたばかりの才能は、まだ目覚める前である。
レパードステークス予想2024 - レース展開と最終予想
まだ重賞を使っていない馬だが、東京最終開催週の土曜に行われたカトレアSで怪しさ満点の不発に終わったのみ、あとは全て快勝。
前走のハイラップを正攻法で抜け出す形は、いかにもモレイラ戦略の基本形が採用されたようで、550kg超えのゴージャスボディの持ち主であるソニックスターに、そのレース内容の心境が見られたという評価を再度、ここでも受けることになる。
また、その前走の青竜Sは、晩秋の府中で共に、アマンテビアンコ<=3番人気の支持>の末脚に屈した中の、2、1番人気馬の逆襲でもあった。
すでに羽田盃でタイトルを得ているこのミラクルホワイトも、息の長い活躍が期待されると同時に、両方敗れたラタフォレストにも、ある意味では伸びしろがある。
すでに古馬と対戦し、2勝クラス脱出のめどは立った。
ソニックスターは大きい馬なので、少頭数の競馬で川田騎手が好結果をもたらしたという死角に加えて、レース相性がやたらと悪い<先週の薄暮競馬で青竜S好走のソレルビュレットを飛ばしてしまったが、まだ自身の中身が完調ではない印象>、昨年のミスティックロアのことを思い出しながらも、(笑) 二重苦のような態勢は大いに不利とはいえ、前走の好内容を素直に評価しておきたい。
自由に走り切ることを求める中で、1、2勝目の鞍上であった川田騎手は、どう見ても作りが甘い状態だからこそ、木村調教師からの指名を受けたのだと理解しつつ、勝つことを重要視しない中で、初戦の本当のスタート直後から、バランスを崩しながら、それでも中型以下の馬が持ち合わせる機動性に富んだ俊敏性の一端を見せるような立て直しで、大型馬に押し付けがちな先行押し切りを最初から捨てるような、エリート教育を繰り返すうち、モレイラ騎手の万能になりなさいというスマートな策に、半マイル分割で前後半4秒差の厳しい前傾をこなした力強さも加わり、勝たせに行かずとも、自分自身の成長を自力で示す非凡な才能が、陣営にも川田騎手にも、共通の認識にあったかのような好成績から、ここでは十分に勝ち負け可能。
何より、新馬戦を戦ったのは、まだ暑い頃の9月後半の阪神。
かわいい子に旅をさせた結果、もうすでに大きく育とうしているのは、名伯楽の慧眼あってこそのモノだろう。
この辺り、やってみないことには不明という面も多く抱え、慎重に仕上げたことが裏目に出た、チェイスザドリームの夏仕様の調整が大幅体重増につながったようなことは、美浦からだってそれなりの距離があることを踏まえると、危険性は孕むものだが、そこまでの読みを利かせるべき、超大物にはまだなっていないから、何もないことを願うのみである。
さて、この天才候補を軸と決めた時、ふと思い出したことがある。
ストームキャット直系の国内的な立場の問題である。
90年代初頭には、ストームキャットの父であるストームバードから、オークス・英でウインドインハーヘアを負かしたゴドルフィンのバランシーンが登場して、話題になったものだが、時代は流れ、ストームキャットから4代経た世代から、ドバイワールドC独走のローレルリバーを目撃し、今春の大型トピックとして認識するに至り、それに多くの日本調教馬が連なった時代にあって、日本の根幹を成す芝競馬に、いくら北米のスピード系=ダート馬であるという認識が一般的 ながら、高速の芝との共通項もあるのに、芝の真のビッグタイトルは、未だ、皐月賞でイクイノックス、ドウデュースら後のグランプリホースを一気に負かしたドレフォン産駒のジオグリフを除き、中山朝日杯のゴスホークケン<父バーンスタイン・この春引退の勝浦正樹騎手>、アジアエクスプレス<ヘニーヒューズ産駒・2014年の優勝馬>だとか、その間にマイルチャンピオンシップを制したレコードウインのエーシンフォワード<フォレストワイルドキャット産駒>、エイシンアポロン<世界のアイアンホース・ジャイアンツコーズウェイの国内で貴重な後継>と、絶対数にも絡み、まるで世界基準ではないことは、どうにも気がかり。
ディープインパクト直仔の大物・オーギュストロダン<前出のGコーズウェイも、この馬の母父ガリレオも手掛けたエイダン・オブライエンの管理馬>が、勝ち方と負け方に、何となくコントレイル的なメリハリ感が出てきて、大いに進路選択を悩ます状況になったのに対し、このまさに対を成す存在が、日本でのストームキャットの存在感なのであろうと思った。
ストームキャットの血を持たない馬が、アーモンドアイやジャスティンミラノを出せるはずもないと思いつつ、その大半は、キレキレの時はヤバいと言えるレベルで底力全開のオーギュストロダンがそうであるように、サンデーサイレンスの影響力を背景に、パワーアップの効果をプラスするノーザンダンサー系の存在価値もまた、不変であると同時に、世界的には傍流に等しいターントゥからヘイルトゥリーズンを経た日本の活躍馬というのは、オーギュストロダンが払しょくしているようで、その不安定さは、まさにストームキャット直系の馬がシングルタイトルの5頭しか存在していないように、本質で合わない舞台で、頼りない面を見せることは、ある種の必然でもある。
ただ、我々が向かうべき場所、もっと大物になりたいストームキャット直系のソニックスターには、たとえば、ローレルリバーが爆走したドバイだけでなく、それと同系のミスティックダンが制したチャーチルダウンズの10Fを中心とした、日本馬にも目標になるレースとようやくなった北米の選手権距離におけるG1となれば、サンデーサイレンスの血はむしろ邪魔になる。
それら全ては破壊しようと粘ったフォーエバーヤングにはない、この同期。
サンデーの代わりに、ストームキャットの4×4を持っている。
実は、もっとこの血は重視される可能があって、すでに、ソニックスターと全く同じ配合のミスチヴィアスアレックスというアケダクト7Fのタイトルを得た北米出身の馬が、日高でもう産駒を出している。
これはドレフォンのミニマムバージョンという位置づけで、ただ、ダートメインの地方競馬で偉大なる功績を残す可能性を踏まえたら、見限れるわけもないが、もし、同じ配合のソニックスターが中距離でタイトルを得たのなら…。
希望は大きく、着実なレベルアップを求められるビッグヤングボーイに、ここでの好結果は、大いなる成功のスタート地点となって不思議はない。
鞍上の海外実績も含め、陣営の思い描く青写真は、G3制覇からのジャパンダートクラシック連勝の一般解になど止まらないはずだ。
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