レパードステークス 2020 結果【レース回顧】|結果として必然のレコード決着だった!
強気の先行で逃げ切ったケンシンコウ!
強気の先行で逃げ切り。
新潟のダートコースは、どこよりもタイトなコーナーワークが求められるために
そこで4つのコーナーを卒なく回るのは、不良馬場でなくても外枠からでは大変。
ユニコーンSの3着馬と実績十分のミヤジコクオウを挟んで
東京のスピード競馬で連勝中だったブラックチェックが入るという結果。
勝ち馬が1枠1番。
3着のやや大型の部類に入る牝馬は2枠2番。
スパイラルカーヴを採用しても、旧東京芝コースのように4角を回って直線を向くと
その馬も大抵外へと膨れるというのが常。
荒れたというよりも、必然のレコード決着にこそ、この結果の本質があり
馬場の質も各馬の気性的な課題も含めて、実績相応の結果を残したミヤジコクオウの万能性以外は
勝ったケンシンコウの秘める爆発力なスピード能力に皆手も脚も出なかったというところだろう。
それもあって、大きな配当が出る結果となった。
騎手を背に、異様な展開に!?
そのケンシンコウ。
酒井学騎手を背に、
異様な展開となったユニコーンSで中団から伏兵らしい脚を使い、しっかりと見せ場を作っていた。
そもそもが丸山騎手のお手馬であり
3走前の中山戦で、⑩⑩③②という異様な通過順を辿ったことからも分かるように
何となくこの手の馬が多く集まってくる騎手のパートナーらしく、分かっていても仕方なしに…。
のインタビュー通りの逃げになってしまったのは事実。
ところが違うタイプの乗れているベテラン騎手への仕方のない変更を経て、いざ乗ってみると
明らかにこの手の馬場を得意とする平坦巧者多数のパイロの仔らしく
強気の先行というより、折り合った場所が5F通過60秒台の枠の利を活かした逃げという形となったと見るべきか。
しかし、
猛ペースを2番手追走から新潟連勝で後の大成に繋げた初代王者・トランセンドのレコードを更新するには
こうした馬場の条件や展開利のようなものは必要だった。
バランスラップの60.7-48.5→1:49.2では、古馬でも差してくることは困難だった。
母は左回りばかりの南関東で10勝したアジュディケーティング産駒のマトゥリアルカ。
その父クリプティックラスカルの代表産駒は高齢まで活躍し、
時にファンを驚かせる快走を見せたダイショウジェット。
これがまた、
唯一の重賞勝ちが浦和のオーバルスプリント、GⅠ級好走も盛岡の南部杯2着であり
その時の勝ち馬が、ミヤジコクオウにとって親父よりも年長というほど年の離れたあのエスポワールシチーである。
彼もまた、東京や船橋、盛岡も大得意だった。
そうした血の中に込められた左回り適性に対し
スタートから歯痒い先行に止まったライトウォーリアも、時計勝負になりすぎて
少しだけ距離適性が出てしまったデュードヴァンだけでなくスムーズに行けるほど柔軟さはないラインベックなどなど、
人気勢の精神面に抱える死角が出てしまったとするより、これから必要なスキルの習得に全てが掛かっていることを証明するような一戦になったように思う。
3着好走のブランクチェックは、ダートの方が向いていたのに芝を多めに走ったノウレッジの半妹。
勝ち馬と同じパイロ産駒だが、
牝馬相手ならばマイル戦もある交流重賞の番組は、大いに味方につけたい。
ケンシンコウが秘めた才能が開花したように、
こことは違うところに魅力があっても不思議ではない未知の部分がまだ隠されている気がした。
エーピーインディの3×3がどう作用するかわからないけれど、彼女はきっとそう単純ではない。
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