中山金杯2021【予想】|有利な枠順と過去10年のデータ分析/最終追い切り
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目次
中山金杯予想と最終追い切り後のデータ分析&全頭診断を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある2021年の中山競馬場の金杯にて選ばれし有力な登録馬の中から鉄板となる本命の狙い馬から消去すべき馬、狙い目の穴馬までをシミュレーションしながらピックアップ!
過去レースを調査して見えてきた歴代優勝馬との共通点なども分析!
予想オッズや外厩仕上げ情報などを確かめながら勝ち馬のサインを見逃さずに過去配当を超える払い戻しを狙っていきたいと思います。
それでは早速、予想をしていきましょう!
レース名 | 第70回 日刊スポーツ賞 中山金杯 |
グレード | 重賞(giii) |
日程 | 2021年1月5日(火曜)11R |
発走時刻 | 15時35分出走 |
開催場所 | 中山競馬場 |
距離 | 芝2000m |
コース | 右回り |
賞金 | 4100万円 |
レコード | 1:57.8 |
中山金杯2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|---|
1 | テリトーリアル | 石川 裕紀人 | 56.5 | 476 |
1 | ロードクエスト | 西村 淳也 | 56 | 462 |
2 | ココロノトウダイ | 丸山 元気 | 53 | 518 |
2 | マイネルサーパス | 丹内 祐次 | 56.5 | 482 |
3 | カデナ | 三浦 皇成 | 58 | 478 |
3 | ショウナンバルディ | 津村 明秀 | 54 | 446 |
4 | マウントゴールド | 内田 博幸 | 56 | 466 |
4 | リュヌルージュ | 中井 裕二 | 52 | 478 |
5 | アールスター | 長岡 禎仁 | 56 | 504 |
5 | ヒシイグアス | 松山 弘平 | 54 | 494 |
6 | ディープボンド | 和田 竜二 | 56 | 484 |
6 | ロザムール | 北村 宏司 | 52 | 494 |
7 | ヴァンケドミンゴ | 藤岡 康太 | 56 | 468 |
7 | シークレットラン | 横山 武史 | 54 | 500 |
8 | ウインイクシード | 戸崎 圭太 | 56 | 498 |
8 | ダーリントンホール | M.デムーロ | 55 | 520 |
8 | バイオスパーク | 池添 謙一 | 57 | 472 |
中山金杯予想 - 過去データ分析
過去10年の有利な枠と不利な枠 外枠は危険な傾向
枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠~2枠 | 3回 | 5回 | 3回 | 25回 | 8.3% | 22.2% | 30.6% |
3枠~4枠 | 5回 | 1回 | 3回 | 30回 | 12.8% | 15.4% | 23.1% |
5枠~6枠 | 2回 | 3回 | 4回 | 30回 | 5.1% | 12.8% | 23.1% |
7枠~8枠 | 0回 | 1回 | 0回 | 42回 | 0% | 2.3% | 2.3% |
3歳限定の芝1800重賞勝ちがある4、5歳馬
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
2回 | 3回 | 0回 | 2回 |
中山金杯の歴代の勝ち馬
- セダブリランテス(2018年)
- ウインブライト(2019年)
ポイントは4着以下だったケイアイチョウサンとネオヴァンドームが掲示板争いには加わっていたということ。
重賞1勝止まりの馬ならば、当然、1度勝ってしまったのであればお終いなのだが、4歳の共同通信杯の勝ち馬などまず出てこない一戦。
出走すれば、グレード制導入後初
力でねじ伏せて不思議はない1頭が、本命のダーリントンホールである。
昨年の3歳馬の古馬重賞成績は、惨憺たるもので、暮れに牝馬が1番人気に応えたというG3の2勝があるくらいで、例年ならもっといっぱいあるはずの短距離戦線の活躍もなければ、ダートでも今一つの結果。
牡馬で古馬相手に重賞を勝ったのは、
- カフェファラオ <シリウスS>
- サリオス <毎日王冠>
- オーソリティ<アルゼンチン共和国杯>
あとは、浦和記念を上手に制した3歳ダート王者のダノンファラオ。
ただし、これら中央の重賞を制した歴代の3歳馬と言えば、
- シリウスS→ワンダーアキュート、オメガパフューム
- 毎日王冠→オグリキャップなど <*斤量設定が異なり、近年は54だが、オグリは56>
- アル共杯→スワーヴリチャードなど
近年は、別定重賞の斤量設定がG1が増えたせいなのかわからないが、実績上位の馬に有利になる。
だから、人気になりすぎたと思った3歳馬が勝ち切ることも多くなった。
若い馬にチャンスが出ているというより、いい意味での早熟性が日本のトップホースに備わり、加えて、調教技術や調整する施設の充実により、アーモンドアイやラッキーライラックのように、ずっと強い馬として5歳シーズン一杯を完走する馬まで、当たり前のように登場するようになった。
使い込まれない馬が増えたからに他ならないが、成長の余地を残しつつ、クラシックも戦い抜いて、しっかりと古馬になってもっと成長できるなら、この悪い流れが、案外、ちゃんとしたレースでこそ走れる馬にこそ有利の流れに、最もフィットしている可能性をこの世代の牡馬は示してきた可能性がある。
中山金杯予想 - レース展開を予想
ここで改めて、クラシックでの戦いぶりを振り返れば、コントレイルに完敗で片付けられるだけではなくコントレイル以外は
まず簡単に静かな競馬場で古馬には敵わないという流れがはっきりしてしまっている。
その他のグループの充実こそが、三冠馬登場の世代では重要だが、その証明を早速しないといけないのが、この中山金杯だろう。
コントレイルの先導役になったここでの有力馬であるディープボンドは、半ば試しに挑戦の皐月賞で、単勝300倍の支持でも、道悪とそれによる特殊な内ラチ沿い壊滅状態の馬場の影響はアリながらも、掲示板争いのグループとは小差でゴール。
その直前のアザレア賞2着も含めると、以降は全て2200M以上であり、
- 京都新聞杯 1着
- 東京優駿 5着
- 神戸新聞杯 4着
- 菊花賞 4着
という好成績。皐月賞も、1勝馬の身で低評価だったことを踏まえると、悪い結果ではなかったことを直後に証明している。
ただし、より適距離にあった皐月賞ということで、仕掛けのタイミングがあまりにも難しかったスタート失敗のダーリントンホールは、馬場は合っていたから、6着には入ってきた。
札幌で走っていた頃から、とても期待されていた若駒は、実は、秋に適鞍が少なかったことを踏まえると、同時期に故障したオーソリティと同じように、コントレイルに何度も負けてしまうと自信がなくなってしまう懸念を残しつつ、ダービーは全く揮わなかったから、かなりフレッシュな状態をキープしている。
リスクのある夏季→冬季への直行の例は、さすがに故障長期休養明けでいきなりではないが、昨年のトリオンフのようなこともある。
まるで元気なところを見せる秋とはならなかったデムーロ騎手が、今オメガパフューム以外で喜ぶとしたら、昨年パートナーを組んでクラシックに挑んだダーリントンホールとの復活勝利ではないだろうか。
狙いはこちらにして、ディープボンドの安定感は、理想の目標となり得るとして、4歳になりたての両者に世代のイメージを一新させるような実力を示してもらえるように、快走を期待する。
買い材料がそれほど多くないようで、まだ全容の知れないダーリントンホールは扱いやすいわけではないが、狙いが見えている馬でもある。
中山金杯予想 - 出走予定馬の血統分析
ポイントは親戚関係のノーザンダンサー系種牡馬・直系サドラーズウェルズ<甥⇔叔父>母父系ヌレイエフらが、ダーリントンホールの代ではサドラーズウェルズの方が一代近く3代父に入ることで、両者の底力の源である名牝系の中核・スペシャルが、同系配合の中で5×5を施されて、よりこの直系と母系の強みをアップさせているということ。
極めて単純な話、ディープインパクトだとかロードカナロアなんかが好きそうな条件は出番なしで
重たい芝状態でこそ台頭の魅力があるということ。
渋馬場は得意ではないが、時計が掛かることは望ましいところと競走成績で示したディープボンドの父・キズナとは、枠組みでは同じ括られ方をしているが、本場のヨーロッパであれば、キズナはキレ馬で、ダーリントンホールの父ニューアプローチは欧州向きの直線勝負型という印象。
日本でこの論理はまるで通用しないから、中山では例外と言えないのだが、要するに、追って追っても一度ゴール前で再加速できるくらいの末の持続力が、スペシャルのクロスで増強されていると言えるのだ。
物は試しにと、昨年の暮れの中山はそれなりの時計が出る条件であったから、1勝クラスの葉牡丹賞が高速の1:58.9のレコード決着だったのに対し、続く雨の東京・共同通信杯は軽さ一切なしの渋っている中での競馬。
展開もまるで違うが、
- 葉牡丹賞 3着 <上がり3F:35.8秒/メンバー中1位>
- 共同通信杯 1着 <上がり3F:34.1秒/メンバー中1位>
こんなゴツい分かりやすすぎる欧州低速中距離馬を導入してきても、出番は少ないに決まっている。
日本の不良馬場が本国の良馬場よりマシだったという格言が、21世紀でも聞かれたくらいの馬場質の差がある以上、こうした個性がどこでフィットするかを読むのかが重要。
- ステイヤーズS 3:52.0 <レコードと+10.4秒/近20年で最遅>
- ホープフルS 2:02.8 <レコードと+3.9秒/中山の重賞となってから最遅>
- 有馬記念 2:35.0 <レコードと+5.5秒/決して最遅ではないが、スピードシンボリもこのくらいの時計で有馬を勝っている>
中山金杯2021 - 最終予想
競馬界のゆるキャラが数多く登場してきた有馬記念と中山金杯の関係性は、因縁浅からぬものがあって、両方を制した馬はグレード制導入後、1995年に独走したサクラローレルしかいない。
レインボウクエスト産駒の持ち込み馬で、グランプリ制覇を春秋で当たり前のように達成のクロノジェネシスとも同系。
サドラーズウェルズ系はテイエムオペラオーが縁があって、メイショウサムソンは3回とも完敗の有馬だったが、オペラオーが有馬を劇的に制した直後の金杯は、同じオペラハウス産駒のカリスマサンオペラが制している。
昨年も珍しく、ノーザンダンサー直系のトリオンフが勝ったが、1週前のコントレイルより2秒近く速く走れたのは、ホープフルSの日だけ時計が出なかったからであり、今年の馬場質一変はさすがに限界があると思われる。
バゴがディープを負かす条件は当然限られるから、中央場所の根幹距離重賞ではまず不可能。
しかし、ステイゴールド系まで一刀両断で、ホープフルSもディープは連対できなかったのだから、カリスマサンオペラ的根拠を使って、狙いが立ちそうなところ。
ちなみに、ブラッシンググルーム系で登録の馬はいないから、同系のテリトーリアルも買えるはずだが、56.5kgは重賞未連対の馬では軽くなく、昨年3着時よりも1戦多いローテーションが気になる。
だからこそ、他にも狙いたい古馬も同期もいるけれども、ダービーまで一緒に戦っていた4歳世代のまだA級でないレベルの馬を買いたいのである。
強気に押すのもいいが、良い馬に乗ると妙に大人しい最近のミルコだから、謎の多いロンロ産駒・ミラアイトーンの動向に関係なく、ここは下げるか。
皐月賞でも強引に差してきているから、多少の無理は利く。
あとは、相手を間違えないことか。
敵はむしろ古馬に多いが、目標になるのは安定しているディープボンド。
酷い掛かり方はしない一方で、自分のリズムを重視しすぎると、欧州血統は案外脆いから、併せるべきライバルをしっかりと見定めたい。
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