2020年中山金杯 – タニノフランケル、限りなく適鞍に近い舞台で一変可能
大分難解で、例年なら斤量のことなど無視しても平気だったのだと毎度思うような結果が、今回も出るようには思えない。
トリオンフはまだ若い6歳の騸馬とはいえ、GⅢにしか好走歴のないトップハンディ58。
近年なら、牝馬でもこうした牡馬とのレースで実質同斤となる56以上を背負わされる馬も登場するが、如何せん、GⅠ出走歴はあってもGⅡに出たことがなく、ほぼ同格の相手となる面々に57とGⅠ連対で半もらいのギベオンが同居の組み合わせは、波乱の匂いがプンプンする。
アーモンドアイこそ消えたが、概ね、人気のある実績上位の馬が連続好走のGⅠの流れを見て、そういう実績馬に食いつくのは、いささか短絡的すぎるとみる。
そこで、ある程度トリオンフ以外でも流れに乗れるような、そもそも、展開を作れるようなタイプの馬はいないかと、正月早々吟味していった中で絞り込んだ狙い目が、昨年の3着馬であるタニノフランケルだった。
毎年のように石橋騎手の馬に期待する暮れ、年明けの中山重賞の流れが、筆者の中ではかなり引っ掛かる要素となっているのだが、そういう期待がなかった昨年のアメリカJCCで最高の復活勝利をシャケトラにプレゼントすることになったのも彼である。
狙いはきっと悪くないが、思い切りよく乗れる馬の方が味が出る積極策で狙いたい騎手。
押しても引いても大いに怪しいところのある超良血馬だからこそ、逆張りが利く叩き一変狙いは、酷い筋読みとはならないだろう。
とはいえ、昨年はウインブライトに切り捨てられた3着。
その後は、小倉で気分屋のスティッフェリオで競り落とされた2着があってから、無残な内容の競馬が続いている。
小倉記念で4着の際は、ストロングタイタンにすんなりマイペースを作られて、メールドグラースらに決め手比べに持ち込まれてしまった。
前走は追い込み競馬で、中京というか左回りに実績のないタニノフランケルには、休み明け以上に敗因となった要素と思われる。
右回りでばかり好走するあたり、とてもウオッカの仔には思えないが、一方で、ステイゴールド産駒がよく来る一時期の有馬的傾向を引き継ぎ、ラブリーデイがレコードウインしてから4年連続でそれにまるで及ばない平均的な時計の決着になるこの2000M重賞や小倉での好走例から、限りなく適鞍に近い舞台であることは間違いない。
また、この中山2000Mは高速決着になればボールドルーラーやキングマンボなど、タフな好時計の勝負に向く血が及ぶ領域に入るが、コントレイルやちょっと前のハートレーなど、暮れで時計のかかる2歳重賞を制した才能もその仲間でありながら、明けて京成杯になる、もう通用しない軽いディープという括りになる。
ロベルトもサドラーズウェルズもあるタニノフランケル。
大いにトリオンフに有利な舞台ながら、斤量や2走ボケの嫌いがある人気馬から入るくらいなら、血統や隠れた適性を推せる人気馬の方が買いやすい。
手広く行くが、どうも使える脚に限界がありそうなザダル、復活を果たすことになったカデナなどのお仲間になれそうな面々は、ちょっと厚めに押さえたい。
◎タニノフランケル
○ザダル
▲カデナ
注トリオンフ
△クレッシェンドラヴ、テリトーリアル、マイネルサーパス
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