新潟2歳ステークス2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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新潟2歳ステークス2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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札幌記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第43回 新潟2歳ステークス(GⅢ)
グレード重賞(G3)
日程2023年8月27日(日)
発走時間15時45分
開催場所新潟競馬場
距離芝1600m
コース外回り
賞金3100万円
レコードタイム1:33.3

新潟2歳ステークス2023 - 過去10年のデータ傾向

人気になっても大丈夫なタイプ

東京1400で勝ってきたムスコローソ、中京1600を中距離適性で勝ち切ってきたモーヴサファイアらが、昨年人気になりすぎたアイスグリーンなど共に、馬券外になってしまった1番人気馬。

何がポイントなのか、大体ざっくりしているというか、広いコースの数多く行われる新馬戦や1800以下の芝未勝利が、鮮やかな内容であるなら、昨年のようなタフなローテになっても、きっちり応えてくれるというのがあるくらいで、本来は、いつの時代もスケール感に左右される見た目の尺度がオッズに影響を与える裏の面が、実はあまり出ていないという風に捉えることが可能。

ハープスターやヴゼットジョリーなどは、中京1400で勝ち上がってきたいかにも牝馬。
牡馬だと少し物足りないが、牝馬にはいくらか中京はタフだから、1番人気でも抜けた支持ではなかったハープスター<その後は一本被りが当たり前になった>などには、ちょうどいいスパーリングであったのだろう。

東京で圧勝してきた馬や、当然昨年はそうであったように、あとは新潟の組が穴埋めする競馬。
阪神や福島、たまに函館も小倉も使ってきた理由に少し疑問符が付くような圧勝馬がよく出てくるから、そちらが人気にならないことには、波乱はないとすればいい。

中京優勢説も新潟絶対視のスタンスも、今はフラットにしないといけない

昨年謎傾向が継続されたというか、ある意味必然性を孕む、良馬場ではない新潟1600で初勝利を挙げた馬が、近10年で3度目の制覇となった。

道悪であるから、99%スローの新潟外回りの条件戦なので、時計も当然遅い。
ただ、ミュゼスルタンは新馬戦であったから、ここ2例とは違い、キャリアの上で重要な経験であったことを示すように、ここではレースレコードで完勝して見せた。

昨年はもう一つ、新馬を新潟で勝った馬がついにいなくなってしまったことで、前の週に勝ち上がった馬の連闘がワンツーに繋がったという不思議な決着でもあったが、その前の年に、来ないであろうと思われた中京1600で力を見せたセリフォスがここと連勝で、無敗で朝日杯にまで向かったということも、夏に無理に2歳Sまで使っていこうという陣営が多くないから、変則的に、6月中の中京で新馬戦を制してきたから、ここを余裕ローテで使ってきたという面もある。

暑さとトレンドローテの変化で、東京を使っていた馬も、秋の東京まで大人しくしていることが増えた昨今、むしろ、昨年のような一見無理をしてきた巧者に、今後はよりチャンス訪れるのであろう。

完全に買ってはいけない枠を敢えて押さえたい

1番人気のムスコローソ、昨年穴人気になって掲示板外のロードディフィートなど、人気のあるなしに関わらず、リズムが合わないことが見えている東京1400で勝ってきた組は、基本的には買うべきではない。

ただ、右回りを使ってきても、よほど強くない限りは、左回りを使っているだとか、暑い新潟を経験している組に完封されるというのが定番なので、小倉や福島、様々な事情で有力馬は少ないだろう阪神の組などがいないというか買えないなら、東京ならば、1400も1600も、今後はさすがにほとんどないように思える1800を勝ってきた期待馬などを押さえるのは、理論上は、問題ないように思う。

速い上がりへの対応力ということで、その辺りのローテ上の有利不利が出ているのであれば、新馬戦で展開無視の33.3秒で上がったというアスコリピチェーノの実績は、人気を過剰に集める要素にもなりかねないが、今年もそういう組み合わせであるとすれば、まだ評価が怪しい面のあるクリーンエア、ホルトバージなど、新潟で勝った馬に無理な高評価が集まるよりも、まだ安心して買えるとなってくる。

『ダイワメジャーでかつ牝馬、と使えるようで曖昧な推挙理由を、アスコリピチェーノにあっさりと正解であると示してほしい』

新潟2歳ステークス2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

ダイワメジャーでかつ牝馬、と使えるようで曖昧な推挙理由を、アスコリピチェーノにあっさりと正解であると示してほしい

アスコリピチェーノの血統

名マイラーであり、皐月賞を圧勝したダイワメジャーは、その産駒がこのレースをフロンティア、セリフォスらで2勝。

アドマイヤマックス産駒のモンストールが、本格化2年前のジャスタウェイを封じるなど、旧コースの1200時代から、ノーザンテーストを持っている馬が強いという印象。
そのアドマイヤマックスの母ダイナシュートも、右回り時代のこのレースを勝っているノーザンテースト産駒だった。

母母リッスンは、ニューマーケットのフィリーズマイルを制している良血のサドラーズウェルズ産駒。
デインヒルダンサーの牝馬を宿して、日本へと輸入。
最初の年につけられたディープインパクトの娘が、ローズSでキレにキレたあのタッチングスピーチであった。

ワンターンの専門に近く、意外と春よりも夏から秋にかけて走る系統のイメージもある。
一見濃いようで、変な感じでノーザンダンサーが絡み合っている感じでもないから、そのクロスが5×3と少し雑に掛かっているタッチングスピーチよりも、基本軸がはっきりしている。
距離をこなすための要素はあまり多くないから、多少は荒れ馬場で、軽くはなっては来ない5週目の新潟日曜に、超高速決着とまではならない部分を味方に、アスコリピチェーノの本質的なマイル適性が開花する瞬間を目撃したいものだ。

新潟2歳ステークス2023 - レース展開と最終予想

序盤の3Fが36.4秒で、これで最初は促してもなかなか進んでいかなかった若すぎるアスコリピチェーノは、ルメール騎手もいくつかの確認事項をチェックし終わると、ダメならそれは仕方ないという感じで、馬込みに入れるだとか、少し難しい進路を選択するなど、様々、今後1400M以下を主戦とする想定もしながら、惨敗であっても、次に何か違う面が出るように、未勝利戦を見据えたデビュー戦にしようと、諸々の課題を与えているような節もあった新馬戦であった。

ところが、苦しいところからどういう脚を使わせようかと、馬群からの抜け出しを図る中で、上がり4F・46.4秒という2歳馬には高速に近い後半のスパート勝負で、うまいことに外へ出せる場面が訪れ、形作りから一転、単勝1.7倍の大本命らしく、格好をつけるための終いの脚に賭けるところまではうまくいった。

しかしながら、11秒台中盤で終いの3連続で高速のラップが続くところで、自身上がり33.3秒で突き抜け、本人が一番楽だったというような走り方だったから、評価はさらに上がった印象。
矢も楯もたまらず、とまではいかないまでも、すぐにマイルでの結果を陣営が求めたことは、牝馬であるからこそ、当然の帰着であったのかもしれない。

昨年は連闘馬のワンツー。
もう、セリフォスのような大物が参戦するようなことは早々ないだろうし、一時期の重要戦のイメージから、少し札幌の方にシフトする元のトレンドに戻りかけていることもあって、ワンターン向きであろうアスコリピチェーノの次戦が、中山のサフラン賞やアスター賞でないことが見えている段階で、一番最初に訪れる好機が、この新潟2歳Sであった。
この時期の中8週は、美浦での調整や長距離移動を踏まえると、決して楽ではないのかもしれないが、昨年新潟で連戦の2頭が、他の組を一気に負かしたのは、夏の新潟を経験していたという強みがあったからに他ならない。
新潟の経験がある4頭が、必ずしも有力とされない組み合わせで、本流の主要場デビュー組の底力が問われる。
案外、こんなところで飛んでいると、この後もろくなことが起きないという暗示めいたものが秘められるのも、元は出世レースである新潟2歳Sらしい一面。
十分に、セリフォスや長く競馬ファンを楽しませてくれたケイデンスコールなど、ハープスターやイスラボニータには届かないまでも、適距離におけるスター性で、歴代屈指の出走馬になれる可能性を秘めている。

裏でWAJSをやっている関係で、昨年もそうだったが、新潟でよく乗っている騎手も札幌に行くというケースが多く、キーンランドCもやるとなると、2歳重賞なので、手薄になってしまうことは多い。
前走がルメール騎手なので、近年は、宝塚記念を終えた後は、基本的に北海道で騎乗するスタンスでもあって、乗り替わりは決まっていたようなところがあるが、一昨年は、新馬勝ちの馬に実力者が再び跨り、乗り替わりなしの人気馬3頭で決まったから、坂井瑠星騎手で快勝しているルージュスタニングやこのアスコリピチェーノのスイッチは、他場で快勝してきたヴァンヴィーヴやエンヤラヴフェイスらが乗り替わりがなさそうなところでは、少し不利な面はある。

ただ、そこは2歳馬だけに、騎手云々以前の話というのはよくある。
騎乗予定の北村宏司騎手は、新潟の大工事中に中山変則開催の年、1200Mで行われたこのレースを勝っている。
その後に好走は何度もあったが、1600Mになった2002年からも勝ってはいない。
それでも、同期間の関屋記念では、近年で最多の3勝。
レッツゴーキリシマもレッドスパーダも、人気の盲点を見事に突いた先行策であったし、本命視もさすがに頼りなかったプリモシーンに51で騎乗した2018年は、実に心強いアシストであった。
田中勝春騎手は新潟2歳Sで毎年好走馬に乗っていたイメージがあり、今は、関屋記念と言えば戸崎騎手。

何となく、この新潟マイルのイメージに合いそうなタイプは、思われているよりも限られる。
ルメールや川田、ましてやシーキングザパールで3着が最高の武豊でもない、というあたりがポイント。
福島変則の1700の年に、重賞2勝目を挙げたのが、北村宏騎手最初の関屋記念制覇だから、合計すると4つ。
正規の新潟開催の2歳Sはまだ勝っていない鞍上に、これ以上のパートナーはなかなか現れない。
更なる展望を期待させてくれるような競馬にしたい。




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