クイーンカップ2021【予想】|過去の枠順傾向と血統分析/最終追い切り
目次
デイリー杯クイーンカップの予想と出走予定馬の調教状態や最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のあるクイーンCにて激走が期待される大本命の鉄板軸馬・リフレイムから不安要素有りということで消去法で消される馬、激走が想定される外厩仕上げの穴馬をデータ分析!
厳しい抽選によって除外対象となってしまった馬も多いですが選ばれた16頭の登録馬は精鋭です。
予想オッズを見ながら歴代勝ち馬のサインを見逃さず、過去配当を超える払い戻しを狙って早速予想をしていきましょう。
レース名 | 第56回 デイリー杯 クイーンカップ |
グレード | 重賞(giii) |
日程 | 2021年2月13日(土曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離 | 芝1600m |
コース | 左回り |
賞金 | 3500万円 |
レコードタイム | 1:44.2 |
クイーンカップ2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ククナ | C.ルメール | 54kg | 450kg | 2.7倍 |
1 | スライリー | 石川 裕紀人 | 54kg | 424kg | 85.6倍 |
2 | イズンシーラブリー | 三浦 皇成 | 54kg | 432kg | 210.0倍 |
2 | リフレイム | 木幡 巧也 | 54kg | 488kg | 6.2倍 |
3 | アカイトリノムスメ | 戸崎 圭太 | 54kg | 446kg | 2.3倍 |
3 | メインターゲット | 田辺 裕信 | 54kg | 500kg | 246.7倍 |
4 | カイトゲニー | 柴田 大知 | 54kg | 472kg | 206.1倍 |
4 | ステラリア | 福永 祐一 | 54kg | 476kg | 18.9倍 |
5 | アールドヴィーヴル | 松山 弘平 | 54kg | 446kg | 16.2倍 |
5 | サルビア | 横山 典弘 | 54kg | 454kg | 134.7倍 |
6 | エイシンヒテン | 団野 大成 | 54kg | 450kg | 52.5倍 |
6 | カナリキケン | M.デムーロ | 54kg | 482kg | 97.4倍 |
7 | インフィナイト | 北村 友一 | 54kg | 484kg | 6.3倍 |
7 | ミヤビハイディ | 吉田 豊 | 54kg | 478kg | 264.1倍 |
8 | ハッピーオーサム | 岩田 望来 | 54kg | 474kg | 82.5倍 |
8 | レッジャードロ | 藤田 菜七子 | 54kg | 446kg | 23.5倍 |
クイーンカップ予想 - 過去10年の血統傾向
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | |
---|---|---|---|---|
1枠 | 3回 | 4回 | 2回 | 28回 |
2枠 | 1回 | 4回 | 3回 | 30回 |
3枠 | 6回 | 2回 | 3回 | 27回 |
4枠 | 0回 | 0回 | 2回 | 37回 |
5枠 | 4回 | 3回 | 5回 | 27回 |
6枠 | 2回 | 4回 | 1回 | 32回 |
7枠 | 1回 | 2回 | 4回 | 32回 |
8枠 | 3回 | 1回 | 1回 | 35回 |
過去の枠順傾向を見ても内枠外枠による有利不利はなし。
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | |
---|---|---|---|---|
牝馬限定戦初出走の2勝以上or重賞連対実績馬 | 2回 | 0回 | 0回 | 4回 |
サンデーサイレンスの血が入っていない上位5番人気以内の馬 | 0回 | 0回 | 0回 | 5回 |
同期間、アウトサンデーの血統である馬は一頭も馬券に絡んでいないが同時に上位人気で中心視された馬もいなかったわけだから本命候補乱立の好メンバーである以上、普段と違う狙いをしても面白い。
クイーンカップ予想 - リフレイムの血統/成績/タイム
父は米三冠馬にして、ファピアノ系の完全復権を決定づけたアメリカンフェイロー<American Pharoah>であり、母父は北米圏を飛び越えシアトルスルー<これも米三冠馬・無敗達成>の直系を最も発展させることに成功した立役者であるタピット<Tapit>。
こんなものに触れる意味はない。
そもそも、三冠馬・ディープインパクトの産駒では、両者の血を持つ傑出したトップホースがこの春、阪神で初激突の公算が大きくなっているというのも理由に挙げたい。
それよりは芦毛の根拠を辿っていった方が、リフレイムの本質を理解するに最も単純な手段となり得ると言えよう。
直系と同様、母父タピットにもアンブライドルドは入り込んでいて、これは黒鹿毛。
この4×4は言うほど強烈ではないが、違うところで地味に同じ位置のクロスを有する黒鹿毛のストームキャットのインブリードこそが、彼女の気性の問題点の拠り所となっている。
わがまま放題の血ではないが落ち着きがない馬こそ本質をむき出しにする闘争心が売り物の系統だけに
欧州圏の芝こそが主戦場となったジャイアンツコーズウェイ以外、腕白さを発揮しない子孫は生き残れないのが常識。
それに芦毛のマイナーなトレンドが混じると、大いにその性質は先鋭化する。
リフレイムに近いところでは、
母 ケアレスジュエル<Careless Jewel/USAG1・1勝>
母父 タピット<JPNG1・4勝、グランアレグリアの母父>
母父母 タップユアヒールズ<Tap Your Heels/父アンブライドルド>
母父母母 ルビースリッパーズ<Ruby Slippers/父ニジンスキー・英三冠馬/代表産駒ルビアノはUSAG1・3勝>
この系譜が延々と100年ほど前の代まで遡ることができるような芦毛の牝系を成したタピットの血を受けた産駒が
これほどまでに走る理由は最初からわかっていて日本でも馴染み深いメジロマックイーンの直系もトウルビヨンから続いているわけでなくその狙いの配合がスタートした祖父のメジロアサマが大元のヘドロで同系配合をなすと決定できる母父ファーストフィドル由来のもの、オールドファンには母のスイートの影響としてその痕跡が残っているとなる。
要するにどこかでスイッチが入ったところに芦毛が入るとクロスさせたるするよりずっと強烈な効果を得られるのである。
どう転んでも快速型に出るはずのリフレイムという競走馬はそうした才能の発揮にはまだ恵まれていないが芝もダートも高速決着になっている今の東京ならばその秘める能力が前回になって何ら不思議はない。
対抗以下の推挙理由は
サンデーサイレンスの血を持っていないと絡みどころではないという傾向が顕著なため。
ディープグループ
<直仔>
・アカイトリノムスメ
・レフトゥバーズ
など
<母父>
・アールドヴィーヴル
・ククナ
・スライリー
など
<キズナ産駒>
・ステラリア
ノーザンテーストも入っているサンデーイン
・インフィナイト<父モーリスに両方入っている>
・サルビア<父はサンデー×Nテースト>
<スライリー/父オルフェーヴルはノーザンテーストのクロスを持つ>
昨年もサンデーの同系配合でかつノーザンテーストの血を持つ種牡馬からセイウンヴィーナスが登場し
大いにレースを盛り上げた。
一昨年もダイワメジャー産駒のジョディーで同産駒のサルビアも侮れないとなる。
穴要員のノーザンテーストの入ったタイプと正攻法のディープ産駒<昨年はワンツーフィニッシュ>を押さえていくと、冒頭の印になる。
キズナ産駒のステラリアは1番人気ばかりのキャリア4戦の馬。
出てくれば、こういう人気落ちの場面で怖いことは昨年の初年度産駒たちが証明している。
クイーンカップ予想 - レース展開と最終予想
自在に動ける馬であることを証明できれば本来は確勝級!
正直体重減は想定内だった前走の結果は負けて強しでもかなり勿体ないものであった。
まだまだ、重賞戦では勉強することばかりのはずの木幡巧也騎手は、好気配ではないパートナーの状態も影響したのか
揉まれる方への進路取りが目立った。
勝とうという意志は強いが馬を急かしてはならない。
全てうまくいかなかった。
G2の京王杯2歳Sは、オルフェーヴルもモーリスも大惨敗のレースとして知られる。
負けてもいいけれども…、直線の進路を待ってから外へという自身の騎乗ならば、ペースはともかく、もっと上位だったろう。
今まで一番真面目に走っていた。
新馬戦で鐙と外ラチを破壊せんと大暴れのリフレイムは、あの三冠馬の父ということで
故郷のアメリカだけでなく、世界中にその気ままな競馬を映像素材として、JRAに無断で提供している。
そんなことは知ったこっちゃないリフレイムだから
抑える競馬に納得感を示した前々走の平場戦は直線に入ってもいざ追い出されて圧倒的な末脚で前を呑み込んでもまるで素知らぬ顔のまま、彼の日のコントレイルを見ているかのように、何だか鞍上と呼吸が合わないまま直線は突き抜けていた。
距離不安というよりも安全な策を選択した秋の2戦だからアメリカンフェイローの産駒が芝のマイル近辺で何だかツボる謎傾向を踏まえても黒岩調教師にとってこれは挑戦でも何でもなく実力を示すべき舞台と想定しているはずだ。
だいたい訳の分からない進路取りでありながら新潟の芝1600で1:34.8を叩き出しているのだから遅い馬でもましてや弱い馬でもない。
後傾ラップとはいえ上がりは何と34.3秒。
1秒どころのロスではないと仮定した時、良馬場発表の新潟2歳Sではぶっちぎりであったとして無理筋の推理とはならない。
多少の坂もこなしつつ日本のファラオ兄弟<ダノンとカフェ>だって直線に急坂のあるコースに不安はなさそうな気配というか実績なのだから、芝の方が合うとしたら、ますます東京向きの資質を秘めていて何ら不思議はない。
時計を超えたスケール感ともっと使ってもらえる騎手になってもらうための陣営というかオーナーサイドの狙いは興味をそそられる。
失礼ながらまだ名物オーナーでも何でもない馬主の山口氏の所有馬についてざっくり調べてみたのだが
地方では流石に偏りは少ないものの数少ないJRAの所属馬に対して外国出身者はおろかトップジョッキーにもまず騎乗機会はないという徹底ぶりが伺える。
ワールドオールスタージョッキーズでモレイラが勝ったという以外、
事実上トップジョッキー上等状態の采配は天晴れである。
昨年は黛騎手とこのリフレイムに乗った巧也騎手での2勝と合わせた、計3勝が中央での実績。
メイショウの松本オーナーもそういうこだわりを見せるが、何人かはそういう頑固者がいて、結果を残す騎手が出てくれば、言うことなし。
20年ほど前から、こういうストーリーはほとんどなくなったが、今後のためにもこういう人馬の機微には聡くありたいものだ。
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