紫苑ステークス予想【2020】|最終追い切り後のデータから穴馬を想定!
2020年9月12日(土)JRA:中山11R、芝2000m 「紫苑S 2020」(GⅢ)最終予想です。過去10年のデータと共に各競走馬の傾向を分析してみました。
紫苑ステークスの過去結果から有力馬をチェック!
乗り替わりもかなり多い中で、どんなイメージでここに臨むことが陣営の狙いとここでの結果とでリンクをするのか。
稀有な存在ながら
あの着差ならば何とかなるかもしれない、というような対デアリングタクトの青写真が有力馬の各厩舎にある以上、このタフなトライアルもまた、自分が輝くためだけではない戦いに向けた、大いなる布石となる。
期待するのは、春の大舞台で輝けなかった組。
それはオークス3着のウインマイティーも然りで
彼女のタフさも大変に素晴らしいというのが証明されている一方、
強気に攻めたオークスに対し、速い競馬を好まないゴールドシップ産駒の死角もまた、大いに気掛かり。
そもそも、本番重視の馬であろうから賞金面で少し怪しいのもあってここに挑んでは来たが、
どうもその対極にいそうな馬の存在が見当たる以上、
雨を味方につけられる可能性にだけ着目するわけにはいかなかった。
結局は春のフローラSと似たような論法にはなってしまうが
エアグルーヴ一族の底力を改めて見直したいと思う。
騎手の要素が重要になってくる!?
上位に取りたいのは、フラワーCで外で弾かれながらも渋とく前との差を詰めていったレッドルレーヴ。
これまで乗ってきた外国出身の騎手たちは
先約ありだとかそもそも短期免許がないということで、実質、乗り替わりは休む前からの既定路線。
そんな中で、あのフラワーCもちょっと調子が出てきた感じのヒューイットソン騎手が
卒なく中団につけ、うまく上がって行きたいところで
ここにも出てきたシーズンズギフトに少し邪魔をされる格好で膨れるように4角を回ったことで
タフに粘り込むアブレイズに及ばなかったという内容。
そもそもいい位置につけながら流れも掴みながらも
他の馬の動き出しの早さで4角途中の攻防に敗れたことが、遅れをとった理由。
未勝利勝ちも速い流れをスマートに馬込みから抜け出す競馬で、着差以上の強さがあった。
その上位組は皆未勝利脱出で、レベルも高い。
その際の経験は同じ中山では活かせたが、本来末脚勝負で実力を示したかった東京では
再びの乗り替わりと異様な強風下の競馬を正攻法での抜け出しで
どうも集中力そのものを坂の辺りで失ったような負け方。
実際のところ、展開上は中山での2戦の方が厳しかったはずだ。
そのフローラSには、一族としてみると代を一つ重ねたスカイグルーヴもいた。
彼女は楽勝の東京戦から、間隔はそれなりに開けた中山の京成杯で
激しい消耗戦を自ら牽引する強気の仕掛けで
結果的に皐月賞でも人気になったクリスタルブラックの底力を引き出してしまったが
その内容がありながら、自身の成長度合いを示すように休み明けの東京が最大の成長期と重なったにもかからわず、−14kgでの登場で多くのファンを失望させてしまった。
出走予定馬の枠順をどう読んでいくべきか
案外、晩成と言われながらも春の東京では、実力のある者こそ一定以上の結果を残すものだが
そこに至る前に辛い思いをし過ぎてしまったのかもしれない。
悲しいエアグルーヴの末裔たちは、共に、そのフローラS以来の実戦。
失意のうちに終わった約束の春の府中戦を経て、一族のある裏ルールに乗るのもアリかなと思った。
見つけた傾向の一つに、3歳春までに重賞を勝てなかったパロクサイド系の馬たちは、実は、春からでもGⅠ通用の面々と同じで、最初の重賞では必ず負けるのである。
そして、適鞍を見つけたら、そこで能力全開。
エアグルーヴは新馬も2着、初の重賞もビワハイジの2着。
しかし、最初に負けた相手を翌春からはまるで歯牙にもかけない走りで圧倒していったのだ。
一族の傑作であるドゥラメンテも、牡馬ではチャンピオン級のルーラーシップも、オレハマッテルゼ、グルーヴィット…、アドマイヤグルーヴも桜花賞、オークス1番人気で、初重賞制覇は3歳秋のローズS。
アドマイヤグルーヴはスカイグルーヴの祖母。
エアグルーヴの孫であるレッドルレーヴは、トランスワープみたいに7歳になってオープン入りなんてことはないから、しっかり重賞は負けた。
最初に負けた相手やそのコース、同じ距離ですぐに巻き返すというのが面白いところ。
レッドルレーヴの初勝利は中山2000メートルだから
牝馬には珍しい、中山巧者ぶり<本当はそんなことはないだろうが>を発揮して、
これくらいアゲアゲのメンバーでも一気に負かしてしまう可能性はある。
予想オッズをチェックしつつ消去法で選んでみる
厳しい競馬の中で、自慢のスパート力をうまく引き出してあげられなかったが、じんわりと仕掛け、何故か開幕週なのに外枠の差し馬ばかりが勝っているという見逃せない傾向も押さえておきたい。
秋華賞に出たいと思いすぎるこの時点で2勝クラスの馬たちは、実力以上のモノを出そうとして、実力上位の面々に完全にねじ伏せられるのだ。
当然同じくらい、否、新馬戦の内容からしたら、以降は全く力を出し切れていないようなところのあるスカイグルーヴも同等評価。
よりスマートで、イケイケの直線の攻防に持ち込みたい彼女は、似て非なるタイプである親戚の女の子に、本来の自分のポジションからでも先着できるのか。
いや、スカイグルーヴもまた、気性の怪しい面が残されている。
強い馬が多く顔を揃える場面で、それが際立つのかどうか。
先週もワーケア頭かブラヴァス軸の二択を迫られたようなレースがあったが、今回は、ハイレベルの消耗戦必至で、軸馬の選定を重視した方が無難に思える。
人気面でもレッドルレーヴが最上位にはならないだろうという組み合わせ。
本当に強い馬が多いので、秋華賞以上にタフな競馬にもなり得るが、そういうレースで既に何度も好走しているマルターズディオサは、距離の死角は大いにある一方で、持続力勝負における圧倒的なアドヴァンテージがある。
エピファネイアの仔もゴールドシップの仔も有力とされるレース。
キズナが裏番長的存在である種牡馬ランキングの構図を読んでいくと、真正面からクラシック戦線に赴く彼女の実績を無視するわけにはいかない。
印が限られるから、字面では7頭に絞っているが、実はどの馬が勝っても不思議ではない一戦。
十人十色の予想があるように、決め打ちは通用しないだろう。
力を出せる馬もいれば、その逆の無念の敗者も沢山出てくる。
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