七夕賞 2020 予想 過去のデータから見る傾向とは?
雨がどうなるか読めない福島だけに、パンパン馬場は有り得なくても
宝塚記念直前のような急変がなければ渋馬場でも雨馬場ではないパターンは想定しないといけない。
加えて興味深い要素として、ここ10年は1分58秒台の力の決着が大半で
それに伴うようにしてハンディがきつめの牡馬が強いという時代のようなものが形成されてきたのだが
ここ2年は同じような馬場質でも、2分超えの消耗戦では超穴馬が突き抜け
昨年のようなさすがに展開が強烈すぎたレースだと
ほぼ、適性を伴った力のある馬が実力を発揮する舞台へと変化するのだった。
元より
牝馬に有利な舞台ではなく、マーメイドSやクイーンSがしっかりと定着している中で
荒れ馬場必至の福島に参戦意図を持つ陣営は
牝馬重賞に魅力や適性を感じないとも思えるから、狙ってみる手もあると考えた。
牝馬は2頭。
近走の内容も予測される馬場の適性でも
リュヌルージュの方が上のように見えるが、昨年の七夕賞に向けたその日の参考レースを
見事完勝したパッシングスルーも侮れない。
斤量差が2kgではさすがにかわいそうに思うが、
それも難なく突破できる破壊力がある馬にも思える。
先週の復習をしたならばいい狙いの立て方ではないと理解しつつ、パッシングスルーから入りたい。
牝系は優秀。
後に輸入される牝祖たるタミーズターンの系統からは
当地アメリカでは、ベルモントSを圧勝したコンキスタドールシエロが孫の代から登場している。
これがミスタープロスペクター初期の傑作。
その直系であるパッシングスルーもまた、ミスプロクロスを持つことで
限りなく平坦適性をマックスにまで設定されたような組み合わせとなっている。
この世界、スピード型を出し続けることが生き抜く道となる種牡馬継承の基本形は
数を多く出すことで突然変異的に強烈な才能を生みだすネイティヴダンサー系の中では
万能性の観点でも、今最も優秀なのはキングマンボのラインだろう。
コンキスタドールシエロが大した種牡馬ではなかったということではなく、
タミーズターン系そのものに、直系を伸ばしていくスケール感が乏しかったと言える。
一流馬・オーヴァーオールの流れを汲むパッシングスルーは
そこからシアトルスルーやクロフネといった芝ダート問わない活躍馬を出す名種牡馬を配された後、
芝に少し傾倒したルーラーシップをつけられたことで誕生している。
似た組み合わせでも、ミスプロのクロスのないヒットザターゲットは
その名の通りに大賞典ハンターとして長く特殊条件で活躍していたが、これも母が活躍馬のラティール。
母マイティスルーが、東京芝でばかり4勝の非根幹距離型で
その産駒、パッシングスルーの上全てがダートにしか勝ち星がない点でも、本質は似たり寄ったり。
タミーズターン系の守備範囲は、ローカルの競馬場の方が広いということになる。
秋華賞の結果を踏まえ、上の兄弟に倣って地方のダートを使うも
冬が得意ではないのだろう、結果は伴わなかった。
昨年も余裕のローテで福島に挑んできたから、休み明けは問題ではない。
少し大きなフットワークというのもあって、川崎や船橋は合わなかったが
それよりは1角まで距離の取れる福島2000Mは走りやすい。
クロフネの血がやけに似合う七夕賞だけに、アフリート由来の穴馬でまとめてきた時期もあったように
こういうどちらに転ぶかよくわからない血統の馬は買える。
七夕賞で宝塚のようには台頭しないステイゴールド系では
パッシングスルー同様、昨夏の福島で勝ち星を上げたオセアグレイトなども
2200くらいで強い馬向きのレースだから、当然買う。
候補はあまりに多いが、ここではマイネルサーパスの実績も拾わねばならないか。
あのラジオNIKKEI賞で示したのは、道悪適性以上にこの福島向きの適性だったように思う。
◎パッシングスルー
○オセアグレイト
▲ウインイクシード
注マイネルサーパス
△クレッシェンドラヴ、エアウィンザー、ジナンボー
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