七夕賞 2020 回顧 過去のデータから見る結果を分析
誰もクレッシェンドラヴの実績とヴァンケドミンゴの適性を疑ってはいないから
この結果は読めていたのかもしれないが、騎手に目を転ずれば
① 内田博幸
② 福永祐一
③ 酒井学
なるほど。
流れはそのまま。
渋いレースで台頭のベテラン騎手に、無の境地を体得しかけているように見えるユーイチさんである。
期待したパッシングスルーという馬は
東京の新馬戦で素晴らしい脚を使って勝ち上がったのだが
福島を正攻法で抜け出す圧勝から、競馬が上手になった。
ジナンボーが行けない状況も戸崎騎手の頭の中にあったのだろうか、
正確にペースを見極め、内枠が明らかな不利な状況で、外に張りやすい先行のポジションを
予定よりずっと前目の位置取りで逃げるという展開はおかしな感じでも、
本質的に問題のない61秒程度の先行で、これは…、と期待していた。
ところが、気を見るに敏はどいつかと直後の位置につけた面々を見ていると
青い勝負服が目に入った。
なるほど。これは熱戦になるな。
決め手という面で突き抜けた何かを持っていないブラヴァスだから、母にも乗っている福永騎手。
その時点でやや不利の展開に対して、最も合理的な詰めをした。
自分の流れを作っていた戸崎騎手のパッシングスルーは、
あとは適性とタフさで乗り切るしかなかったが、
競馬が上手な割に比較的キレイなフォームで走る豪快過ぎないタイプの中距離型なので
単騎逃げは少し合わなかったか。
福永が動くならば俺たちもという以降の流れに、中の下くらいのスタートであったクレッシェンドラヴが
ちょうどリカバリーしたところで
より動いていきやすい流れに変化があった時点で、南関東で勝ちまくっていた頃の内田博幸的勝負勘が
いつでも正確に働く状況なのだから、勝負あり。
休み明けなのに、太目感はおろかパワー全開で重馬場を走らないといけないシチュエーションに
最も適した男の筋力を見せつけんばかりのパツンパツンボディで、ゴール前では突き抜けていた。
ずっと最近はメインの頃にスイッチが入るようなところのある酒井騎手のヴァンケドミンゴは、
さすがに福島の良績が偏り過ぎていたとはいえ、
充実の4歳、賞金面の不安を福島だけで快勝した異様な戦績を味方に、上々の初GⅢ参戦を好走で飾った。
福永騎手が理想的すぎる動きであったからこういうのも仕方がないところ。
いずれクレッシェンドラヴと福島王の交代式のようなレースをするのであろう。
まずは福島記念に万全の態勢を整えて、結果を残したらいよいよ中央場所である。
ステイゴールドの産駒は、意外にも七夕賞は初勝利。
今更、さして重要な新記録達成ではないが
父の初重賞勝利が雨の中の目黒記念であったようにイメージよりずっと雨で濡れた馬場になることがなく、
産駒が出走可能年齢到達の時期から、これが初めての重馬場での七夕賞であった。
筆者の思惑と気持ちズレた結果になったのは、稍重ではなく
明らかに厳しい重馬場に悪化したのが最大の理由だと、勝手に結論付けている。
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