東京新聞杯2021【予想】
目次
東京新聞杯予想とオッズ公開後の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向はアリ!
本レースの見どころから有力な登録馬の調教状態などをまとめました。
激走が想定される鉄板軸馬から消去すべき馬、大穴が見込める穴馬をデータ分析!
予想オッズを見ながら勝ち馬のサインを見逃さず、過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第71回東京新聞杯 |
グレード | 重賞(giii) |
日程 | 2021年2月7日(日曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離 | 芝1600m |
コース | 左回り |
賞金 | 3900万円 |
レコードタイム | 1:30.5 |
東京新聞杯2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) | オッズ | 最終追い切り |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サトノウィザード | 鮫島 良太 | 56kg | 490kg | 22.8 倍 | 栗東・CW・不良 6F 80.7-65.5-51.3-38.1-12.5(馬なり) |
1 | ダイワキャグニー | 内田 博幸 | 58kg | 502kg | 8.8倍 | 美浦・南W・稍重 6F 83.5-67.7-53.9-40.1-13.3(馬なり) |
2 | カテドラル | 田辺 裕信 | 56kg | 490kg | 39.4倍 | 栗東・坂路・重 800m 55.1-39.9-25.4-12.0(馬なり) |
2 | ロードマイウェイ | 横山 武史 | 57kg | 482kg | 49.3倍 | 栗東・坂路・重 800m 53.5-38.1-24.8-12.6(馬なり) |
3 | トライン | 横山 典弘 | 56kg | 456kg | 68.8倍 | 栗東・坂路・重 800m 58.4-42.3-27.5-13.7(馬なり) |
3 | プロディガルサン | 藤岡 佑介 | 56kg | 502kg | 220.7倍 | 美浦・南W・稍重 5F 66.4-50.9-37.6-12.6(強め) |
4 | ショウナンライズ | 大野 拓弥 | 56kg | 480kg | 289.7倍 | 美浦・南W・稍重 5F 70.6-55.3-41.0-13.3(直強め) |
4 | ニシノデイジー | 勝浦 正樹 | 56kg | 490kg | 71.6倍 | 美浦・坂路・良 800m 53.3-38.4-24.9-12.5(叩き一杯) |
5 | カラテ | 菅原 明良 | 56kg | 528kg | 19.1倍 | 美浦・坂路・良 800m 50.7-37.0-24.6-12.5(強め) |
5 | サトノアーサー | 坂井 瑠星 | 57kg | 500kg | 36.1倍 | 栗東・坂路・重 800m 54.4-39.3-25.3-12.2(馬なり) |
6 | シャドウディーヴァ | 岩田 康誠 | 54kg | 478kg | 5.4倍 | 美浦・坂路・良 800m 53.4-39.2-25.4-12.3(馬なり) |
6 | トリプルエース | C.ルメール | 56kg | 504kg | 5.8倍 | 栗東・坂路・重 800m 52.7-38.4-25.0-12.4(馬なり) |
7 | ヴァンドギャルド | 福永 祐一 | 57kg | 474kg | 1.9倍 | 栗東・芝・重 4F 52.9-37.8-11.9(馬なり) |
7 | エントシャイデン | 川須 栄彦 | 56kg | 488kg | 30.1倍 | 栗東・CW・重 4F 50.6-37.0-11.8(馬なり) |
8 | エメラルファイト | 石川 裕紀人 | 56kg | 470kg | 167.5倍 | 美浦・南W・稍重 5F 67.8-53.2-39.2-13.2(直一杯) |
8 | サトノインプレッサ | 戸崎 圭太 | 56kg | 478kg | 8.3倍 | 栗東・坂路・重 800m 52.5-38.0-25.0-12.7(一杯) |
東京新聞杯予想 - 過去10年の傾向とデータ分析
ディープインパクト産駒の4歳馬の成績
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 2回 | 0回 | 7回 |
・2012年
5着 ダノンシャーク ①人気
<主な戦績:京都金杯2着>
7着 フレールジャック ②人気
<ラジオNIKKEI賞1着・中山>
・2013年
9着 マウントシャスタ ③人気
<毎日杯2着 神戸新聞杯3着>
・2016年
4着 ダノンプラチナ ②人気
<朝日杯FS・富士S1着>
・2017年
2着 プロディガルサン ⑤人気
<東スポ杯2着 セントライト3着>
9着 ロイカバード ⑦人気
<きさらぎ賞・京都新聞杯3着>
・2018年
2着 サトノアレス ⑤人気
<朝日杯FS1着>
14着 カデナ ⑩人気
<京都2歳S・弥生賞1着>
・2020年
6着 ヴァンドギャルド ②人
<東スポ杯・きさらぎ賞3着>
→サトノインプレッサ・・・ ④番人気以下確実
<毎日杯1着>
ディープ産駒らしくなく、また他の種牡馬の産駒でも極端な決め手比べにならないマイル戦だからこそ、対抗できるという構図が、人気薄ディープの台頭という結果と符合している。
プロディガルサンは国枝厩舎、サトノアレスは藤沢厩舎。血統的にも、この辺りの条件に適していた。
古馬相手に健闘している馬は、斤量も上乗せされることもあるから、キャリアに関係して少し苦しくなる。
昔よりは、4歳馬が苦戦するようになった点も踏まえたら、この成績は決して悪くない。
東京新聞杯予想 - 出走予定馬の血統予想
母父はミスプロ直仔であり、A級競走馬ではないサームながら、サプレザをターフに送り込むことで、その名を高めることになった。
サトノインプレッサの母であるそのサプレザは、凱旋門賞と同じ時期ニューマーケットで行われる牝馬限定のマイルG1・サンチャリオットSを三連覇。
いずれも騎手が違うというのは特異だが、日本のファンにはルメール騎手のお手馬という印象が強いか。
毎年秋は、その後マイルCSに参戦していて、いずれも好走している。
マイルで計6勝で直線競馬の多い1600M路線でも、ニューマーケットでの4戦は全て連対であった。
日本では、サトノインプレッサの上に競走馬登録された馬が2頭いたが、いずれも牝馬。
狙い通りにディープインパクトの牡駒が誕生したのは、このサトノインプレッサが初めて。
ワンターンへの固執と、決め打ちに適性を感じさせる末脚は、日本で3度走った時の母の姿そのもの。
大いに守備範囲の狭さを見せる理由は、サプレザの母・ソルプレッサがタップダンスシチーの父として知られるプレザントタップとラウンドテーブル産駒のジョリージョーという難儀な組み合わせであるからに他ならず、プレザントタップの母父もプリンスキロの直系であるから、そのクロスが掛かる。
おまけに母母父はオルデンタイムでウォーレリック直系で、トウルビヨン系・ジェベルのクロスも血統表に現れるくらいだから、異系色があまりに強すぎて癖がある。
瞬発力はそのプリンスキロのインブリードをより開放させるように、サプレザの代で直仔ラウンドテーブルがクロスしたことで決定的にその性向を強めたとなるが、北米血統の割にダート向きの気配があまりしないのは、こうした特殊な構造になっているからであろう。
ディープをつけても、更に瞬発力が上増しされるほど単純ではなく、ただ、サプレザの難しいところをサトノインプレッサは引き継いだのである。
東京新聞杯予想 - レース展開を予想
4歳馬は相変わらずで、コントレイルに食らいついていったサリオス、ヴェルトライゼンデ、アリストテレスらは順調な古馬初対戦の結果となったものの、ダービーでどの馬もいい経験を積めなかったから、それ以外はまるで揮わない。
この世代も、デアリングタクト女史率いる次期候補生を担うだろう牝馬たちの活躍が、愛知杯の結果からも透けて見えた。
AJCC<アメリカジョッキークラブC>のウインマリリンだって、道悪でなければもっと際どかっただろう。
扱いが難しいその他グループの4歳のステークスウイナーたちは、ただ、その重賞制覇の記録や古馬混合の特別戦での好走実績を、まるでオープンクラスのレースで落とし込むようなパフォーマンスが敵わず、貧弱な印象は先週の小難しいG3でも拭えなかった。
カンカン泣きに思えたシルクロードSのラウダシオンは、まるでファルコンSの再現でシヴァージの末脚に屈する結果に見えたが、超一流の短距離型にも見えなかった。
期待のリアルインパクト産駒ながら、次でパフォーマンスを下げると今度は早熟疑惑が生じる。
晩成血統だと、そういうタイプが出やすい早期完成の3歳G1制覇の結果は、父のように尾を引かずに済むだろうか。
思えば、ダノンファラオを何とか古馬のダート重賞路線のトップグループに食い込んでいけるくらいまで育てることに成功の矢作調教師は、それ以外の才能に対して、やや思うところがあるはずだ。
とりわけ、期待してダービーに送り込んだディープ産駒の2頭には、秋の思わぬ結果には若干の不満もあるだろう。
負けるはずはないと思っていたコントレイルも、無敗の三冠縛りに囚われる格好で、アーモンドアイの底力を極限まで引き出す好内容も、ついに初黒星をつけてしまった。
大勢はこれは苦しいローテと思い、それは勝ち切るまでは無理だろうという内容もそれと符合したものであり、納得感はあったが、矢作調教師や福永騎手は少しニュアンスが違っていた。
この出来でも何とかなるというその基準がまるで他の馬と違うから、ガタガタの返し馬までの不安な作りに対して、も、大丈夫という感触は本当にあったのだろう。
結果はコントレイルにすれば揮わないものだったかもしれないが、極上の末脚を使える馬が2頭いるレースなど、恐らくは日本では初めてのケースなので、きっと万全ではないのだろうアーモンドアイもふらつきながら、お互いに自分の脚は他に干渉されずに出し切れた印象はある。
そうした激しい戦いを続けた秋に、激しさが暴発の方向で出てしまったサトノインプレッサは、ダービーのイン強襲で素晴らしい一変を見せたが4着までだった。
秋の天皇賞も目指しつつ、サリオスと再戦をしてこちらも力を示したかったはずの毎日王冠は、激しいイレ込みでレースどころではなかった。
この時乗った戸崎騎手に、今回は手が戻る。
主戦がいそうで、武豊騎手も秋からは乗っていないから、事実上秋でのキャリアアップのスケジュールを白紙に戻し、中1週で菊花賞に出てきた。
道中はアリストテレスやらコントレイルらを追撃する坂井騎手の冷静な騎乗も出来たが、まだ態勢は整っていなかったのか、不発で直線は失速だった。
次はあの波乱の日経新春杯。
差しの手に出るも、溜めを利かせる決して悪くはないアプローチであったが、直線はごちゃつく不利も一定認めつつ、詰まるところは距離不適の烙印が推された結果に映った。
叩いて一変。
今の時代というか、ここ5年ほどでローテの多様性はある種また進展することで、休養明けという概念がなくなりつつある。
しかし、それは一流どころが長くトップランナーであるための秘策であり、G2クラスまでの一流半の馬にはある程度の刺激があった方がいいケースが大半。
いいレースではなかったNHKマイルCの内容が、進路選択の妙で好走のダービーで距離延長への可能性を見出そうという指揮官の判断は、ギリギリのラインで軌道修正を図られ、再び因縁の東京へと舞い戻る展開と相成った。
かなりの痛手を被った舞台だけに、まるでその点での強調材料がないことは死角以外の何物でもないわけだが、デビュー2連勝は京都内回りの1600であり<意外と3コーナーまで距離が取れる>、ワンターン適性は当然としつつ、本来は最初のコーナーまで距離が取れるレースが最も合うはず。
京都の外回りは得意な部類だった母サプレザ同様、国内ではアンジュレーションの扱いに入る直線の急坂があるコースで2度しか走らせていないことからも、広いコースの末脚比べに対する適性に関しては、陣営も手応えを感じているのではないだろうか。
東京新聞杯の最終予想
巧みな進路選択だった武豊騎手と挑んだ毎日杯も僅差、日経新春杯はそこが適鞍の馬が少なかった影響もあるのだろうが掲示板の下のグループから9着のヴェロックスまでは2馬身半ほどの間ひしめいていた。
後者に関しては、ハンディキャップ重賞なのだから、当然の結果ともできるがサトノインプレッサとヴェロックスは事実上同斤で56と57だった。
適性はないとはまでは言えないが、何でもこなせるコントレイルとは違い、自分の持ち味を出せる条件を求めるサトノインプレッサが、苦手な条件を好走することはない。
多頭数の競馬をG1やG2で積み重ね、毎日杯以来のG3参戦。
クラシックで敗れた口惜しい4歳の期待馬たちは、往々にして、この季節になると復権を遂げていったものだ。
時代はより格差がつけられ、篩にかけられた後のリトライは容易ではなくなったが、キングというかクイーンがいたとして、それに死角が全くないわけではない。
ここにもヴェロックス<故障で回避>やダイワキャグニーが現れ、サトノアーサー、ヴァンドギャルドがプライドを示すべき舞台という大方の見解に反し、筆者はこう考えた。
潰しがきくのは若い馬であり、古馬はエース級かそこに届きそうなポジションの馬以外、かなりの路線変更でなければ順番が優先されるといった傾向は、永久に変化しない要素だろう。
昨年もやっぱり左回りでこそといい感じで、シャドウディーヴァが久々の東京で一変。この馬も、その前のリスグラシューやインディチャンプらも、秋は結構しっかりと使われていた。
日経新春杯に隠れて、4歳馬が強いレース。
昨年はヴァンドギャルドが不発で困惑するファンも多かったが、1kg増しで人気の今年はどうか。
それよりは基本設定が56で固定の立派な古馬扱いの4歳勢はここでは崩れない傾向も踏まえ、この季節にしては時計が速くなることが利点となっているだろう若手有利の傾向も味方につけて、東京で散々だったサトノインプレッサの苦手意識を一気に払拭してしまいたい。
よく考えたら、ヴァンドギャルドも東京新聞杯も安田記念も負けて、富士Sは5番人気だったのだ。
何故か坂井騎手がサトノアーサーに乗り、こちらは戸崎騎手にというチェンジも若干は気になるが、言わずもがな、オーナーは同じ。
気になるのは、トリプルエースにルメール騎乗の構図の方か。
立派に重賞を勝っている騎手になった団野騎手は、東京だからという以外の理由でもスイッチなのだろうが、前走の8着の結果は明らかな不利である8枠発走の影響としたのだろう。
そこに至るまでの素晴らしいパフォーマンスを出来たわけではないが、ルメールで前に行っての粘り込みで、福永騎手とは違うアプローチをした時は、かなり期待を持てる。
サトノインプレッサの障壁は、今回はこの同期生のように思う。
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