日本テレビ杯2020【予想】|過去の傾向と狙い目の「穴」
目次
2020年9月30日(水)船橋競馬場11R:第67回「日本テレビ盃」指定交流重賞・JpnII。ダートレース1800mの予想です。
予想オッズを検証しつつ、高配当を狙える穴馬と的中率を狙える軸馬を分析!
日本テレビ盃2020の出馬表から予想(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 前走の馬体重 |
---|---|---|---|
1 | デルグレネ | 森島貴之(笠松) | 415 |
2 | ストライクイーグル | 森泰斗(船橋) | 508 |
3 | サルサディオーネ | 矢野貴之(大井) | 527 |
3 | ヒカリオーソ | 山崎誠士(川崎) | 472 |
4 | ロードブレス | 三浦皇成 (JRA) | 506 |
4 | ミューチャリー | 御神訓史(大井) | 473 |
5 | アングライフェン | 笹川翼(大井) | 490 |
5 | ディアドムス | 町田直希(川崎) | 492 |
6 | コウエイワンマン | 中島良美(浦和) | 527 |
6 | ダノンファラオ | 坂井瑠星(JRA) | 518 |
7 | グランドサッシュ | 石崎駿(船橋) | 451 |
7 | デルマルーヴル | 戸崎圭太(JRA) | 499 |
8 | キタノイットウセイ | 池田敏樹(笠松) | 517 |
8 | アナザートゥルース | C.ルメール(JRA) | 484 |
日本テレビ盃2020の過去10年から予想
何と言っても、2001年にJBCクラシック競走<クラシック/スプリント、後にレディスクラシック>が創設され、
高額賞金&国際招待レースとして発足のジャパンCに負けないようにと
北米の競馬界のプライドを示すように作られた本家のBC諸競走<ブリーダーズカップ>が
欧州圏のスターたちにも刺激を与え、その流動性が活発化したことを模範とし
遅ればせながらと春のドバイ国際競走<ドバイミーティング>にも遅れる形となった現世紀から
日本テレビ盃そのものの価値が高かったこと以上に、中央・地方<流石にハイレベルの地元南関東勢のみ対抗可能>双方のトップホースにとって重要なポジションを担い、ここ数年はまず、G1<大半はローカル格のJpnⅠ>馬しか勝っていない。
もはや、どの馬も目指す全国どこかの競馬場で行われるJBCへの挑戦権を得るための舞台である以前に
ここに至るまでの過程で、春までに相応の結果を残した馬のみに、まず勝利の権利が与えられるという状況からも
JRAで余程の急上昇カーブを描いた晩成型以外は、南関東か中央でタイトルを獲っていないと、ほぼノー感じなのである。
それをG2<JpnⅡ>とするのだから、恐ろしい。
世界各国のグループ制の取り扱いというか、そのランク付けとすれば
もう、凱旋門賞の前哨戦として超特別枠に入る3歳戦のニエル賞と古馬戦のフォア賞と、この船橋の名物重賞は同列として異論はないだろう。
日本テレビ盃2020で出走予定の追い切り好調な有力馬
まあ、JBC競走そのものは、本家のBCとは大きく異なり
国内ブリーダー向けの夢のレースという理念が源にあるから
門戸を閉ざしたあくまでもGⅠ格競走に過ぎないが、過去、ここと本番のクラシックを連勝した馬は近年ほど多い傾向。
しかし…、というのが今年のメンツ。
14頭立てが珍しいくらいで、これも10年ぶり。
昨年は、これはダイオライト記念<2400MのJpnⅡ>なのかというくらい寂しい8頭立てで
意気上がる無敵艦隊となっていた3歳王者・クリソベリルの独壇場だった。
彼は既に、今年も重要戦の帝王賞を万全ではないと思われる状態で、完勝であった。
今回は、そんなクリソベリルにもオメガパフュームらにも敗れた面々が出てくる。
着順の上位順に並べると
- ⑧ ストライクイーグル
- ⑪ ヒカリオーソ
所謂、統一グレードの括りに入って、即通用とはさすがに言えない。
だから、南関東の3歳戦としては最高グレードのジャパンダートダービー<JDD>を勝ったダノンファラオが
妙な形で支持を集めるはずである。
カフェファラオ断然のそのレースで、自分の競馬に徹した結果が
ダイメイコリーダとの望外の一騎打ちであり、僅かに距離適性で上回った感じの「ダノン」が制したというレース。
それがまた、中央の芝の方で活躍中だったあの2頭と同じ厩舎の馬だったから、こんなデジャヴがあるものかと開いた口が塞がらなかったファンも多かったことだろう。
馬券から外せない決め手となる過去データや血統から予想していく
「ダノン」はここに出走し、週末の中央のレースに「カフェ」が登場し
大した躓きではないと信じたい後者の方は、再挑戦をかけた負けられない戦いに挑む。
とはいえ、個人的にもデビュー前から知っているダノンファラオの方は、カフェ―よりも更に危険なタイプ。
何も、矢作・坂井のルーツは南関コンビにケチをつけるわけではないが、コントレイル需要に乗っかるには、まずステイフーリッシュ超えの華々しい展望を示さないといけない。
よって、前記の印の通り、本命はアナザートゥルースとなったわけだ。
安心感を買うなら、彼のような気がする。
一応、彼自身は立派な重賞馬なのだが、兄は偉大なる10歳現役馬・サウンドトゥルー。
今月最初の大きなレースであった東京記念で、有り余る活力をエネルギーに転換して独走したあの御仁である。
畏れ多いそんな兄を持ち、すぐ上のルールソヴァール<佐賀記念2018勝ち馬>も、どうやら、門別の方でやりたい放題という風のうわさを聞く。
ノリノリのキョウエイトルース兄弟は、今は馬券から外せない。
そもそも、同じ去勢された男馬ながら
破壊力十分のサウンドトゥルーとそれと似た性質のあるルールソヴァールが父フレンチデピュティまで共通の全兄弟なのに対し、こちらの弟・アナザートゥルースは、血統的には怪しい面を秘めるフォーティナイナー系のアイルハヴアナザー産駒ながら、近走は実に堅実。
おまけに、地方に出てから兄たちは器用さを身につけたが、彼はそうではない。
位置取りに派手さは全くなく、どこにも1角で10番手以下などという危険なサインは、競走成績からもレース内容からも見受けられない。
人間の兄弟でも違うわけで、それにも異父兄弟は五万といる。
突如として逃げたようなところのある春のダイオライト記念は
しかし、下級戦の時代に主戦の大野騎手で2度もしている作戦で、その時点で兄とは明らかに異質となるわけだが、その船橋で組んだルメール騎手は、これも条件戦の時に騎乗済み。
このいずれものリスキーな選択が、2戦2勝なのだから、アナザートゥルース自体がそういうレースを好むことは見てとれる。
日本テレビ盃2020 - 最終予想まとめ
近走それ以外のところで目立たないのは、昨年来続く乱戦模様のダート重賞の流れによるところで、序盤から流れていてもそうでなくても、結果的に、勝負所での攻防が激化している流れになってきたのは事実。
今回は、どれが強いのか本当のところ誰にもわからない的組み合わせなのだから、ダノンファラオの圧勝は有り得ても、それ以外の見立てはどうしたって理論上は無理筋ではないとなるはず。
ある意味、そこを普通に綱渡りなしに進もうとするする筆者は、勝負師に非ずとなるわけだが、近走の男の捲りを連チャンで食らった効果が、ここらで出てきそうな予感もしないではない。
故に、敢えてのルメールスイッチ、敢えての左回り。
ルメール騎手の左回り成績
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
1回 | 3回 | 0回 | 2回 |
*右回りでは17戦して6勝。
という狙いがあるような気がする。
サウンドトゥルーが目覚めたのが、5歳の夏からだった。
もうその段階ではアンタレスSを勝っていたアナザートゥルースは、似たような成長曲線を描きながらも、急成長ではない魅力をたんまりとファンたちに提供している。
まだまだこれからの騙馬。狂気が目覚める時であったとして、それは歓迎の類の血筋でもある。
相手なりに走りすぎている感も否めないデルマルーヴルは、筆者がフェブラリーSで本命にし、個人的に衝撃の15着になっていたが、本当の適正距離はともかく、左回りは絶対にいい。
そして、快速タイプのパイロの仔なのだから…、という面をそろそろ見せてほしいという願いも込め
これを相手にしたい。
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