白山大賞典2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
白山大賞典の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第41回 白山大賞典JpnIII3歳以上オープン(中央・地方全国交流) |
グレード | 重賞(jpn3)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年9月22日(水) |
発走時間 | 16:15発走 |
開催場所 | 金沢競馬場 |
距離 | ダート2100m |
コース | 右回り |
賞金 | 2100万円 |
レコードタイム | 2:11.4 |
白山大賞典予想2021 - 過去10年のデータ傾向
前走の盛岡は、異様な高温の影響でほとんど佐賀競馬のような、真ん中から外に出さないといけないタフなコンディションであって、迫力満点の馬力が売り物のマスターフェンサーには絶好のコンディションであったように思う。
酷斤に等しい58という厳しい重量でも、米クラシックを戦い抜いた迫力が直線にも出ていて、誰も太刀打ちできなかった。
ところがこの馬。前走でマーキュリーCの連覇を決め、今回も連続の勝利を目指しての白山大賞典参戦と意気揚々のようで、その前はまるで振るわなかった。
ジタバタしたまま終わった船橋のダイオライト記念が今年の初戦で、次が高速の平安Sでこれも出番なし。
厳格な斤量設定を採用するJRA重賞である平安Sでは、実力馬には易しい設定になる地方重賞と比べ、初の58というマイナス要素に高速の展開と相まって不利な条件は重なったような面があったが、その前のダイオライト記念はまだ暖かくなるちょっと前の3月なのに、何と体重16kg減の不可解な状態での出走。
おまけに松山騎手に替わった最初のレースで、4戦4勝とあまりに相性の良かった川田騎手がG1級レース優勝馬のダノンファラオに乗ることになったことでも、不安要素はあったのだが、今の松山弘平ならば…、とうまいことは回らなかった一戦。
だから、警戒感のあったマーキュリーC<4番人気>は彼の動きが元に戻ったかどうか、再度確かめる必要があったというわけだ。
結果は心配ご無用と、杞憂に終わったのだが、不安はないわけでない。
G1級レース優勝の箔がつかないと、チャンピオン距離の10Fタイトル戦には容易には出走叶わないこともあって、不器用さが小回りに適応できるかまだ疑問もあったのだろうから、地方のタイトル戦も中央のG1も未出走というのがマスターフェンサー・5歳牡馬の実像なのである。
しかし、今年は金沢のJBC開催。
白山大賞典は普段の浦和記念だ名古屋グランプリだと、同一路線上にある準エース級向けレースということは、今回ばかりは当てはまらない。
白山大賞典予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
今年のライバルは、例によって、川田騎手とそのパートナー。
特段の中長距離実績があるわけではないので、評価は別れるだろうが、自分が乗っていい頃の走りを知っているメイショウカズサに川田騎手が乗るというのは、何だか気持ちが悪い。
抑える競馬を前々走のプロキオンSで図らずとも、ペースが速過ぎたのでこなす必要があった場面できっちりこなしたのに、斤量増ながら、ほとんど同じ馬場質で同じ小倉なのに前走は惨敗というのでは、尚更嫌な感じがする。
先輩でありようやくライバルになりかけている状況で、再び挑戦を受ける側に回る苦労は、川田騎手は何度となく繰り返してきている。
本当の意味で一皮むけたか否かというのは、人馬共々、気になるライバルの良さを潰すなり、実力でいなしながら勝つなり、余裕を示したところでようやく世に知らしめることができるわけだから、こうしたライバルを凌ぎきった時、堂々のエース級をマスターフェンサーは証明し、G1で活躍しなけれならない騎手として松山弘平の名が挙げられるという流れに転じることができるのだ。
組み合わせそのものは、昨年より大幅強化という相手関係ではないから、自分の良さが出せて、かつ、ダイオライト記念がたまたま調子が出なかったと再度証明する走りさえできれば、結果はついてくる。
白山大賞典予想2021 - レース展開と最終予想
問題は血統的な適性の違い。
マスターフェンサーとメイショウカズサの近走の重賞の結果でも分かるように、前者・ハーツクライならタフな馬場を好むし、後者・シアトルスルーからエーピーインディのラインを汲むボールドルーラーエース級の直系ならば、当然、高速の展開を殊の外歓迎する傾向。
このワンツーとはなかなかならないかもしれないから、ハーツクライ直仔のスワーヴアラミスは押さえねばらないし、でも、ミューチャリーやヴェンジェンスもバカにはできない。
ここでは居所がなさそうなエンパイアメーカー産駒・ヒストリーメイカーだって、ある程度捲っていける速すぎない馬場はベストだが、如何せん、ここ2走はダメダメ。
金沢時代に15戦全てに騎乗<うち9勝>の青柳騎手を再び迎えることになったが、マスターフェンサーが動けなかったなら…、という条件は付く。
いずれにせよ、ダートはタフに乗り続けるのに攻略必須のハードという感じで見事な手綱捌きで魅せる松山騎手が、人気になって走ることになるマスターフェンサーをしっかりとアシストしたなら、得意とされた左回りでも不発があったくらいで、右回り軽視論を説く方が無理筋というほどに手堅い狙い目に思う。
8歳馬ながら、最近まで1年間走っていなかったヴェンジェンスに関しては、例年並みくらいのメンバーが揃ったエルムSで、やや気持ちを奮い立たせてようとした積極策を取って、先行崩れの展開でも、バテはしたものの前後を走った今年の重賞連対馬よりはずっと前に入線した7着。
快速のトップウイナーが、謎の目黒記念参戦<ダートのオープン馬ではよく見かける重複登録から抽選の結果を踏まえという流れ>から覚醒したようなプロキオンSを経て、厳しいローテでも北海道に赴いたが、オジサンの底力にねじ伏せられた感じもあった。
トップウイナーにスピード負けしなかったメイショウカズサはもっと評価すべきだろうし、それに楽をさせなかったヴェンジェンスもまだ現役。
本質は長いだろうが、競走馬にとってスピードに勝る武器はない。
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