白山大賞典2020【予想】|ロードゴラッソの仕上がりは抜群か!?
2020年9月29日(火)金沢競馬場11Rダートグレードレースの交流重賞(JpnIII)白山大賞典2020の最終予想です。
コース距離は2100mの右回り。
過去動画も分析しつつ3連単を狙うべく、予想オッズを解析&穴馬を深く考察していきたいと思います!
白山大賞典2020の出走予定馬から予想
枠順 | 登録馬 | 騎手 | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|
1 | エルデュクラージュ | 池添学(JRA) | 502kg |
2 | ロンギングルック | 中島龍也(金沢) | 448kg |
3 | ロードゴラッソ | 藤岡佑介(JRA) | 482kg |
4 | ティモシーブルー | 畑中信司(金沢) | 485kg |
5 | ロードレガリス | 武 豊(JRA) | 526kg |
5 | リンノレジェンド | 吉原寛人(金沢) | 497kg |
6 | ドリームリヴァール | 池田敦(金沢) | - |
6 | ヒストリーメイカー | 畑端省吾(JRA) | 523kg |
7 | ホーリーブレイズ | 田中学(兵庫) | 475kg |
7 | リンクスゼロ | 深澤杏花(笠松) | 487kg |
8 | マスターフェンサー | 川田将雅(JRA) | 503kg |
8 | サウスアメリカン | 栗原大河(金沢) | 490kg |
白山大賞典の過去データから予想
予想していくにあたり過去を知ることは重要だ。
レースの歴史そのものはそれなりに長いものがあり、
中央というか日本競馬の頂点を極めるジャパンCと同じく、今年でちょうど40回目となる。
その昔は隣の地区に所属したオグリキャップが
3歳の春から中央に移籍してしまったから彼には縁はなかったが、その代わりというか
同じく笠松に所属したあのライデンリーダー<1995年4歳牝馬特別/現フィリーズレビュー優勝>の父であるワカオライデンが、地方に移籍した最初の地である金沢で制した最初で最後のタイトルとなったのが、この白山大賞典だった。
次戦以降は、娘も預かることとなる笠松の荒川厩舎に転じ、東海のビッグレースを勝ちまくる。
物語の端緒は、いつも中央競馬であり
同時代に笠松にこの馬ありと帝王賞圧勝で統一王者になったフェートノーザンも
翌年に中央に転じ、GⅠ3勝で年度代表馬に選出のイナリワンを、地元で完封して見せたが
この馬も最初は栗東の所属馬だった。
帝王賞はいち早く、指定交流競走として日本中の競走馬に出走可能のレースとなったわけだが
中央時代のフェートノーザンは、まるでそこでは勝負にならなかった。
サンデーサイレンスが生まれて間もない時代、平成の世が始まるより少し前の話。
白山大賞典は少し経って、1997年から中央馬も出走が可能となると同時に
長距離カテゴリーの分類から少し短く、2100Mという金沢のスタンダートな条件へと変更され
馬インフルエンザ流行で特に、9月に多く組まれた交流重賞が、旧式のGⅢ格を失い
単なるローカル重賞へと格下げ措置を取られた2007年を除き、過去23回の通常開催では
JRA勢がほぼ上位独占、勝ち馬は全てこちらから出ているという結果が続いている。
白山大賞典2020の傾向から予想
今年も大井記念で期待されたホーリーブレイズとか
前走の金沢が圧倒的だった門別のリンノレジェンドがスピードで何とかなりそうな感じもするが
中央の馬とあたると…。
ホーリーブレイズが転出する前にスレイプニルSで再びのワンツーフィニッシュを決めたマスターフェンサー<その後マーキュリーC勝ち>と休み明けのエルデュクラージュの再戦、というムードとはなったが、かなり左回りに適性が偏っている印象もあり、その分でアドヴァンテージが消されるならチャンスありと見て、昨年はシリウスSに出ていたロードゴラッソから入るとする。
筆者、彼をそのレースで本命にし
見事、ヒモが抜けて恥を晒した因縁の相手なのだが、直前の盛岡・マーキュリーCのモタモタ感が右回りだとか、相手関係で大いに相殺される条件は合っていると思い、狙いを立てた経緯がある。
近走、左回りになど目もくれず、晩秋の浦和記念を使ってから、ずっと右回り。
ここ2走は揮わないが、元は芝を走って、未勝利までは脱したハーツクライの産駒。
3歳秋にこれでダメなら…、という感じで、女性騎手特典も見習い騎手特典もない特別戦で藤田菜七子騎手へのスイッチも結果が出ず、以後はダートばかり使われているから、気難しさからくる選り好みがはっきりしているので、仕方ないとしても、4月以降は乗り替わり連続発生で出遅れ完敗は、敗因として最大理由に挙げてもいいだろう。
白山大賞典2020のレース展開を予想
今回は、父藤岡健一調教師の子息で、元は主戦の佑介兄ちゃんへの騎乗依頼。
捲る脚が魅力の馬に、仕掛けというか、そもそもの行く気がはっきりと現れるタイプの騎手、そういう兄弟の特性と、真面目に走るのが得意ということはきっとないロードゴラッソとの相性が、かなりマッチしているようにも感じる。
ダートを走る馬とすれば、中型に毛が生えたくらいの470kg台が平均のロードゴラッソは
前述のハーツクライの仔であり、この馬がシリウスSを制して、次がスワーヴアラミス
最新は芝のGⅠ馬だったタイムフライヤーで、それぞれのダート重賞制覇時の馬体重データを挙げてみよう。
ダートレース優勝時の馬体重
競走馬 | レース名 | 馬体重 | ||
---|---|---|---|---|
ロードゴラッソ | シリウスS | 472kg | ||
スワーヴアラミス | マーチS | 488kg | ||
タイムフライヤー | エルムS | 490kg | ||
ハーツクライのダート馬に一流がいないというより、必ずどこかで芝を使ってからこちらの転じていくという流れは、配合のイメージから実際走らせてみるまでのハーツクライへの先入観が邪魔をし
今や、デビュー戦からダートというのがJRAでも一流にまで育つ馬のスタンダードであることと合わせ、出だしで遅れることがその原因なのだろう。
現に、同系でアメリカまで行ったジャスタウェイ産駒のマスターフェンサーも同じような目方で、デビュー戦は芝で2着だったのだ。
彼のように動き出しが早ければいいが、未勝利戦がなくなった頃、ダートへと転じるのでは、きっと出世は1年遅れる。
4歳シーズンから去勢された男として走るエルデュクラージュ同様、遠回りして
自分の道を探り当てるなど、ワカオライデンとまるでそっくりである。
変な性格の馬がダートで頑張るというのも、案外多い。
追い切りタイムも評価高し!
怪しい馬が何となく似合う藤岡佑介騎手とのコンビネーションに、この点でも妙味を感じる。
ならば、マスターフェンサーも買わないわけにはいかない。
やや偏屈に左回りというか東京に良績集中のエルデュクラージュよりも、ベルモントSで5着に入った彼の実績が、左回り適性により能力減退の根拠とはならないから、相手筆頭に。
帰国後は、かなり堅実に力を発揮している。
エルデュクラージュより偏屈そうなヒストリーメイカーもムラなので、ここの枠に、地方に転じて未来に明るい兆しが出てきたホーリーブレイズを食いこませようと思う。
エルデュクラージュは、休み明けの不利さえ克服できれば
充実度合いで重賞初制覇もありそうだが、盛岡か札幌で、3歳馬なら新潟とか
夏の重賞を使われている馬の方が有利な傾向もあり、それを無視して勝ったのが後にGⅠを制する二ホンピロアワーズとスマートファルコンくらいと考えると、かなり荷が重い気もする。
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