JBCレディスクラシック2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
JBCレディスクラシックの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | JBCレディスクラシック |
グレード | 重賞(jpn1)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年11月3日(水) |
発走時間 | 14:15 |
開催場所 | 金沢競馬場 |
距離 | ダート1500m |
コース | 右回り |
賞金 | 4100万円 |
レコードタイム | 1:33.0 |
JBCレディスクラシック予想2021 - 過去10年のデータ傾向
人気になること必至のレーヌブランシュは、関東オークス<川崎2100>以来となる勝利を、前走の大井・レディスプレリュードで挙げたわけだが、発走直前のアクシデントで除外となった門別から、走らずして間隔を再び2カ月弱置いて挑戦の一戦において、夏負けでの敗戦から復帰したテオレーマや若き女王候補であったウェルドーンらを出し抜くように、鮮やかな先行抜け出しで圧勝してしまったのだ。
本場のブリーダーズCに挑戦することを決めたマルシュロレーヌだが、昨年はここを使ってダート初黒星を喫したにも関わらず、中間牡馬と戦ってみたり、条件色々の中央のレースを使ったりと、ゆっくりとキャリアのステップアップに成功した実例を示そうとした場面で、レーヌブランシュは出走叶わなかったわけだが、ここは冷静に前走の内容を見極めたいところ。
直線の抜け出し方と距離適性などを考えた時、1800のレースであるレディスプレリュードとて、わずか200Mの違いに大きな適性や充実の度合いの差を一連のレースで見せてきたのかもしれない。
背伸びしようにも、強気のクラシック挑戦など賞金が足らないのだから不可能であるレーヌブランシュが、何ゆえに、前哨戦であんなに圧勝したのか。
このレースの出走馬と発走の枠順が決定した際、改めて彼女を解剖してみたのだが、詰まるところは血統にある気がしてきた。
鍵は開催距離にある。
2013年の第3回と同じく、このレースは1500Mの設定になっている。
1600以下の設定が既に4回、一応、重賞格として正式にJpn1の承認を受けた初年度が、2年連続で変則、1500Mへの変更となったこの金沢のレースだったのである。
初年度から連続の勝利が、3歳時から路線のトップホースであったミラクルレジェンド。
これも最初は大井の1800だったが、翌年の川崎で距離が不適格で1600とした時に、しっかりと勝ち切っていた。
3年前は京都で、当然1800はオーソドックスな条件として存在していたわけだが、翌年は浦和1400で施行。
10回しかなっていないのに、4回はさすがに多すぎる。
クラシックだと、せいぜい1900前後から上限2100で収まるが、1400も1500もあるとなると、別カテゴリーである。
JBCレディスクラシック予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
ところが然るべき存在が常に現れ、しっかりと1番人気3勝全てが大井のレディスプレリュードで人気通りくらいに走った馬で、順当勝ちを決めているのだ。
2年前は同じコースのオーバルスプリントでは、1番人気3着馬であったヤマニンアンプリメが、しっかりと実力を示して快勝。
金沢で人気に応えたのがメーデイアだから、当然、前哨戦から連勝。
この馬は、年明けから重賞戦線に挑み、ヴィクトリアマイルは惨敗だったものの、このレースを制し、交流重賞は5連勝としていた。
マルシュロレーヌはいなくなったが、次点評価の日本テレビ盃完勝であるサルサディオーネを、安易に右回りで遠征のある金沢ということで軽視してはならないように、繋がりはないようで、実際の能力はレースを見れてれば明らかというレディスプレリュード組もそれはできないのである。
簡単にこの条件にフィットする馬を見つけようとするよりは、実力を示してきた実力者を押さえるべき一戦となるのが、1800ではないレディスクラシックの一面。
何より、ミラクルレジェンドの母であるパーソナルレジェンドが、交流重賞に縁のあるローマンレジェンド<東京大賞典など>や1番人気になると何故か自滅するスパイラルにハマりつつあるダートオープンのヒロイックテイルなど、高性能エンジンの持ち主をコンスタントに出しているだけでなく、世界のマイル女王で大種牡馬キングマンボの母であるミエスクなども、同じ一族に括られることを挙げねばならない。
決まって、牝馬は芝でもそうだが、牡馬相手にだと苦しい中距離戦に重賞の距離が集中して設定されるが、関東オークスでそれがハマっても、以降は全くいい流れに乗れていなかったのが、何を隠そうレーヌブランシュなのである。
だから、1600でそれでも東京の3歳オープン・ヒヤシンスSで惨敗の記録が残るだけで、以後は、全てが1800以上ということが何かの呪縛のようにして、彼女に圧をかけていたようなところがある。
ヒヤシンスSの次戦の伏竜Sでは、人気馬総崩れの中で5着。
ただ、先着されたのが後にオープンを勝つテーオーケインズ<帝王賞>、ミヤジコクオウ<鳳雛S>。
人気になりながら、レーヌブランシュに敗れたのが、ダノンファラオ<ジャパンダートD>、ライトウォーリア<太秦S>だから、世代のほとんどの活躍馬がいたレース。
圧勝のヘルシャフトがその後は使えぬまま、もう引退だから、一番早く出世のレーヌブランシュが、再び勝ったとすれば実力であろう。
そして、血統構成上プラスアルファになるのが、ミラクルレジェンドが距離の差異に惑わされなかったように、マイラーのミエスクは、直仔のキングマンボはマイラーの適性を受け継ぐも、一族全体が10F以上に向く適性が強く出ている傾向であり、当然スピード型のキングマンボ直系で孫の代には、あのロードカナロアがいるということでも、自在にスピードレースの適性を変えていける強みがあるのだ。
JBCレディスクラシック予想2021 - レース展開と最終予想
重厚な欧州向き芝ラインに出やすいダルシャーン×レミグランだったレーヌブランシュの祖母であるキュンティアは、阪神3歳Sでアインブライドの2着としたが、1600以下に好走歴は集まっていて、1800よりは1400の方が合ったというタイプ。
母の半姉で悲劇的な最期であったオディールも、1400くらいなら安心して買える馬だった。
元来スピード優先の血脈であり、重い血を加えた方が軽快ではなくとも、重戦車的激走が期待されるマイル以下にツボを持っているという特性。
そのオディールにアグネスタキオンが加わり、早熟性ではクロフネが入るのみより強力に作動したものの、本質はゆったり成長のキングマンボ系らしさも垣間見られるこのレーヌブランシュが、ようやく本格化を見たところで、ついにツボにはまりそうな条件に行き着いた。
距離を延ばしても、最初はこなせても後々苦しくなる。
つい最近も、2400のオークスから2000のQE2で鞍替え成功のラヴズオンリーユーに見た本質の繋がりに関し、ここは信ずるにたる要素になると断言しておく。
地元に戻ってのハクサンアマゾネスは期待も、スピード不足は1500では物足りない…、という戦績から大いに怪しさを抱えつつ、右回りに不発の爆弾を抱えるサルサディオーネもいるから、それが飛んだ時の補充分として、JRA勢に加えて、混ぜ込んでおきたい。
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