スパーキングレディーカップ2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
スパーキングレディーカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第25回 スパーキングレディーカップホクトベガメモリアル【指定交流】JpnIII3上牝 |
グレード | 重賞(Jpn3)※ダートグレード競走 |
日程 | 2021年7月8日(木) |
発走時間 | 20:10発走 |
開催場所 | 川崎競馬場 |
距離 | ダート1600m |
コース | 左回り |
賞金 | 2500万円 |
レコードタイム | 1:37.9 |
スパーキングレディーカップ予想2021 - 過去10年のデータ傾向
クロノジェネシスが宝塚記念を圧勝し、帝王賞に参戦のマルシュロレーヌは結果こそ出せなかったが、そこまで大変に牝馬路線で強さを見せてきた時代のエース。
両者とも5歳になってから、底力を遺憾なく発揮したというより、少しずつ強くなっていって、4歳秋から完成期を迎えたとすべきだろう。
現に、クロノジェネシスは4歳春までは惜敗が目立っていたが、宝塚記念独走の昨年のレースから連覇達成までの間で、連を外したのは秋の天皇賞だけ、という括り方をするのではなく、前哨戦など一切使わず、宝塚記念連覇を含む全5戦がG1であり、成績は【3・1・1・0】というまことに天晴れな記録を残した稀に見る名牝である、と現時点でも評せるし、件の重馬場実績が【4・0・0・0】という圧倒的適性からこれはもしかして…、となって、日本競馬界における最上の評価を受ける可能性も残している。
芝路線は今後も安泰の牝馬軍団であるが、砂世界のダートグレード競走群における牝馬の活躍も、このレースの結果如何ではまだまだその余地を残されていると言える。
何より、春のマリーンCを制したテオレーマが、異次元で強かったのである。
恐らく、距離適性その実績からも、同斤56で出走可能のサルサディオーネを大きく上回る評価に受けそうだ。
ちなみに、このクロノジェネシスとは未対戦の同期生。
【2・2・1・3】という何とも判断のつかない「ダート1600M以上における非良馬場戦での戦績」を残しているが、近3走はいずれも連対。
皆が知る、ここ2走の圧倒的なパフォーマンスも、その中に入る。
木曜日の川崎が良馬場になることは、予報を見る限りあり得ないし、いつの雨だかの影響でまだ道悪発表なのか…、ということの多い地方の競馬場の傾向もある。
これで更に、人気は集中する。
スパーキングレディーカップ予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
ただ、彼女が俄然注目を集めるきっかけとなったあの小倉の3勝クラス戦・豊前Sの1番人気馬であるリネンファッションも、ここがまだ牝馬限定となれば、十分にチャンスがありそうに思える。
前走の新潟で行われた牝馬限定戦・三条Sでは、その豊前S以降で立て続けに牡馬相手の準オープン戦でも断然の支持を受けた中での連続2着もあり、確勝級の一戦を制したというレース。
小倉ではマークの対象となって、大いに潰されたという面に泣かされたような感じだったが、奇しくも、以降は良馬場でのレースで上手に運んだことで、ここへの出走を叶えたという経緯がある。
図らずとも、テオレーマとの再戦を果たすことになったリネンファッションは、改めて、あの小倉戦時点での評価に対し、隠れた有力候補程度の評価であったテオレーマとの実力勝負を、重馬場克服と同時に行うことになったわけだ。
その辺り、帝王賞の結果がとても参考になる。
あの驚くべき展開を生んだ競馬は、前に行ける馬がそれなりいる中で、やや距離長めの条件<川崎記念を制してはいるものの>でスピードの持続力と主導権を握ることとの兼ね合いで、逃げたいだろうカジノフォンテンをいかに不自由に行かせるかをテーマに、特に、JRA勢の先行型に跨った騎手連中は、策を練っていたのだろう。
今回で言えば、それはサルサディオーネが対象馬。
結果的に、スタートからスムーズに好位のインにつけ、今までにないほどに巧みな立ち回りできれいな競馬を実行したテーオーケインズ&松山コンビが、他を置き去りにしてしまったわけだが、注目は粘った外枠のクリンチャー。
よもや、かつて騎乗したノンコノユメの強襲に屈するとは思わなかったが、ルメール騎手は出たなりから行く気も見せつつ、川田騎手<ダノンファラオ>にもっと行くように促したようなところがある。
うまく行かなかったというほど凡走ではなかったが、競走能力でスピードに関する決め手に死角のあるクリンチャーでは攻めきれない直線になっただけで、鞍上はテン乗りなのだから、よく考えたらルメールはさすがだなと、皆が思う競馬であった。
スパーキングレディーカップ予想2021 - レース展開と最終予想
出していくという手は考えづらい川田騎手のテオレーマは、今度は強気の捲りも考えられるが、あくまでも今週はノンコノユメの真島騎手側に回る立場に変わりはない。
出たとこ勝負ではないが、フォームが決まっているという中心馬の隙を、武豊騎手がついてきて何も不思議はない。
このレースをレマーズガールという後の安定勢力と共に制してから、似たタイプのラヴェリータでも勝っているが、あとの2勝は、7歳で再度の充実期をアピールしたメイショウバトラーや、かなりスピード優先のサウンドカガで混戦をモノにしたという、個性的な才能を駆った上での見事な立ち回りだった。
前にいるのは当然として、不良馬場しか道悪の経験のないリネンファッションは、初めてのナイターを捌きづらいこの相手に、武豊的解法で乗り切らねばならない。
マリーンCではマドラスチェックが前につけて、サルサディオーネをマークしていったが、今度はレース振りから、このリネンファッションか7月後半の騎乗停止が決まっている和田騎手<ベテランのスイッチが入りやすいシチュエーション>のフェアリーポルカ辺りがついていくだろう。
となると、まともな展開になる。
やや短いサルサディオーネを楽させた方が有利となれば、今度はテオレーマには不利になる。
馬場適性より展開面で有利になるリネンファッションの上昇力は、やはり侮れないだろう。
裏テーマにおける注目馬・ウルトラマリンは、かつて勝ったサウンドガガのようなスピード型の差し馬だが、これがまたピリッとしない。
そもそも、1400で3勝しているような馬だから、福永騎手に先入観がないことからも、今までとはまるで違う面が出てくる可能性もある。
相手が強いので、強気には推せない立場だが、狙うべき伏兵にはこの馬を挙げておきたい。
サウスヴィグラス産駒というのは、A級ランクに近づくほど、皆が好むスプリント戦ではないところで活躍する傾向がある。
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