新馬勝ちレッドサーシャの傑出した血統的魅力
2020/2/22 土曜 東京 芝1800M 新馬戦
何かが起こりそうだった組み合わせではあったが、やらかしたのは人気薄の鈍行2人組のみで、レースもタイトに流れた。
とはいえ、この時期にデビューする組だから、すんなりとは収まらず。
石橋脩騎手のブラックタイド産駒の牝馬・ブラックアモーレが、関西馬らしい底力を見せたと思ったゴールほんの寸前のところで、父スピルバーグばりに遅れてきた大物的追い込みでレッドサーシャが差し切り勝ち。
個体の能力がどうこうというより、この日はこういう結果になったというだけのことだろうが、この牝馬、ちょっと血統的魅力があまりにも傑出しているので、取り上げざるを得ない。
父は言わずと知れたディープ産駒の秋天快勝馬であり、JCでも好走した藤沢和雄厩舎の秘蔵っ子。
その母方に入ったサドラーズウェルズが、レッドサーシャの母父父と共通とあって、その4×3を有するわけだが、この馬の血統構成はそう単純ではない。
その他に、狙わないとつけられないアルザオもクロスしていて、母父がガリレオだから、ミスプロも多重クロスの中に含まれる。
現在のトップサイアーやその直仔の組み合わせというのが一般的な解釈となるわけだが、母系と辿れば、5代母のアラーラがトニービンの3代父と共通のゼダーンの直仔であり、その直系を形成する中心であるナスルーラが存在することにより、マムタズマハルの5×5をボトムラインで生ずる、狙いを感じさせるインブリードとなっている。
遠い親戚にはスマートファルコンがいて、一応は同族となるダービー馬のタニノギムレットらが、日本の代表的存在。
ミホシンザンやブラストワンピースもいる。
2着だったブラックアモーレだって、ミスタープロスペクターの一族だからそう見劣るようなファミリーではないが、競馬世界では直系の次は血統図の底を形成する母系が重要とされる。
いつものように、またしても牝馬が活躍の芝の中距離戦の新馬となれば、競走実績より、その血をより広範に展開する役目の方が大きな意味を持つはずだ。
生産した辻牧場では、いにしえの二冠牝馬・インターグロリアでも、このような意図したクロスを施して成功している。
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