血統馬デビュー【観戦記】アスコルターレ、ダディーズビビッド
現役時代と同様、初期の不完全さに翻弄されるファンの実に多かったことか。
モーリスも同じ日に中央産駒デビューとなったドゥラメンテも、3歳の春になる前までは、全然本物ではなかった。
モーリスは堀厩舎に転厩した3歳秋以降の充実の時間から、明け4歳のリスタートによって開花した才能。
新馬で負けたブエナビスタ同様、モーリスとの配合で全力を出し切れなかった東京のブエナベントゥーラが、この季節に末脚爆発は有り得ない。
日曜のアスコルターレは、父ドゥラメンテもレイズアネイティヴクロスがある小柄な馬だ。
もっと色々な馬にチャンスのあったはずの土曜阪神では、東京の前祝いとばかりに、こちらもモーリス、ドゥラメンテ、ロードカナロアとキズナの人気馬も消えるという凡戦ムード漂う結果に終わった。
ところが勝ったのはキズナ、2着はモーリス×ウインプリメーラの小柄な牝馬で、母ウイン仔もウインの穴馬快走まで同じなのに、ケイティーズ由来の良血である阪神の勝ち馬・ダディーズビビッドを評価しないわけにもいかない。
スロー見え見えで、単調にならないようにと丁寧にエスコートした武豊騎手の見事なエスコートもあったが、どの馬も未完成とはいえ、誰よりも前向きさを示して、じんわり前の馬を追撃し、最後捉え切ったのだから、上々の初戦ではなかろうか。
先述のケイティーズは、直仔ヒシアマゾンを頂点とし、その半姉にあたるケイティーズファーストから広がる系統が主流。
ダディーズビビッドの従兄弟には、13年前のちょうどこの時期、超一流の素材を天ぷらの盛り合わせにしながら、余計なことに、甘めのかけダレが多くまとわりついたことで変な感じの宝塚記念にはなったものの、メイショウサムソンとの至極の名勝負を制したアドマイヤムーンがいるという関係性。
因縁は巡りに巡り、メイショウサムソンにその後乗ることになった武豊騎手が、元の主戦であるアドマイヤムーンの血縁者に乗り、勝った。
ただ単に、キズナの仔で勝っただけではない第一人者に絡んだドラマが、彼の大いなる後ろ盾になっている。
サトノフラッグの全妹は、しばらく様子見と行きたい。
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