ブリーダーズゴールドカップ2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
ブリーダーズゴールドカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第33回ブリーダーズゴールドカップ |
グレード | 重賞(Jpn3)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年8月12日(木) |
発走時間 | 20:00発走 |
開催場所 | 門別競馬場 |
距離 | ダート2000m |
コース | 右回り |
賞金 | 3100万円 |
レコードタイム | 2:02.2 |
ブリーダーズゴールドカップ予想2021 - 過去10年のデータ傾向
2014年から始まった牝馬限定のブリーダーズゴールドCは、旭川2300時代の内容を門別に移して、しっかりと名牝たちが継承してきた。
最初に勝ったのがサンビスタ。連覇を目指すことになった翌年は、牝馬チャンピオンとして臨むも、アムールブリエに敗れてしまう。
その年の暮れ、サンビスタは相応のメンバーが集まった中京のチャンピオンズCを完勝。
翌年も門別にやってきたアムールブリエは、きっちりと連覇を果たしている。
昨年までで2、2、1着と好走続きだったプリンシアコメータは、57を背負った牝馬として、4度目の制覇を果たす。
アムールブリエがそのうち2回で、もう一頭は、前年にローズSを制したラビットラン。
気づけば、タフな牝馬の選定に適した、かつての牡馬の優勝馬であるウイングアローやシビルウォーといった巧者たちを継承するように、スペシャリストをしっかりと生み出すことに成功の重要戦へと発展したのである。
今年はメモリーコウが面白い。
絶対チャンピオン級の負けられないマルシュロレーヌとは、今回が初対戦。
タフで渋とさも大いに求められる舞台。
エンプレス杯で案外、パワー勝負における一定の壁のようなものが見られたことで、マルシュロレーヌの1800適性の方がより上という認識も少しある。
渋馬場で不発続きは、昨年のJBCでの結果でも窺い知れる、僅かな隙。
その点に抜かりのない重馬場で【1・2・1・0】、不良馬場の東海Sでも一線級に混じり、しっかりと3着という結果はより光る。
ブリーダーズゴールドカップ予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
メモリーコウに死角がないわけではない。
通算【4・5・8・8】の彼女が、来ても3着が多いという弱点に対し、乗り越えられる要素の一つに、昨年の経験がある。
クラスが上がるにつれ、ダートではやや不利な差しの競馬に徹した中で、彼女なりに正攻法の中団待機から、マドラスチェック<5着>とプリンシアコメータのよく見てきた先行のリズムに対し、理想の仕掛けで捉えにかかるも、末が鈍ったというか、攻めのスパートに慣れているプリンシアコメータの方が、もっとタフだったという結果。
相手を褒めるしかなかったメモリーコウは5歳馬であったから、苦しい面が目立つような敗戦でもあった。
ところが、サルサディオーネにやりたい放題やられた暮れの船橋を経て、今度は賞金なり、様々な視点で合理的に選択したJRA重賞などの連続参戦を繰り返した今年、例によって勝てていないが、【0・1・3・1】と好成績。
いつも頑張るが、結構先頭から離されているという結果もまた多い馬ながら、珍しく前走の三宮Sでは1番人気に推されている。
勝ったサンライズホープが鮮やかすぎて目立たないが、直後のプロキオンSでは不発だったとはいえ、前レコードとは大差ないタイムで人気には応えるくらいの走りはしていた。
中京の前走の2着馬は、かなりこじらせていたかつてのダートスター候補であったミヤジコクオウであり、連戦の内容を踏まえると、それらに続く3着なら、決して悪くない結果だろう。
メモリーコウの底力をきっと引き出そうとした昨年覇者のプリンシアコメータは、若い頃に、大井のJBCレディスクラシックで重賞初挑戦の身ながら、大井のララベルと火の出るようなデッドヒートを演じた経験がある。
ダートは日本だと、スピードレースという認識ではないから、経験値があれば幾らか有利。
メモリーコウには蓄財がたっぷりある。
例の【4・5・8・8】も、最後の8を4、5着に6着以下と分解すると、【2・3・3】であるから、掲示板外しなどオープン入り後1度のみという実績は、全く他馬とは見劣らないレベル。
ブリーダーズゴールドカップ予想2021 - レース展開と最終予想
加えて、牧場の歴史からして、平成前半頃まではオークス馬のライトカラーに、通算【8・2・0・1】のチャンピオンマイラーとして名を馳せた人気の牝馬・ノースフライトが出ている浦河の大北牧場というのも何かの縁。
メモリーコウが走り出すと、下の世代からバビットという裏ルートから菊花賞に挑んだ先行馬が登場。
この馬も菊花賞参戦時では【4・2・0・0】である。
何より、この勝負服。
浦河の永遠のヒーローである五冠馬・シンザンと同じであるというだけでなく、19戦して【15・4・0・0】という不滅の大記録は、シンボリルドルフもディープインパクトも出来なかった記録であり、ここを目指したコントレイルも今年ついに連対記録が途絶えている。
厳しいレースを経て、より研ぎすまされてきたメモリーコウは、本来総合力で有利のマルシュロレーヌに対し、戦える武器を備えているともできる。
相手の父はどういうわけから因縁というわけではないが、同じ三冠馬ということで気になるオルフェーヴルの産駒。
長く日本に根付いたニュージーランドから輸入の基礎繁殖・ノマディックの孫の代が、シンザンの産駒であるハシカップ。
メモリーコウは勝負服だけでなく、シンザンの血を引く4代母を持ち、再びの発展を願う在来牝系の中興の祖として役目を任せられることになる。
同じようにオーストラリアから導入されたシュリリーを牝祖に持つマルシュロレーヌもまた、似たような役割を控える現状。
タフな戦いにも期待だが、早くも母親としての価値を高めるという一点で、この初対戦は興味深さを増している面はある。
マルシュロレーヌが強いことは明らか。
道悪も死角というレベルではない。
渋っている…、という程度はむしろ味方になる。
ここでマルシュロレーヌが勝てばそれが普通となるが、負け方如何では、マルシュロレーヌの積極的な牡馬参戦もあり得るわけで、JBCにもチャンスが出るから、ここではレーヌブランシュなどもちゃんと走っておかないといけない。
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