北海道スプリントカップ2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
北海道スプリントカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第25回 北海道スプリントカップJpnIII一般オープン |
グレード | 重賞(Jpn3)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年5月27日(木) |
発走時間 | 20:00発走 |
開催場所 | 門別競馬場 |
距離 | ダート1200m |
コース | 右回り |
賞金 | 2200万円 |
レコードタイム | 1:09.4(ニシケンモノノフ※2017年) |
北海道スプリントカップ予想2021 - 過去10年のデータ傾向
いつの間にか強いダートの短距離型に育っていたリュウノユキナが、久々門別競馬場に戻ってきた。
デビュー4戦目までは当地で活躍し、早熟性を活かして中央所属馬を何度となく負かしてきたすずらん賞を制すると中山のカンナSにも参戦。
一度、地元の1700戦を使った後、今の適性を裏付けるような福島1200の福島2歳Sで2着に入った後は、一時期、芝に絞って使われ続けたものの、そこも合わないとなって、3歳秋の福島を使う段階で、今の美浦・小野次郎厩舎へと転厩する運びとなった。
最初の頃は、田中勝春騎手が乗っていたから、道産子同士でウマが合ったのか、1度の騎乗で恐らくはダート向きの資質を見抜いたのだろう。
転厩3戦目で、中央でのダート初戦を快勝。
ところが、準オープンの壁に見事にぶつかり、柴田善臣騎手が乗るようになってから、ちょっとかかっての中央3勝目であった。
しかし、それに止まることなく、本当の壁であるオープンの厳しさを学び、また1年して、ダートのオープン初勝利は今年正月の中山。
マイペースというか、何と言うべきか、正月太りを毎度繰り返してきた少年は、ついに500kg台に馬体重が安定したその刹那、真のスプリント王者を目指すべく、三度の覚醒を見せたのだった。
年明け初戦を3年連続で制したもう6歳のリュウノユキナに、この上の格は実質、大いなるビッグタイトルであるG1<Jpn1>しかなくなった。
負けなくなった。
北海道スプリントカップ予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
一時期より存在感の増した騎手学校一期生である善臣騎手のライバルには、あのソダシを管理する須貝現調教師もいた。
道を変えることなく、華のある舞台に縁のなかったのは須貝騎手の方は好循環の乗り換えに成功も、飄々と生きる競馬界の職人と化した「善臣先生」の好騎乗は、注目度と共に、その精度をより高めつつあるからこれも素晴らしい。
その一端が、リュウノユキナとのコンビで挑んだ近走に隠されている。
前々走の大和Sでは、先行グループのペースを読み切り、強気に動くというより相手に好きなようにやらせてから、仕掛けのタイミングを計って、スマートにインからの抜け出し。
馬もベテランだが、昨年の雨の愛知杯で武豊を口ごもらせたデンコウアンジュの再現のように見えた鞍上の総合的な騎乗能力も輝いてみえた。
雨の東京スプリントは、近年当たり前のように不良馬場になっている<近7回中、何と5度も不良馬場で施行>ことを踏まえても、前がどれだけのペースを踏むか難しい判断を迫られるところで、自分でレースをスマートに動かし、前をゆっくりいたぶってからサブノジュニアら地元の猛者を迎え撃つように受けながらも、ゴールの寸前までは完勝の流れであった。
最後サブノジュニアが迫ったのは、雨馬場適性や底力もあったのだろうが、こちらは2kg軽い。
人馬一体の競馬は、その充実ぶりを遺憾なく見せつける結果となった。
今回は休み明けではないし、もう年明けから4戦目なので楽ではない。
しかし、まだまだ走りたくして仕方がないリュウノユキナは、いつも冬の始めは太すぎたものが、今年は8kg増に止まったことで、まだ体重減はなし。
中間、休み明けの中山から阪神→大井ときて、詰めたローテではないとしても、完成されたからこその好結果。
母の姉にあたるサウンドザビーチも、500kgを超えた後に、TCK女王盃で初重賞制覇であった。
彼女も牝馬には珍しく、6歳春の再成長で、さすがに名血・ワールドハヤブサの末裔だから、すぐに引退だったが、千代田牧場産でなければ、もっと競走馬として走っていたかもしれない。
この北海道スプリントC。
元より、単純スピード能力の競走に適した側面が大いにあることを証明するように、公営札幌<9回>でも旭川<3回>でも、1番人気馬は複数回勝っていたが、ホッカイドウ競馬の平地競走を門別に統一して行われたもう半分の12回では、
・1番人気… 【6・3・3・0】
・2番人気… 【1・5・3・3】
・3番人気… 【4・3・2・3】
誰でも走れる距離で、ここ2年面白い仕事を続けるメイショウアイアン<19年2着・8番人気 /20年1着・6番人気>やほとんど地元みたいなものである岩手県競馬のラブバレット<18年2着・3番人気>が、元JRA所属馬やちょこっと中央競馬に体験入部の面々好走であったとした時、無理やり地元勢を押さえねばならないということもない。
3歳以上のレースだからといって、若さと斤量面で優位に立てるような若手の登場はない。
人気馬が強いのは、リピーター率が高いから。
連続連対馬は連勝馬含め、毎年のように更新され引き継がれる傾向。
サウスヴィグラスなど4頭が3年続けて馬券内に好走に記録もある。
だからって、本命がメイショウアイアンとはならないから、切り替え時と考えたら、そこまで十分あり得るリュウノユキナ以外は新顔がいい。
北海道スプリントカップ予想2021 - レース展開と最終予想
ヒロシゲゴールドは昨秋、かなりひどい調子に窺えたが、ここ3走惜しくはないけど5着続き。
リュウノユキナと同期、斤量面ではやや有利で連勝中なのは面白いスマートアルタイルは、帝王賞勝ちのネームヴァリューを祖母に持つ直線勝負型。
どちらもまだ物足りないが、相応の武器というやつは持っている。
強かな先生に引きずられなければ、まだまだこれからを期待できる。
ヒロシゲの方は縁がありすぎるサウスヴィグラス直仔で、スマートアルタイルの父ヘニーヒューズは、遅ればせながら地方の水にあってきたのか、昨年の全国ランキングで5位にまで押し上げてきた。
地方だからといって大威張りできていない種牡馬・ヴァーミリアンは切ないが、スマートに仕上がった傾向に楯突いてまで、無理を通すほどの地方組の勢いは、ここでは感じられない。
叩かれ一変はオセアニア方式でなくても、北方の競馬では当然の傾向とすれば、地元のジャスパーシャインもあり得なくはないが、その他のJRA勢によほど不利なことでもない限りは、その後だろう。
2番人気なら押さえればいい。ただ、地元のファンもそこまで強いとは思っていないかもしれない。
カナダ産のサドラーズウェルズ系。メダグリアドーロ直系とは言っても、この元中央組は少々扱いが難しい。
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