マーキュリーカップ2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
マーキュリーカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第25回 マーキュリーカップJpnIIIオープン農林水産大臣賞典 メイセイオペラ記念 |
グレード | 重賞(Jpn3)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年7月20日(火) |
発走時間 | 16:50発走 |
開催場所 | 盛岡競馬場 |
距離 | ダート2000m |
コース | 左回り |
賞金 | 2300万円 |
レコードタイム | 2:00.8 |
マーキュリーカップ予想2021 - 過去10年のデータ傾向
高速の盛岡に変わりはないだろうが、火曜日にかけて、ここは熊谷なのか、というレベルの高温の予報が出ている。
無論、夕立ちなども発生するかもしれないが、薄暮競馬であるから、例年通りに良馬場であろう。
前日の雨など、あっという間に干上がってしまう。
今回期待のラストマンは、東京の良馬場で負けた後なので、ただでさえ人気がないものがより低評価にされる、という期待値込みで狙い目。
その前走のブリリアントSで1秒も離されていた勝ち馬のヒロイックテイルとは、昨秋の中山2400の良馬場・松戸特別で対戦。
僅差ながら、叩き合いを制する形で勝ち切っている。
実は、それ以外の3勝全てが道悪でのもの。
そもそもの評価が高くないだろう現状のラストマンならば、狙いは自由。
かなりの血統馬であり、母方の祖母キャサリーンパーは、言わずと知れた21世紀版の基礎繫殖に数えられる名牝となった。
復帰の待たれるクリソライトを頂点とし、ダンビュライトやインフィナイトなども違う母から生まれたその共通の孫/従兄妹同士という関係は、それぞれがまだ現役であると考えると、その充実ぶりがよくわかる。
ちなみに、ラストマンの母であるブラセンティアは、キャサリーンパーの最後の産駒である。
この末娘はコンスタントに産駒を生み、これが最初のオープン馬。
問題はそのパフォーマンスの振れ幅の大きさ。
前々走の下総Sでは、得意の道悪だったとはいえ、道中から唸るような手応えで押し上げていって、直線はあっという間に後続を突き放している。
道中でのもたつきは、やや気難しい性質からくる欠点をできるだけ抑えるための安全策の結果であり、ただ単に乗り難しい面があるというだけのこと。
納得すれば落ち着くから、今後はともかく、高速馬場を得意とする中距離型であることは間違いない。
マーキュリーカップ予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
広い回りも問題なく、3歳夏の東京、古馬初対戦の不良馬場の2100M戦では、時計の価値はともかくとして、前走で完勝のヒロイックテイルの走破タイムである2:09.6と大差のない高速タイムで勝ち切っている。
中山だとか、それこそ使うつもりでいたのかもしれない福島開催となったジュライSに一見向いているようなパフォーマンスが続いているが、恐らく、そんな単純な「たま」ではないだろう。
というのも、母のブラセンティアはトワイニングを父に持つことで、大種牡馬・ネヴァーベンドの3×3を有しているのだ。
それだけでも大いに怪しげな背景となるのに、祖母キャサリーンパーの母父はあのリボーである。
セントサイモン系から生み出された真の意味での最後のチャンピオンサイアーであり、近50年ほどの競馬界に多大なる影響<長短両面で>を与えたスーパーホース。
その気性難は、底力として転化されたなら合理性を超越した破壊力に繋がるが、完全に諸刃の剣であり、生産者によっては、リボーの血で体型そのものが変化することを嫌って、出来るだけ取り込まないようにしようと心掛ける人も多いという。
ダイレクトにその血が入ったところで、気性難ではどっこいどっこいのナスルーラのその仔であるネヴァーベンドの強いインブリードを持つ母は、同時に、リボーの5×3の併発。
走る時の集中力がマシマシになるせいで、決して、この路線では大型ではない体が、前走時デビュー後最小の470kgだった点でも、若干のリフレッシュ期間をプラスに変えることができるかがカギとなる。
七夕賞を制したトーラスジェミニも、コスマーやその母であるアルマームードが複雑に絡み合う配合である上に、リボーの血が入り込み、図示できない7×3という有効性に乏しい変則的なポジションに入った配合となった。
妙な底力を時に発揮する馬というのは、パフォーマンスがその時々でバラバラになるものだが、使っても使ってもへこたれないトーラスジェミニは、最近になってようやく、折り合うポイントを陣営、自身ともに見つけたようなところがある。
そうなると、今度は普通のローテを適用できるようになるから、メリハリをつけた仕上げも可能になる。
勝手にパフォーマンスにメリハリがついているラストマンには、やや特異な適性の問われる舞台において、今度はムラのない結果が求めれていくことになる。
その最初の一戦。
マーキュリーカップ予想2021 - レース展開と最終予想
前走のブリリアントSでも先着を許したバンクオブクラウズ、重賞でずっと惜敗続きのヒストリーメイカーらは、相手に関係なく頑張るタイプだけに、実は、こうした刺客タイプの大駆けする性質の馬はやりづらい相手に思える。
昨年までは彼らのようになりかけていた前年覇者のマスターフェンサーとその2着馬であるデルマルーヴルなども押さえるが、さすがに1年経って、かなり尻すぼみのような戦績なら、その枠は埋まったと捉えるのが自然。
その順位付けに加わらないだろう元気な元JRA所属馬のクインズサターンや、地元でヒガシウィルウィンを見事に抑え込むエンパイアペガサスなど、この季節だからこそ気になるベテラン8歳の2頭もいるので、この中央も地方もない流れで、しっかりと買い目に加えておきたい。
実力を発揮すれば、そこまで強力というほどの相手関係ではない今回のラストマンは、デルマルーヴルの帯同馬のごとき扱いを裏切り、間もなく正式に見習い扱いを脱する菅原明良騎手と共に、価値ある1勝を挙げておきたい。
彼が所属する高木登厩舎には、代々、短距離やダートなどで長く活躍する渋いオープン馬がいる。
オーナーサイドとのすり合わせが必要な重賞馬に実戦での騎乗はないが、潮目というのはちょっとしたことで変わることをカラテで、びっくりするほどに思い知らされただろう鞍上が、同然の如く、自己ベストを記録した今シーズン中に、一気にいい流れを持ち込んでしまいたい。
下の世代はかなりの強敵である。
決して、脈なしの伏兵ではないし、自厩舎以外の馬で数多く条件戦を制している騎手は、人気になる馬ばかり乗れるわけがないから、意外なほど需要がある。
人馬とも成長力と同時に、勢いがあることを今こそ示しておきたいものだ。
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