マイルチャンピオンシップ南部杯2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
マイルチャンピオンシップ南部杯の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | マイルチャンピオンシップ南部杯 |
グレード | 重賞(jpn1)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年10月11日(月) |
発走時間 | 17:30発走 |
開催場所 | 盛岡競馬場 |
距離 | ダート1600m |
コース | 左回り |
賞金 | 6000万円 |
レコードタイム | 1:32.7 |
マイルチャンピオンシップ南部杯予想2021 - 過去10年のデータ傾向
昨年同様、勝てそうな馬はピックアップできても、何が勝つかまでは誰も断言できないような組み合わせ。
ボックスを押さえても切りがないし、オッズは割れても馬連では妙味がないというか、面白味に欠ける。
スピード型の馬が有利な近年の盛岡における重要戦の結果からも、現状、ダート1600M戦における日本レコードを保持するアルクトスの登場で、夏の酷い暑さを経て、含水率等の回復などがある程度予測されるから、何も常にフェブラリーS超えの時計を出し続ける必要はないわけだが、今年の東京でカフェファラオがフェブラリーSを制した際に記録した1:34.4で決着すると仮定すれば、2着で同レース0.1秒差のエアスピネルは当然有力候補。
それを初夏の浦和で完封のアルクトスは、言わずもがなの高速マイル巧者であるから、休み明けの分を差し引いた狙いで勝ち馬をいくらか優位としても、その軸はブレないだろう。
アルクトスはフェブラリーSで2番人気9着。
ソリストサンダー<次走のかしわ記念2着>にも、フェブラリーS勝ち馬であるインティにも先着されたが、相対的に評価すればアルクトスの方が上。
あとよくわからないのが、昨年のかしわ記念を勝ってからというもの、かなりポンコツ感がかつてより目立つようになった辻野厩舎に移って久しいワイドファラオと、2年前の南部杯を1:34.2<良>とカフェファラオ級のパフォーマンスを繰り出していたサンライズノヴァ辺りが怪しいとなるが、勝つ根拠に乏しい面があるというのも事実。
負け過ぎである。フェブラリーSでアルクトスより下の着順だったということでも、少々気が引ける。
ところが、アルクトスがそうであったように、いかにもっぽい快速型の方が、幾らか有利なところがあるレース。
芝で走ったこともあるゴールドティアラやアグネスデジタル、昨年も惜しかったモズアスコットらは、東京や盛岡ならいつでも走れそうな特異な適性を持っていた。
そんなこんなで前走芝を使って、何とも言えぬ9着<京成杯オータムH・57.5/ 1:32.7>、ただし、何かと言えば義理堅くこの馬に騎乗してくれる福永騎手が、ピクシーナイトに用があって中京競馬に騎乗していた日のイレギュラーな芝参戦。
屁理屈からの理論構築くらいは可能だろう。
マイルチャンピオンシップ南部杯予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
速い馬に有利と信じたいなら、1:34.2でニュージーランドTを駆け抜け、NHKマイルCでの二走ボケ完敗後に転じた初ダートのユニコーンSが「1:35.5」に辛くも逃げ切り、というワイドファラオがこれまで示してきた適性から、十分に推せる些細な強みくらいは語ることはできる。
ただ、「1:38.6」で逃げ切りのかしわ記念は、全体のレベルは人気馬の総不発による幸運は事実としてあったにせよ、ダート快速型のゴールドドリームやコパノリッキーらの連覇者のどちらの時計より速いから、重い馬場向きと言えるホッコータルマエ、ワンダーアキュートより遅いという近10年の記録は置いておくとして、そのいずれもが、3着以内に入った記録がある南部杯との関連性からも、逃げなきゃダメではなくなっても、スムーズじゃなきゃ勝負にならないワイドファラオは、芝を使われ、再び福永騎手が跨り、今度は古牡馬なら共通の57で統一される条件で、一変はある。
近走というか、ユニコーンSでは極めて珍しい57を背負った中での勝利から、早くにかしわ記念勝ちを決めて、G1以外では58以上固定状態の呪縛はテレンコタイプのワイドファラオには苦しい経験のようで、勝つ時はいつもあっさりのあれが戻ってくる可能性は大いにある。
大井のワークアンドラブや亀田騎手で行かせることを徹底してきそうなスプリンター型のヒロシゲゴールドなど、行く気で相手を制するのが得意なタイプはいないわけでもないが、ここは東京と同じく、ワンターンのマイル戦。
直線の長さはともかく、新潟外回りの2000と同じように、向こう正面が面白いほど長い。
昨年のように、揉まれ弱さを無理くりカバーしようと逃げる手に固執しないだろうインティに、安田記念勝ちのモズアスコットが果敢に喧嘩を吹っ掛けるような展開にはならないから、昨年よりいくらか内でも不利は少ない真ん中の枠で、丁寧に行く道を狙い定めることにキャリアの中でも最高クラスに自然体で的確な福永祐一とのコンビは、大舞台でこそ怖いとできる。
マイルチャンピオンシップ南部杯予想2021 - レース展開と最終予想
自分でも驚いたのが、あのスプリンターズS。
天才的な能力を示して見せたピクシーナイトはもちろん素晴らしいが、やったことのないことを本番でいきなり、それも理想の形に持ち込んで変な手に出ない鞍上もまた然り。
あれはあれで人馬一体の結果であり、隙あらば…、のルメールが完敗を認めたのは、馬に対してということと同時にその冷静な手綱さばきに対しても同等に絶賛であったことだろう。
昨年の今頃の自分を見ているようなのではないのか。
筆者なら、そういう時ほど自分を信じた乗り方で、パートナーの最大能力を引き出す積極策を講ずるが、福永祐一はどう応えるだろうか。
その辺りの楽しみを込めて、馬単も頭固定と行きたい。
どういう動きをするか見えない田辺騎手のアルクトスも、昨年のように、強気スパートの裏で忍び寄る明らかなオーバーペース深追いの策でも、まんまとモズアスコットを呑み込んだ実績があるから、昨年より更に外の大外枠ということでも、スパートの狙いはちょい待ちからロングスパートになるか。
昨年は渋ってかなりの高速馬場であったが、そこまでは期待できないだろうから、距離不安はやはりある。
それはフェブラリーSでは死角となったが、東京よりは直線はタフではない盛岡なら、序盤の捌きで何とでもなる。
昨年負かしたモズアスコットも、芝の1400<スワンS限定と言えばそうだが…>ならいつでも走ったような馬で、ここで活躍するような馬は、決まって、1800以上の距離は苦戦するようなタイプが目立ち、どこぞの結果を逆転してくるという構図が通例といった感じでもなっている。
スピードランナー向きでもあり、ハイスピードマッチのベースがあり、かつワンターン向きとなれば、ここで負けた後すぐに武蔵野Sで巻き返したサンライズノヴァの安定の秋のワンターン作戦で、フェーズが川田有利→松山無双的激変により、このバトンタッチは様々な意味において、ビッグウェーヴに乗っているとしてここは肖っておくのが、弱者の兵法に相応しい一手であろう。
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