ジャパンダートダービー2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
ジャパンダートダービーの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第23回 ジャパンダートダービーJpnI3歳選定馬重賞 ※農林水産大臣賞典(指定交流) |
グレード | 重賞(Jpn1)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年7月14日(水) |
発走時間 | 20:05発走 |
開催場所 | 大井競馬場 |
距離 | ダート2000m |
コース | 右回り |
賞金 | 6000万円 |
レコードタイム | 2:00.4 |
ジャパンダートダービー予想2021 - 過去10年のデータ傾向
アランバローズが出ていたらもっと面白い、いや、レースの質までも違っていたかもしれないと思っている。
しかし、陣営はあの川崎で圧勝して見せた全日本2歳優駿の走りが、東京ダービーで再現できなかったという判断もあったか、そもそも、南関東の陣営にとってのダービーは「東京ダービー」であるという認識なのだから、やや無理をしてきたという自覚もあったのかもしれない。
その結果にかかわらず、羽田盃敗戦の時点でこのローテは確定的であったことは十分に推察されるところもある。
おかげで、やや振るわない気配のあった、特に、人気に推されるJRA勢が主役の、いつもの交流重賞の雰囲気になったわけだが、これがまた、実に取捨難解なのである。
大穴勝ちのスマッシャー、というほどでもないが、ユニコーンS組で中位程度の評価だった馬が圧勝ではないとなると、時計だけは大いに立派だから、過度の支持が集まるとちょっと危険。
昨年は思わぬ形で不覚をとった、現状、函館記念出走に大いに前向きなカフェファラオが断然支持を受けたその理由が、超出世レースであるユニコーンS独走の影響がそのまま反映されたためであった。
負けるわけがないと、坂上までのエフフォーリアを見た時は皆が思ったのに、よもやの逆転負けを喫した大一番を目撃したばかりである。
普通なら当然勝ち負けだったカフェファラオの代わりに、自慢のスパート力を身に着けたダノンファラオが快勝をした時の鞍上が、南関東産のJRAイケメンジョッキーとしての期待も背負う坂井瑠星騎手だった。
今回は違う重みを背負わされる。
ただ、それは違うのではないか…、などという問答はしてほしくない。当然、負けた時はそうなるものだが。
確実な勝利を求められて、それに応えられないことなど、ご尊父の英光氏も自身も経験してきたことだし、静かに牙を研ぐ武、横山両超ベテランなど、死ぬほど叩かれたあのレースこのレースなど枚挙に暇がない。
ムーアでもデットーリにもできないことはある。今回は皆、挑戦者となる組み合わせだろう。
ジャパンダートダービー予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
武豊騎手のウェルドーンがもっと人気を吸い取ってくれるといいのだが、一応、園田でしっかりと勝ち名乗りを上げたリプレーザも登場。
誰もそうは思っていないだろうが、結果的には三つ巴のオッズに構図になる。
これに誰がチャチャを入れてくるのか。誰しもが願う、万馬券への道はこの解読に全てが懸かってくるわけだ。
ただし、先般行われた帝王賞の時以上に、人気馬総崩れの懸念は大いにある。
メンバー中、少なくとも出走表に名が記されたJRA所属全7頭中、恐らくは、最も子供っぽい馬の激走に期待したい。
前走、同期同士の1勝クラスを勝ち上がったばかりだが、その伸びしろが確実には出せそうもないような幼さも抱えつつ、このダノンブレットに横山典弘騎手騎乗では、常識的な方程式を当てはめることはできない。
有力馬のローテや本質などを踏まえると、この少年にもチャンス十分と見て、本命に推した。
前走もそうなのだが、完全に不真面目さが前面に出ているダノンブレットは、初戦こそ芝のレースだったが、父キングカメハメハの万能性も加味して、以降はダートの中距離戦に絞って、ここまでは【2・1・2・0】とまずまず。
しかし、荒っぽいというより物事を学習する能力が、他の馬よりゆっくりというか、繊細な面はレース序盤では見せることはあっても、反応すべきところで動き出せない死角は確かにある。
それでも、4走前の中山で初勝利を挙げた際は、その後2勝目を挙げる時のパートナーとなる戸崎騎手の馬の押し上げに遭い、横山騎手も早めに動き出して、直線で先頭に並びかけるも、一度、あのゴールドシップのような渋さを見せた後、ステッキを入れたら一気に前を捉え切り、抜け出した刹那気を抜き、ゴール板前まで気を抜かせぬように走られると、今度勝利を確信後押さなくなれば、次はもう走るのやめていた。
驚くほどに能率的な働きであると同時に、圧倒的に揉まれ弱い死角を備えた面を覗かせた。
ただし、砂を被っても東京の2100でじっくりスパートの競馬をした時は、戸崎騎手の急かさないような乗り方もあったのだろうが、しっかりと前を然るべきポイントで捉えに掛かり、きっちりねじ伏せていた。
距離延長に結果で応えたことを見せつけるように、戸崎騎手がゴール板を過ぎた後追うのをやめると、途端に逆噴射をかけている。
この点、大いに母父ハーツクライの成長曲線も影響してのことだろうし、何とも掴みどころのない中距離以下向きのG1・2勝馬のジェニュインと同じ一族という面も関わることだろう。
ただ、同じ父親でずっと気が向かないと走らない男として知られたダイワキャグニーという、厩舎のトップホースもいたりする。
馬主こそ違えど、同じ社台ファーム産で先輩にはレイズアネイティヴにクロス、このダノンブレットだと直仔であるミスタープロスペクターの3×5が効いている印象。
前向きというよりは、秘めた爆発力をどう活かすかという狙いがあるからこそ、菊沢調教師はそれを出させたくない場面で横山騎手以外を乗せていない。
ただし、こういう時は乗り替わりも決して少なくない場面なのに、敢えてそれを変えていない。
アエロリットの時も、大事な場面で戸崎騎手とのスイッチングがまま見られた。
しかし、課題を克服していない状況…、というのは明らかなところで、教育すべき場面をこの舞台に求めたというのは、いくらでも2勝クラスのダートの番組はある中で、妙な勘繰りをしてしまいたくなる。
もしかしたら、もっと奥があるのではないかということは誰でも気が付くパフォーマンスでも、強気の選択なのだから、自信もある程度あるのではないか。
ジャパンダートダービー予想2021 - レース展開と最終予想
空気を読まないことにかけては、現役時のゴールドシップより狡猾で純粋な横山典弘騎手が、この手の馬の走る気を殺ぐような操作はしない。
でも、馬が急に前向きさを身に着ける可能性は、中間の約7週間で、3歳馬ならば十分にあり得ること。
それもまた阻害しない男を鞍上に迎えた時、急成長を感じた陣営の英断が結果に繋がって不思議もない。
完全に希望的観測ではあるが、全くなさそうな馬をその気にさせてしまうマジックが、こういう見通しの立たない面のあるレースでこそ炸裂するように思える。
キングカメハメハ直仔はこのレースで、ハタノヴァンクールの1勝のみ。
しかし、母父もあまり振るわないジャパンダートダービーで、孫世代が2頭とも<スマッシャー、リプレーザ>人気になる組み合わせ。
ディープインパクトが出張ってくるレースではないからこそ、ダービーと名のつくレースの事。
買いたいと思った馬に適役がいて、それが全く人気になりそうもない…、という最高のシチュエーションを見逃すことはないだろうと思った。
強い馬が一頭いて、他の馬の才能がその隠れ蓑になることで、波乱が時に起こる。
波乱が起きそうな場面こそ、大きな課題を抱える馬の良さが出やすい環境が整う。
同じく人気になるわけがないブライトフラッグは、あの激しい差し競馬になったJBC2歳優駿で、最も先に前に出て皆に潰されながらも4着に粘り込んだ伏兵。
前走の東京ダービーでは、その真逆の追い込みで皆を驚かせたが、2年勝っていないノンコノユメが突っ込んできたのだから…。
妄想馬券を買う以上、とことん怪しい買い目も拾っておきたい。
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