帝王賞2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
帝王賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第44回 帝王賞JpnI4上選定馬重賞 |
グレード | 重賞(jpn1)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年6月30日(水) |
発走時間 | 20:05発走 |
開催場所 | 大井競馬場 |
距離 | ダート2000m |
コース | 右回り |
賞金 | 7000万円 |
レコードタイム | 2:00.4 |
帝王賞予想2021 - 過去10年のデータ傾向
恐らくは、稍重くらいにはなるだろうし、当日のレース前だとかに、急に雨雲が出来て大雨が降れば、バシャバシャ音を立てて、この豪華なメンバーが何とも走りづらそうに、1コーナーに駆けこんでいく映像も想像できる。
いずれにせよ、想定外が当たり前の宝塚記念の馬場状態より、もう少し無難な読みが成立する。
ただし、どの馬にも確かな実力と実績がある一方で、守備範囲というか微妙に得意ゾーンがズレているような気もする。
ちなみにだが、
〔歴代帝王賞勝ちタイムトップ3〕
<1位> 2:01.1
→2011年 スマートファルコン<1番人気/2着・エスポワールシチーに9馬身差>
<2位> 2:02.1
→2008年 アジュディミツオー<2番人気/2着・カネヒキリに1馬身先着>
<3位> 2:02.7
→2015年 ホッコータルマエ<1番人気/2着・クリソライトに3/4馬身先着>
超A級ダートスターが、スピード能力が同レベルの馬に追いかけられるか、それらを追い比べを演じることで、高速の時計が出るという構図。
国内のダート戦の中でも、極めてフェアな作りである大井の2000Mにおいて、これらの高速記録は、全てが良馬場で記録されている。
芝ほどは、直線での瞬発力勝負に展開しないダート戦だから、年齢は関係ないが、4歳時に不良馬場でこのレースを勝ったホッコータルマエは、6歳時に復活勝利を挙げた翌々年に、その時のタイムはわずかながらも、良馬場で0.3秒上積みして見せた。
何を言いたいのかというと、重馬場では時計も求められなければ、そこまでの実力も思われているより問われないことがあって不思議ないという見立てができるわけだ。
渋ることは間違いないから、大いにオッズが割れて不思議ない、何とも不気味な高齢馬も混ざるまさに、玉石混淆で選り取り見取りの一戦。
実は、何を買ってもいいレースなのかもしれない。
帝王賞予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
昨年末の阪神で、たかがリステッドレースながら、そこで勝ち切ったオーヴェルニュが、次走の東海Sは「1:49.2」で駆け、流石にお釣りの残っていなかったフェブラリーSを経て、今度は大いに立て直され、筆者ののような邪な考えで、あくまで叩き台の競馬に徹するのではと思った前走・平安S<中京1900>では「1:54.8」<1800換算では「1:48.6」相当>で、やたらと強烈な勝ち方を、一度ならず二度も見せつけてくれている。
父はダートの史上最速級とされるスマートファルコン。そのいいところだけを凝縮させたようなパフォーマンスは、往時の父のスタンダートが異常なほど速かったまさにそれでそのものある。
見事に揉まれて、そのリステッド・ベテルギウスSで前に届かずだったテーオーケインズはというと、半人前もいいところの身で、3歳で重賞初挑戦が東京大賞典だったにもかからわず、より道中でおしくらまんじゅうになりながら、懸命に伸びようと頑張って、超スロー戦でもレース三連覇達成のオメガパフュームに対し、1馬身ばかりの差で入線している。
若い馬にこういう経験は大きい。
一息入れて、かなりの雨馬場となった高松宮記念当日の中京1800戦を「1:49.3」で駆けている。
普通は、今の馬では間隔を詰めると結構脆いものだが、期待の集まった中2週のアンタレスSも、やけに前が速かったものの、まるで意に介さない抜け出しで、「1:49.0」という快時計を持って、他を圧倒した。
1800戦は、中央競馬の方ではスタンダートな設定だが、地方ではもっと切りがよく、本場北米圏の根幹距離設定になっている2000Mに何とか合わせようと作るが、本当に正しい作りになっているのは、この大井の他に国内にはない。
基準をどこに求めようとも、佐賀記念を大レコード勝ちとて「2:05.0」というクリンチャーは、不良馬場の菊花賞を「3:19.2」で走破しながら、しっかり2着という快記録を残した稀有な才能の持ち主。
その点で、まだダートのキャリアが浅いというなら、人気薄でもどさくさ紛れで乱戦に乗じてという展開が望ましいが、替わってもルメール…、ではそれは想定できない。
実は、日本の馬に意外と馴染みのないダートの2000でまた重賞という格がついてくるから、読みは難しいのだが、1800のスピードをペースにすれば、一定の推理には役立つ。
もちろん、中東2戦後のチュウワウィザードもその実績は十分なのだが、チャンピオンズCを勝った時は「1:49.3」で、同じ良馬場で負けた時は「1:48.8」というのは何とも言えないところ。
日本のダート戦は、土の上にしっかりと砂を撒いて、一定の厚みを持たせた砂馬場。
砂競馬なのだから、公園や幼稚園などにある砂場より、波打ち際の方がずっとみんな駆けやすいことは想像がつくわけで、ということは、渋ったらもう、単純な力関係にはなりえないとも言える。
大井適性でオメガパフュームを上位の方に据えるが、それならよっぽど、実力者として、JRAのエース級を迎え撃って、何度も返り討ちにしているカジノフォンテンの方が狙えるとなる。
クリンチャーやチュウワウィザードが出番をモノにするなら、宝塚記念的雨フェイクの良馬場しかないだろう。
帝王賞予想2021 - レース展開と最終予想
ハイレベルの混戦であるが故、論法は何だかチグハグだが、それほど微妙な力関係になっているはずなのだ。
雨馬場ではテクニックも底力も、そこほどのものは必要ない。
さっと抜け出し才能があれば、何とかなる。
ここでは期待したテーオーケインズには、強烈な底力勝負向きの決め手はない一方、芝もダートもこなす馬が出る「シニスターミニスター、マンハッタンカフェ、ジェイドロバリー」の組み合わせ。
奥の方にストームキャットとブラッシンググルームがあり、また一族にはあのオークス優勝のレディパステルがおり、3代母のピノシェットはピンクタートルの持ち込み馬で、その半姉にあたり…、という解説はあまり地方の大舞台では関係ない。
すでに実力を見極められ、かつ、持ち金のチェックも漏れなく審査された結果、特に、JRAの有能軍団はより絞り込まれて出走に漕ぎ着けるわけだ。
可能性の意味が異なる。人気に応えられるタイプか否かという意味なのだ。
その点、気になるのは人気にそれほどならない有利さがある一方で、よりによって宝塚記念当日に怪我をした松山騎手の騎乗が実現性だろう。
キャリアもそれなり多く、松山騎手だけが乗って勝ってきたわけでなく、また3歳春までの煮え切らない経験もあるから、影響は最小限とはいえ、南関のクラシックを戦い終え、秋から今の張田昴騎手へと固定された後の13戦10勝の記録が全てを示すように、同じシアトルスルーを経た系統で、血統構成もよく似たシニスターミニスター<テーオーケインズ>、カジノドライヴ<カジノフォンテン>の違いは、僅かなものであろう。
お客さんとして向かう側の鞍上スイッチ含みの数日が、何とももどかしい。
運が尽きてもがく松山弘平にとって、この機会をまた逃すことは、かなりの不運とした言いようがない。<カラ馬に絡まれたことによる落馬が原因>
もし負けたとしても、自分が乗って負けた方がまだいい。参加できればいいのだが、こればかりは雨馬場になるかどうかよりも不明な点が多い。
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