注目の新馬・リンゴアメの血統を深掘り
土曜/函館芝1000M 土曜の新馬戦は、この時期らしい全て短距離の芝のレースが組まれ、函館は超高速馬場、本州2場はかなりの雨馬場と対照的な馬場状態に関わらず、全て人気上位馬が勝ち切った。 ところで、特に驚くような配合の馬…続きを読む
2020年マーメイドS回顧 ~ 序盤からサマーセントと酒井騎手の完璧なレース運び
面白過ぎる重賞として知られるマーメイドSとしては、比較的、読みが利く展開になって、こういう時は完璧に流れに乗った馬と、どうにか馬込みを捌いてきた馬との組み合わせになるわけだが、序盤からサマーセントと酒井騎手の完璧なレース…続きを読む
2020年エプソムC 回顧 ~【パワー勝負歓迎コンビ】内田博・藤井でワンツー
激しい競馬になり、不良馬場としては上々の1:47.7での決着。 昨年より遥かに重い馬場で、時計は1秒半以上速い。 よく考えてみたら、ジャパンCで似たよう馬場をこなして、レースの質を上げたダイワキャグニーがほぼどストライク…続きを読む
2020年エプソムC【ピースワンパラディ】距離・馬場状態を選ばず全て3着以内
妙に登録頭数が多い中で、妙味のあった穴馬も除外や回避。 それ相応の実績がモノをいうほど救済レース的ポジションを担っているわけではない半面、だからって、人気馬が総崩れするようなケースも多いわけではない。 エイシンヒカリ、ジ…続きを読む
2020年マーメイドS~ 菜七子騎乗で粘れるようになったナルハヤ
昨年強引にゴール前強襲で差し切ったサラスは、何故か昨年と似たローテになり、51→54は不安も、馬場の予測などと重なり、一定の評価を受ける。 一方、それより一つ上のナルハヤは、今回は51でコンスタントに使われ…続きを読む
無敗の三冠馬とは
3頭いるパーフェクトオブトリプルクラウンホース。 クリフジ<1943・牝> 2戦2勝 ↓ 東京優駿 ↓ 阪神2400ひと叩き<秋緒戦/東京以外初出走>→優駿牝馬<阪神> ↓ 京都2戦→菊花賞<8戦目> &n…続きを読む
母父ミスプロ系の考察 ~ デアリングタクト・コントレイル・ラッキーライラック・ラウダシオン
今春のGⅠを制した母父ミスプロ系の馬。 ・ラッキーライラック<フォーティナイナー> ・デアリングタクト・二冠<キングマンボ> ・コントレイル・二冠<ファピアノ> ・ラウダシオン<ファピアノ> <毎日杯~皐月…続きを読む
牡馬クラシック戦線【2020春】総括 ~ コントレイルは限りなくトウカイテイオーに近い存在と捉えていたが…
ラウダシオンとサリオスは、朝日杯を前に2つ勝っていた。 おかげで、本番の結果に関わらず、使いたいレースを絞ったり、勝てない可能性もあったレースを使ったり、そういう作戦を立てて、結果としては上々の春シーズンを戦うことに繋が…続きを読む
横山典騎手【ノリマジックも高確率で発生】20000回騎乗を達成
7日、雨上がりの東京3Rの3歳未勝利戦で、横山典弘騎手が通算20000回騎乗を達成。 おまけに、関東圏のダート短距離戦名物「オールブロードアピール化作戦」の秘技も炸裂し、メモリアルの騎乗を勝利で飾った。 これがJRAでの…続きを読む
血統馬デビュー【観戦記】アスコルターレ、ダディーズビビッド
現役時代と同様、初期の不完全さに翻弄されるファンの実に多かったことか。 モーリスも同じ日に中央産駒デビューとなったドゥラメンテも、3歳の春になる前までは、全然本物ではなかった。 モーリスは堀厩舎に転厩した3歳秋以降の充実…続きを読む
2020年鳴尾記念 回顧【欲など全くなかった8歳馬】ちょっとだけスムーズに立ち回った結果
最後は気合いでという感じで、1年振りの復帰戦となったパフォーマプロミスをねじ伏せにかかったラヴズオンリーユー。 まあ、今の矢作厩舎の流れに逆らうことはないが、決して序盤で置かれたわけではない半面、フルゲートの阪神内回りで…続きを読む
2020年鳴尾記念「負かした相手や先着した馬の中に活躍馬が多いドミナートゥスから」
ここは思い切りやってやろうということで、狙いは長期休養明け3戦目のドミナートゥスから。 再三この春の重賞でやってくれている松山騎手にとっても、こういう初騎乗の馬に乗るのはいい刺激になることだろう。 母は著名というには少し…続きを読む
2020年 POG反省会
いかにデビュー前から素晴らしかったのかを語り合えるのが、こういう反省の機会の醍醐味であるはずなのだが、考えてみると、ほぼ全てのクラシック本戦か2、3歳GⅠに関わる重要戦のほとんどが、あまりにもハイレベルであり、同時に、中…続きを読む