よもやの結果 福永騎手騎乗のブービー人気・ワイドファラオの逃げ切り
もう春の競馬に参加することはない角居勝彦調教師と管理馬。 昨年はダービーでそっちかい、今回は、お前もいたか…、という正攻法の押し切り勝ちが決まった。 5月5日恒例、第32回かしわ記念は船橋競馬場で無観客の下…続きを読む
アーモンドアイについて ~ ヴィクトリアマイルの後は宝塚記念?
強いものは強い。 弱く見えてしまう馬も、いつしか強い馬になって戻ってきた。 アーモンドアイは強い馬であるが、本当に力負けしたような場面を、我々は目撃したことがない。 今のところ、史上最強馬列伝にこの名を挙げ…続きを読む
ロベルト系の復習 ~ デアリングタクト(桜花賞)ほか
久々に勢いを取り戻したロベルト系の活力について、今一度振り返って行こうと考える。 ・ロベルト<父ヘイルトゥリーズン/ダービー・コロネーションCなど14戦7勝/USA産> -クリスエス -シンボリクリスエス…続きを読む
2020年青葉賞回顧【本番は道悪要員に思う2頭が権利獲り】
フィリオアレグロ以外はだいたいイメージしたような位置取りといった展開で、人気馬のどれが勝つのかという直線の攻防となったが、坂上からゴール板までで求められた能力は、ここまでのパフォーマンスを反映したものというよりは、こうい…続きを読む
2020年青葉賞 【適性の事前証明は不要】フライライクバード
祖父はクラシックに無縁のグラスワンダー。 父は皐月賞TR5着、ラジN賞2着を経て、翌秋JC勝ちの晩成型・スクリーンヒーロー。 が、母父はここを圧勝後ダービーで2着のシンボリクリスエス。 傑作のエピファネイア…続きを読む
春天データ【2020予想用】過去10年・グレード制導入前後
有馬記念を使っていた馬<グレード制導入後> 主要GⅡ経由の優勝馬 モンテファスト シンボリルドルフ ミホシンザン スーパークリーク メジロマックイーン 92 ライスシャワー 9395 ビワハヤヒデ マヤノトップガン テイ…続きを読む
鬼脚の謎 ~ コントレイル、サリオス、ガロアクリークの末脚を分析
グランアレグリア デアリングタクト ガロアクリーク とその前にいた2頭 よく考えてみると、皐月賞の一騎打ちだった2頭だって、相当な脚だった。 1、2、3着がそれぞれ上がりの順序と比例しているのだが、 コント…続きを読む
惜別の初の京都は波乱スタート【2日目、岩田・松山騎手ら多重落馬事故】単勝万馬券4発の初日から波乱
まずは、3回京都1日目、25日の出来事。 東京でも発生した単勝万馬券が、何と4度も発生。 ひと開催通しても、中央場所では滅多に出現しない超穴馬の快勝に、穴党でも手に負えない事態は、翌日の大波乱を予兆するには十分な出来事だ…続きを読む
名勝負の立役者 ~ 石橋脩、松山、和田竜二、そして蛯名(ディアマンミノル)、武豊(キセキ)は?
牝馬の活躍もさることながら、この春の競馬場内が全く盛り上がっていない状況とはまるで乖離するような形で、凄まじいまでの好レースが続いている。 やけに土曜のマイル重賞で気になる男となっている石橋脩騎手が、全てその進路が正しか…続きを読む
2020年フローラS回顧【早めの仕掛けに応えたウインマリリンの底力と化学反応】
-14kgがどう出るかと思って見ていたが…。 なかなか見られない、芝コースに砂が舞い込んでくるようなコンディションも影響して、中団待機は思い通りだったのだろうが、坂からスパートしなきゃいけない場面で、全く反応できず。 京…続きを読む
2020年福島牝馬S 回顧【フェアリーポルカ、クラシックトライアルで示した総合力が本物であることを証明】
またしてもフェアリーポルカ。 フロックではないことを証明すると同時に、クラシックトライアルで示した総合力が本物であることも見せつけた。 重馬場の愛知杯も休み明けとすれば上々の内容。 外枠の馬でありながら、前…続きを読む
2020年フローラS【スカイグルーヴは危険な人気馬なのか?】
東京の芝2000Mの新馬戦を勝つ馬というのは、当然のことながら、そのレースが行われるごとに勝ち馬が誕生する。 ただし、そういう圧倒的な適性を証明した牝馬がここに出てくると、ものの見事に粉砕されてきた歴史がある。 &nbs…続きを読む