ディープと重馬場【軽視禁物】ディープインパクト産駒の道悪適性を調べ直した
サウンドキアラの快勝した京都牝馬Sを見て、ディープ産駒の道悪適性を調べ直した結果、GⅠ以外は軽視禁物の傾向が見えてきた。 芝の重賞に限り、道悪各条件での勝利、GⅠで上位人気<3番人気以内で、単勝5倍以上の支持>だった際の…続きを読む
フルフラットへ称賛を / サンバサウジダービーカップで快勝
フルフラット、UAEダービーの前哨戦サンバサウジダービーCを快勝 日本時間の2月29日土曜深夜行われたサウジアラビア・キング・アブドゥル・アズィズ競馬場で新たなる競馬の祭典として誕生したサウジCデーにおいて、思わぬ日本の…続きを読む
新馬勝ち「ヘイルメリー」の問題点? ~ 父や母とは違う、すでに重厚さを身に纏った逸材
2020/2/29 土曜 中山 新馬戦 芝2000M 1角に入る前の時点で、既にAグループとBグループに色分けされた地方交流重賞的展開になった一戦は、静かな場内の雰囲気そのままに、実力のありそうな面々が、順当に力を発揮す…続きを読む
2020年阪急杯 回顧 ~ 休み休みの末、満を持してたどり着いた舞台でベストアクターが制す
東京で快時計連発の上、連勝中だった関東馬のベストアクターに、不屈のダービージョッキー・浜中俊というコンビ。 東京で連勝中の鞍上は、この日日本にいなかったルメールと武豊。 満を持しての重賞・阪急杯挑戦は、休み…続きを読む
2020年中山記念回顧 ~ 余裕残りのGⅠ馬には、無理仕掛けできない展開
好位のインを目指し、誰を追いかけるべきかを冷静に選択する状況を完璧に作ってしまう確かな技術。 中山重賞を勝ちまくっている横山典弘騎手に、あの過酷なダービーを経験し、そこでしっかりと好位抜け出しの2着の実績を残しているダノ…続きを読む
2020年中山記念【真の実力を示すべき舞台】ソウルスターリングには、敢えて重い印を。
無敵の状態になりそうな馬、そうなってくれると嬉しい馬がいるという組み合わせではない。 出来ることなら、ここを勝って自信をつけたサクラローレルや昨年まで連覇のウインブライトのような飛躍の仕方が望ましいという馬もいる。 同時…続きを読む
2020年阪急杯【ライラックカラー】このGⅠ前哨戦参戦はマーフィーで能力再確認の結果
大戦末期の天皇賞やクラシック戦の能力検定実施時以来となる、場内発売なしの競馬。 事実上、人間側の都合で人間に規制をかけるのは、日本の競馬界では初の出来事に近い。 馬に何もないことは何よりだが。 木幡巧也騎手…続きを読む
2020年【3月に突然走り出す馬】狙い馬を血統・種牡馬から考察
リーディングサイアーランキングからではなかなか思いつかない「一変の種牡馬」みたいなタイプがいないかと近3年で産駒が年間重賞5勝以上しているトップサイアーについて考察したのだが、もう死んでしまった大物サンデーとキングマンボ…続きを読む
2020年 クラシック展望③【注目馬評】コルテジア、ダーリントンホール、セイウンヴィーナス、ラウダシオン、デアリングタクト
人気を裏切った馬も多い2月は、伏兵陣の評価に傾注していきたい。 きさらぎ賞 上手に運んだストーンリッジと、絶妙な追い上げがその快走を阻んだコルテジア。 馬場が変な感じに回復傾向だったとはいえ、どちらかというと、人気勢は荒…続きを読む
新馬勝ちレッドサーシャの傑出した血統的魅力
2020/2/22 土曜 東京 芝1800M 新馬戦 何かが起こりそうだった組み合わせではあったが、やらかしたのは人気薄の鈍行2人組のみで、レースもタイトに流れた。 とはいえ、この時期にデビューする組だから、すんなりとは…続きを読む
エーピーインディ大往生~シアトルスルーとセクレタリアトの血を世界に
やや古いトピックではあるが、92年BCクラシック優勝後、種牡馬として類まれな才能を発揮し、シアトルスルーと母父セクレタリアトの血を世界中に散りばめることになった名馬エーピーインディが、現地時間の21日、繋養先のアメリカ・…続きを読む
2020年ダイヤモンドS回顧 ~人気タガノDはステイゴールド系独特の事情か?
人気のタガノディアマンテは捲るところまではできたが、オルフェーヴルらしいというかステイゴールド系独特の事情があるのだろう、連続して長い距離を好走できないという死角が出てしまった。 きっと、それに加えてまだ線が細く、長距離…続きを読む