2020年東海S回顧 – エアアルマス、異次元の道悪適性を生かす
インティ行かないし、スマハマはまた行ったし…。 それでも、みやこSのような破壊的ハイペースではなく、インティはきっと、道悪が良くないのかもしれないが、行く気が今一つだったことを利して、武豊騎手は中団からのじんわり押し上げ…続きを読む
2020年AJCC回顧 – 完成期のレイデオロを中山の道悪で抑え込んだ実績そのままのブラストワンピース
自分から動いたわけではないが、スティッフェリオが普通のペースを作ったことで、伏兵の押し上げが発生。 結果的に、それが内枠をうまく活用できなかったラストドラフトやミッキースワローのじんわり進出グループのマイネスフロスト故障…続きを読む
2020年東海S予想 – 砂を被るとダメなエアアルマスだがこの馬場なら…
この季節の京都ダ1800重賞ということで、体に染みついた平安Sとの誤認に気をつけつつ、もう新中京で最後にリニューアルオープンしてから7年経ったことに、時の流れを感じた。 中心はインティであることは承知しながら、流れを無視…続きを読む
2020年アメリカJCC- 本来は自在型の差し馬ラストドラフト、いかにもマーフィーのお手馬になりそうなタイプ
このレース最多勝の横山典弘騎手に手が戻ったミッキースワローやいかにもこの季節の中山の向いていそうなステイゴールド産駒の2頭が注目のレース。 だからって、斤量面に有利さというか、59.5から57への軽減があまりにも着目され…続きを読む
アーモンドアイへの願い ~ 引退時期、凱旋門賞?ドバイターフ?
引退時期 今年中であることは既定路線だろうが、故障の可能性が何かしらの事故以外には想定されないタイプの馬なので、ある意味で、ここでお仕舞いとしやすいのは確か。 最初は、それこそドバイターフ連覇をはなむけにして、血統背景か…続きを読む
ヌレイエフとリファール<04クラシック文化の残滓>
5代以内にヌレイエフかリファールが入った馬、ないし、6代以内でそのどちらかのクロスを持つ馬がGⅠを勝った例を挙げると、 ヌレイエフ インティ 母父母父 ラヴズオンリーユー 母母母父 インディチャンプ 母父父母父 クロノジ…続きを読む
「リスグラシューのステイゴールド化」など、巻末大盛り上がり現象の怪
2019年を振り返ると、例年以上に総決算的レースの盛り上がりが異様だったことが挙げられる。 例えば、 グランプリ<リスグラシューのステイゴールド化> ドバイには行かず、香港に行ってからその後のことを考えたいと陣営は思って…続きを読む
3歳ダート戦線の夜明け<土日はダ1800祭り>
とりたてて、明け3歳の午前中のダート未勝利戦が注目されることは少ないが、週末に渋馬場となった3歳未勝利・新馬のダート1800戦は少々様子が違った。 備考:5F通過-上がり4F→勝ちタイム 中山 1/18 土曜 <稍> 2…続きを読む
2着馬に大差のシェダル – ライバルとの差を徹底分析 / 新馬回顧<1/18・19>
1月18日 1回中山6日目 ダ1800M 単純比較はすべきではないと前置きした上で、暮れの同条件におけるハイパフォーマンスをちょっとだけ凌駕した感じのシェダルについて、ここでは触れざるを得ないだろう。 こち…続きを読む
2020年京成杯回顧 – 道悪歓迎キズナ×タイキシャトルの伏兵・クリスタルブラックが強襲
内にモタれながらの追い込みで、前を一気に飲み込む。 キズナ産駒で新馬を勝ったばかりの馬。 父エピファネイアで新馬を勝って一息入れて、断然の支持を集めた牝馬の優勝は、あと一歩のところまで迫っていたが、いくらか軽い馬場の方が…続きを読む
2020年愛知杯回顧 – 驚きのイン強襲、デンコウアンジュ&善臣マジック
今年はイン強襲。驚きのデンコウアンジュ&善臣マジックであった。 開幕週とはいえ、かなりタフな馬場コンディション。 7歳の熟女・デンコウアンジュ様の前半がどうにもなかなか流れに乗れないという作戦があってのものも含めた直線勝…続きを読む
2020年京成杯 良血の伏兵・ヴィアメント、軽くない馬場だからこそ狙いたい
最近は有力馬が分散するから、ここで決めてからその後のことを考えるという組み立てが可能になるので、むしろ、早めの使い出しの馬が多い。 トライアルのレベルは年々低下し、まるでその結果はアテにならなくなっている。 そういう背景…続きを読む
2020年愛知杯 – 53であればアルメリアBが5歳の55トリオより優位に立ち回れるはず
小倉での開催はまだ年が明ける前の施行日程だった2011年以来。 その前の年も同じ。 両方とも斤量を背負ったマンハッタンカフェ産駒が制した。 その前の例は、同じ距離で父内国産競走だった時のバンブーマリアッチ。 リボーの色が…続きを読む
アーモンドアイ「有馬の敗因」と「芝問題・スピード化と薄いスタミナ」
全く重厚さが出てこない。それを引き出されると、時計勝負で燃え尽きるか故障する。 競走能力があまりにも有能であるが故、フレッシュさが結果にモロに影響するアーモンドアイの有馬惨敗は、衝撃的であったと同時に、自分で動いていくこ…続きを読む
スマートファルコンの復習 – 血統・ドバイ遠征など
理想のダートチャンピオンが墜ちたあのAWでの躓きについて、明確な理由を示しておきたい。 あのトランセンドやヴィクトワールピサよりも、本来は輝けたはずの馬。 トゥザヴィクトリーなんかよりももっと…。 戦績 34戦23勝【2…続きを読む