2020年 クラシック展望① – レシステンシア、サリオス、コントレイルほか
ざっくり、勢力図の整理。 レシステンシア やたらと速い2歳女王が、久々に登場。 それがテイエムオーシャンやウオッカのような感じではなく、偏ったスペックで総合力を凌駕する競馬は、圧巻だ。 対抗馬 クラヴァシュドール そうな…続きを読む
ドバイ・香港・イギリス【国外GⅠ 8勝の真実】遠征の成功に課題を見つけよ
ドバイ ターフ:アーモンドアイ<ロードカナロア> 香港 QEⅡC/カップ:ウインブライト<ステイゴールド> ヴァーズ:グローリーヴェイズ<ディープインパクト> マイル:アドマイヤマーズ<ダイワメジャー> ・オーストラリア…続きを読む
コントレイル、サリオスほか 2019年2歳牡馬路線総括
朝日杯の終了時点で思ったことは、時計の持つ意味合いは、牡牝で若干異なる場合があるということ。 思えば、時計を持っていたアストンマーチャンは、まだ速い競馬で目覚める前のウオッカに差し切られた。 中山時代から、朝日杯は速い時…続きを読む
フェブラリーS、チャンピオンズC、そして藤田菜七子騎手 ~ ダート路線総括
まずは中央GⅠから。 例年、暮れのビッグレースからの直行組が幅を利かせ、ドバイへのステップにできた時にハイレベルになるフェブラリーSが、5歳の上がり馬の登場で、違う形で盛り上がりを見せた。 インティ。ネイティヴダンサー継…続きを読む
2019年東京大賞典 回顧 – オメガパフューム、3歳4歳での連覇達成は中央所属馬としては初
今年も恒例の12月29日開催、暮れの大一番である第65回東京大賞典が行われ、ゴールドドリームと人気を分け合ったデムーロ騎手騎乗の2番人気オメガパフュームが、勝負所からジワっと押し上げ、先行勢を呑み込むと同時に、前崩れに乗…続きを読む
令和になっても傾向は不変か
百聞は一見に如かず、とはいえ、再調査の意味合いはあった。 熱い気持ちを時計勝負にならない舞台で、静かに燃やせ、ということか。 【ホープフルS】 GⅠ 18①サートゥルナーリア<皐> GⅡ 16①レイデオロ<…続きを読む
リスグラシューはトニービン伝説がハーツクライを経て三倍増し ~ 古馬王道路線総括
最後はああいう形となったので、年度代表馬も当然リスグラシューだし、最もインパクトを残した馬も彼女となるわけだが、4歳と5歳の晩成型が爆発したシーズンと考えると、アーモンドアイだけが異質で、後はなるようにしかならないという…続きを読む
福永騎手(ミスターメロディ)、ルメール騎手(タワーオブロンドン)ほか短距離路線総括
阪急杯で人気を裏切った馬が高松宮記念を制し、マイラーズCで完全不発だった有力候補は、よりメンバーが集った本番2戦ともを制した。 一方、異例のタフなローテで本場ヨーロピアン的臨戦過程でスプリント路線に、満を持して参戦の無冠…続きを読む
ウインマリリンの新馬圧勝は当然?暮れの中山に強い血統だった
土曜中山芝2000 寒空の中山では、芝の2000Mの新馬戦が行われたものの、ゴールドシップもキズナも、その他有馬で好走実績のある馬の仔がまとめて連を外し、時計も低調で残念な結果に終わった。 ところが、勝ったウインマリリン…続きを読む
それでもノーザンF、GⅠ 10連勝~ホープフルSは杵臼牧場のブラックホールかもしれない?
「熱発の影響かな。距離かもしれないし…」 「すごく強かった」「年度代表馬に近づいたかな」 普通は敗者と勝者のコメントとなるが、どちらも彼女、言わんとすることはわかるだろうと省いたが、改めて、勝者リスグラシューと惨敗の中心…続きを読む
2019年阪神C回顧 – 2歳夏の衝撃が再び帰ってきたグランアレグリア
かなりごちゃついた3角辺りのポジショニングでは、これはマイルC以上の無様な敗戦も想定されたわけだが、伏兵がそれなりに厳しい流れを作り出したことで、その後につけた有力どころが内を開けたから、ほとんど何もせずに、スムーズにイ…続きを読む