長岡ステークス 2020 予想|出走予定馬の血統と最終追い切りの結果
2020年9月5日(土)新潟競馬場11R「長岡ステークス」芝1600メートルのオッズや過去傾向を踏まえた上で予想してみました。
長岡ステークスの過去傾向
ロードカナロアの産駒は中央場所を主戦場としているケースがまま見られる傾向としてある影響なのか
ローカルでもメイン場のサブに近い左回りコースで大きな作りの中京や新潟でも、同等の活躍を見せている。
しかし、本質はキングマンボ系のスピードを代を重ねてより凝縮したようなロードカナロアなので
福島での勝率がガクンと下がる一方で、その他ローカル場で極端な差は見られない。
勝率1割超え、連対率2割前後、複勝内率25~37%というのが特長。
スピード型も出すし、クラシックを目指せるような器の良血馬ならば
期待の通りに中距離で活躍する。
実は、新潟の芝は1割超えの勝率を誇っているのに対し
芝・ダート両カテゴリーのアヴェレージ60通りの中でどちらもダメな福島と比べても
より苦戦傾向なのが、新潟のダートコース。
勝ち鞍がわずか5つで、勝利、連対率は全項目中の最下位。
快速馬の天国のようで、案外先行力のあるタイプが少ないロードカナロアの産駒は
あのタイトなコーナーでかなりやられているのである。
そういう経緯があるから、新潟の芝のトータルの複勝率は勝ち数で中京を上回っているのに
それよりも4%低い。
スピードが信条の馬により適した舞台でこうなるのは、たった一つの理由しかない。
千直、外回りへの適性の高さを、内回りコースでの不発によって食いつぶしているからだ。
長岡ステークス2020 距離適性や予想オッズは?
ほとんど、内回りコースに出てきた人気必至の馬の消し材料のような書き方になっているが
今回本命にすべき存在のサトノウィザードが、内回りの1400メートルや2200メートルに出てくるくらいならば
中京の適鞍まで待っているはず。
もうそういう番組はないから、その心配もない。
初コースだった前走で適性を示しただけでなく、今後の展望を考えると
ローテなども踏まえてもここを使って、確勝級の仕上げで挑むことは目に見えている。
クラシックを目指していく過程で、内回りの2000メートルという関西名物を
障壁にするか否かを試したような松田国英調教師はその最初の2レースの納得の結果に対し
賞金加算を目論み挑んだ京都1800メートル(外)、中山2000メートル(内)での結果があまりにも残念であったから、早い段階で目標を切り替えていたはずだ。
うまくいないこともあって、1年以上の時を経て
前々走の阪神外回りで出負けする変な癖がついたような雰囲気のあるサトノウィザードは
3度目の騎乗となる福永騎手と挑んだ前回の月岡温泉特別<2勝クラス>で
いよいよ、本当の実力を見せつけた。
スタートこそ半歩遅れたが、4F目12.0、5F12.1秒というコーナーの中でどうしてもラップが落ちた後に発生する、直線での猛烈スパートの展開である11.2-11.2-11.1の超高速上がりの展開で
直線を向いた時点でも手応え十分、直線半ばでじんわりとエンジンをかけられたことでスムーズに加速でき
後半は大外から他馬の動きなどまるで意に介さない伸びを見せ、1:32.7の好タイムで勝利。
2週後の関屋記念は、快速のトロワゼトワルが登場で、もっとタイトな展開になった上に
上がりがもう少しかかる馬場状態に変化していたとはいえ、その勝ちタイムより0.4秒速い。
元より、道悪でパフォーマンスがダウンしやすい傾向を示している馬だけに
週末の天気は大いに気になるところだが
あの勝ち方はかつて鞍上がお手馬にしていたカンパニーと共に制した関屋記念の再現にも思えた。
45.6-46.2のバランスラップから、4角13番手で大外をついて突き抜けた
2007年関屋記念勝ちのカンパニーは、当時5歳馬。
すでに重賞は2勝していて、重馬場で産経大阪杯を勝っていたような実力馬だったが
賞金加算がうまくいったことでどんどんGⅠに向けたローテを組む中で、少し消耗していたきらいもあった。
そこで、思い切って末脚全開ができる新潟を、秋の大目標2戦に向けたステップと考えたのが、このレース。
ここは勝ったけれども、後が続かず、翌年から横山典弘騎手が騎乗し
苦手の右回りのコーナー4つの中山記念を連覇した後、8歳秋の大団円を迎えるのであった。
長岡ステークス2020の血統予想
カンパニーにはサンデーサイレンスの血は入っていないが
サトノウィザードと共通するキーホースは多い。
瞬発力の源であるグレイソヴリン系の血がカンパニーの直系、ウィザードは母母父コジーンに入り込む。
加えて、それらの系統のポジションを入れ替えたところに
ミスプロ系の血が組み込まれ、前者はノーザンダンサーのクロス、後者はサンデーサイレンス系の縁結びパワーで、ニックス型の好バランスを形成した。
サトノウィザードが目指すべきは、当然ワンターン戦におけるGⅠタイトルの奪取。
しかし、何をしても物足りなかった8歳春までのカンパニーは、3歳春の時点でもうオープン馬だったことを考えると、まだまだ彼の未来が閉ざされるような状況にはない。
カンパニーに倣うならば、次は小回り重賞の攻略なのかもしれない。
母ブロードストリートはローズSをレコード勝ちしたトップホースでありながら
秋華賞で繰り上げ2着のあと、古馬と対戦する中で好走した7戦は全て、コーナー4つの2000メートル戦だった。
長く活躍した母や血筋に共通点の多いカンパニーらが
まず最初に1800メートルへの適性を確たるものとしたのに対し
ゆっくりスタートのサトノウィザードは、オープンに上がる前に
もう完成形のイメージ図を皆にお披露目しようとしている。
人気になる以上、結果も問われるわけだが
条件がすべて整っている段階で、道悪や連戦への対応力は不安材料ではあるものの
助走をしっかりした上で満を持してのスパートで失敗するような馬は特にトニービンやコジーンの血が入った馬の場合、本物とは言い難い。
本物であれば、それは簡易なハードル障害にすぎない。
もう簡単に前が残るような展開というか、馬場状態にはならないだろうから
相手探しも差し馬が中心となる。
新潟コースに何度か挑んで、まるで好結果に繋げていない
本命馬と同父のロフティフレーズは、昨夏の三面川特別<2勝クラス>で休み明けだったのもあって
序盤から流れに乗れずに完敗だったが、以降は酷い道悪も重賞も経験しながら2勝クラスも卒業し
準オープンのレースでもしっかりと好走。
長岡ステークス2020最終予想まとめ
前走のむらさき賞は、そういう経過があって使われ続けた中で消耗したものを取り戻すため
春のうちに今後に向けた準備のために使われたレースだったのか、
問題なしの+10kgでもきっと馬券外まで想定していたような節もある。
昨年はここをひと叩きされた後、一気に本格化したような馬。
同期のロードカナロア牝駒には、世界レベルのエースであるアーモンドアイがいるわけだが
彼女が休み明けから全開というタイプというのとは違う一方で
体重が大きく変化して、一昨年の年明けデビューからふた回りくらい大きくなった。
筋肉の量が厚みを増すようにして、結果、出力が今までより容易に出せるようになってしまったことが
アーモンドアイの安田記念における敗因と仮定した場合、
似たような経緯で成長するマルゼンスキー由来の牝系出身のロフティフレーズは
強い馬に対して最も強烈な武器を持つ対抗馬になり得る。
また同父がもう一頭いるから、オメガラヴィサンのノリ騎手と去勢2戦目でのケミストリーに期待しつつ
前走キャリア19戦目にして初の1番人気で3着に終わったレノーアの
本質的なマイル適性にも期待して、これを3番手。
強い牡馬がいても、最後は牝馬というケースが多い状況は
こういう出世レースになりそうな気配の条件戦にも当てはまるような気がする。
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