野路菊ステークス予想【2020】
2020年9月19日(土)JRA:中京9R「野路菊(のじぎく)S」芝1600メートル戦の予想です。中京競馬場で熱く制する有力馬をまとめてみました。
野路菊ステークスの過去結果と今年の傾向
去年の「野路菊ステークス2019」では断然人気のマイラプソディが、自慢の高性能エンジンを軽く吹かしたくらいで
パワフルに直線を独走して見せたが、その前年もNHKマイルC激走のカテドラルがデビュー2連勝を決めたこの野路菊S。
2017年には、福永祐一騎手にとっても特別なパートナーになったワグネリアンが勝っている。
コースの作りは大体似たようなものとしても
最大の変化は、例年夏に行われる中京開催を、京都競馬場のスタンド全面改築に伴う一大プロジェクトに影響される形で、その分を今月のトライアルシーズンに移設したことで、昔の時代はあった1800Mコースは消えてなくなったので
<因みに、後の二冠馬・メイショウサムソンは、阪神1600・野路菊Sと中京1800・中京2歳Sを2歳時に制している>
例年の中京2歳S<これは暮れの開催に移設、サムソンはその開催で勝っている>と同じ1600mの根幹距離戦に変更となったことだろう。
言わば、いつもの「野路菊S」がどこかに行ってしまったということ。
一見、これは難解となりそうな要素のようで
この季節の2歳戦は、先述のメイショウサムソンがそうであるように、強烈なマイル適性を秘める馬が出現しない限り
前後1F分の変化は、パフォーマンスの本質に影響を及ぼさないと、断言は無理でも仮定くらいならできる。
まあ、そんなことは百も承知で
我々よりも遥かに前からその変更事項を把握している陣営<この場合はノーザンファームか>だから、とっくの昔に出走予定馬は決まっていたかのように、有力馬ほど、阪神マイルを経験済みという構図で、読みは単純化された。
しかし、そこに序列をつけるには、ついに強い馬とあたることになった…
という組み合わせになった分、多様な引き出しがファンの側にも要求されそうだ。
野路菊ステークス2020の出走予定馬
出走予定馬 | 騎手 | 前走の馬体重 |
---|---|---|
シティレインボー | 池添 謙一 | 470 kg |
ダディーズビビッド | 武 豊 | 468 kg |
ダノンシュネラ | 川田 将雅 | 496 kg |
フラーズダルム | 福永 祐一 | 466 kg |
ホウオウアマゾン | 松山 弘平 | 490 kg |
超少頭数で実質重賞レベルの一戦。
夏の中京で新馬を制した馬が、返す刀でここも制するという流れが5年間も続いているから
代替の阪神で勝ってきた組が有利とするのが筋か。
小倉などを経ているのなら、そこが2戦目以降であったほうが望ましいという傾向もある。
これが強い馬探しをするという流れとしたならば、どうせなら、新馬戦から人気を背負っていた馬の方がいい。
小倉1200の新馬を人気で快勝のルクシオンが回避して5頭での競馬。
長い夏の阪神開催オーラス1週前の新馬戦を制している、ダノンシュネラから入りたい。
鬼神・ドゥラメンテが、中央では4頭目となる、特別戦参戦馬を送り出したことになる。
ちなみに、ここまではダリア賞5着、新潟2歳S4着ときて、アスター賞(1勝クラス)ではドゥラモンドが人気に応え、初の特別戦勝ち。
レースレベルはともかく、掲示板外しがないことは、種牡馬ドゥラメンテの優秀さの裏返しであろう。
血統や近走の結果を振り返ってみよう
重馬場となった7月の新馬戦は
スタート一歩から川田騎手が促し過ぎないように序盤は抑え気味の追走も
直線に入るところでは、外差しが決まり始めた馬場状態の中、大外へ誘い、手応え十分で先団に並びかけていた。
こういう環境を特別好むようには思えないドゥラメンテ産駒。
そして、その父を持つ牝馬であるにもかかわらず、無理やりにでも渋った芝のグリップが利くようなところに次こそは着地しようと、悪戦苦闘をしながら、最後は2着馬に1馬身先着。
その2着馬であるフォティノースは、しっかり次戦で勝ち上がっている。
そういう構図は新馬戦で勝利のフラーズダルムと次戦勝ち上がりのホウオウアマゾンとも似た組み合わせだが
それぞれ、お世辞にも道悪に適性を感じさせない中でも、結果を出していると強みがある。
また、本物であるほどミスプロ系の中距離馬とは思えないような瞬発力が魅力であろうドゥラメンテの仔。
またしても道悪…、の危険性に、すでに予防線を張っている状況ならば、ここは確勝級と見た。
母ラッドルチェンドは、その母でリアルスティール、ラヴズオンリーユーを産んだラヴズオンリーミーが輸入された際に受胎していたデインヒルダンサーの持ち込み馬。
馬名登録された4頭全てが牝馬という偏りは、無限の底力を誇るミエスクの血を引く繁殖牝馬とすれば、十分な仕事ぶり。
ただ、サンデー系3代連続の後にこのドゥラメンテだから、違った面が引き出されて不思議はない。
ドゥラメンテという馬は、決め手も抜群だったが、突進する時の暴走にも近い速力は異常なレベルであった。
即ち、パワー溢れるスピードの持続力こそが、本質の魅力なのである。
後ろの方で何もできないまま終わる食わせ者など、毎年のように出現の2歳オープン戦において、そうしたキャラクターの馬が、自滅の仕方を想像するに、それは皐月賞に出る前までに露見した父の危険性の部分が出現した時。
その暴走しそうな面を、川田騎手はうまくコントロールしていた。
ここまでは大丈夫だろう…、という願いに応えてくれるはずだ。
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