園田プリンセスカップ予想【2020】|過去の傾向と今年の園田プリンセス予想
2020年9月24日(木)園田競馬場11R:園田プリンセス予想です。
地方競馬の重賞(ダートグレード競走1400m)交流戦です。
賞金は1着500万円!
台風の影響で開催そのものが怪しくなるかもしれませんがこの出世レースを予想せずにはいられません!
園田プリンセスの予想と出走予定馬
園田プリンセスカップ2020・出走予定馬
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 馬体重 |
---|---|---|---|
1枠 | アイルビーゼア | 田中学 | 443kg |
2枠 | ラストスタンド | 赤岡修次 | 452kg |
3枠 | ラジアントエンティ | 吉村智洋 | 468kg |
4枠 | ラブリーテン | 岡部誠 | 459kg |
5枠 | オンドレースンドレ | 石堂響 | 442kg |
5枠 | ラヴリンインパクト | 杉浦健太 | 419kg |
6枠 | フセノチェリー | 下原理 | 411kg |
6枠 | ミュークマロン | 大山真吾 | 423kg |
7枠 | デスブロー | 川原正一 | 444kg |
7枠 | マイハンプス | 松井伸也 | 478kg |
8枠 | ラティ | 永森大智 | 415kg |
8枠 | ユナチャン | 松木大地 | 461kg |
地方競馬の下地にあるのは、北海道を中心とした馬産のサイクルに
しっかりと根付く形で馬の働き場をできるだけ確保していくためのステージとしてあり続けることへの矜持だろう。
大きなタイトルを目指す馬のためだけに、どの国の競馬も、グレードレース<グループレースの方が世界的には一般的>を作っているわけではないのであって、上にも下にも、そのクラスに見合った存在がいるのである。
一番大切なのは、繁殖要員の選定に必要なレース群の形成と、再チャレンジのステージを共存させるということ。
特に、馬産にとって最も重要な繁殖牝馬をどういう形であれ、それの適性を見出すための競走は
最後は苛烈な生存競争へと展開する牡馬たちの争いとは異なり
緩く間口を広めにとって、血統的な魅力がなくとも、何度負けても、本当は芝の方が向いていたとしても
一度は不適格となった競走馬としての未来を次世代に繋ぐために重要な役割を果たすこととなる。
繁殖に上がった牝馬の箔をつける目的も兼ねるグランダム・ジャパンの世代別牝馬重賞シリーズに属するのこのレースのポイントは、実質的に始動の早さと完成度の高さで勝負できるホッカイドウ競馬組を
地元の園田を中心とした兵庫競馬勢が、どれだけ抑え込めるか。
ホッカイドウ競馬には、この後すぐ、中央馬も登場のエーデルワイス賞があるから、本当に実力のある馬はそちらに回る。
今年もボチボチというクラスの馬はいるが、お互いに、様子見のような組み合わせでもあり
上位争いができそうな馬は限られそうでも、その序列付けは簡単ではなさそうだ。
園田プリンセスの有力馬を紹介
前走の内容だけであれば、3週間前の園田の1400戦で
牡馬相手にしっかり結果を残したアイルビーゼアとラヴリンインパクトが優勢だろう。
勝ったアイルビーゼアの方は、これが門別からの転入初戦。
明らかに、成長というよりは大事に仕上げたという印象の大幅体重増で、田中学騎手も、出が悪かったことをうまく利用して、かなり行きたがっていたがそれをしっかりと抑え込んだ。
道中でその前にいたのがラヴリンインパクト。
途中までは、中団から理想の仕掛けで、最後のコーナーにかかるところでは
もうアイルビーゼアと一緒に上がって行ったが、実力の差が評価に表れていたように
じっくり仕掛ける形で伸びていったアイルビーゼアは、その時点で力上位だった。
それでも、しっかりと最後まで頑張ったラヴリンインパクトの粘りも
キャリアがある馬らしいものがあり、抜けた存在がいないような条件ならば、次戦にも期待を持たせる内容。
その他で注目なのは、門別でデビュー2連勝、断然人気のサイダイゲンカイにも土をつけたラジアントエンティだろうか。
最速2歳重賞の栄冠賞を経て、その後は函館2歳Sとクローバー賞に出走するも
最初からダメという感じの内容ではなく、遠い函館で体を減らして−12kg、続く札幌では持ち直して+8kgだったから
全然ダメという負け方でもなく、距離延長で魅力はありそうだ。
そういう経緯で、父スマートファルコンはダート王になっていった。
ところで、印の打ち方はおいておくとして、この園田プリンセスCというのは
出世レースになっているのかという話だ。
園田プリンセスカップの過去レース結果
かつて、このレースを4戦4勝で制し、南関東へ移籍後、ワンクッション経てから、
船橋の川島正行厩舎へ移籍し、関東オークスなど3歳重賞を4連勝する活躍を見せたアスカリーブルが
このレースの代表的な出世馬。
面白いことに、今年その初仔であるアクアリーブルが、門別スタートで船橋への転厩、浦和の桜花賞などを制し
母娘制覇の偉業はならずも、見事に正攻法の競馬で2着に入っている。
アスカリーブルの活躍は、馬産地競馬の門別競馬場にも影響を及ぼし、その血がまた繋がっていくことは間違いない。
10年ほどのブラッドストーリーを振り返ったのみだが、牝馬限定重賞の存在意義は
単に、競馬の刹那の魅力を伝える役目にとどまらないのである。
期待したアイルビーゼアは、近親に新潟2歳S勝ちのザラストロがいて
母系を辿れば、一昨年の全日本2歳優駿を制したノーヴァレンダに加え、ドバイWC2着で種牡馬にもなったムブタヒージがいる、この中では飛びぬけた血統馬。
変にダービーなんかより、オークスの方がよっぽど良血馬が多いように
牝馬限定重賞にまで格が上がると、こういうのはよくある話になってくる。
そこまではさすがに強くなれないアイルビーゼアは、ここを勝って
いずれ自身を超える才能を輩出するための仕事が待っている。
尼崎の小さな競馬場から、砂の王国を夢見るストーリーなど、賭場に詰められず
悶々として暮らすオヤジたちには死んでも考えつかないだろうが(失礼か)こういう魅力があると気が付くと
競馬の見方は180度変化する。
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