テレ玉杯オーバルスプリント2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
テレ玉杯オーバルスプリントの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第32回 テレ玉杯オーバルスプリントJpnIII3上オープン |
グレード | 重賞(jpn3)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年9月23日(木) |
発走時間 | 16:25発走 |
開催場所 | 浦和競馬場 |
距離 | ダート1400m |
コース | 左回り |
賞金 | 2100万円 |
レコードタイム | 1:23.8 |
テレ玉杯オーバルスプリント予想2021 - 過去10年のデータ傾向
幸か不幸か、サマーチャンピオンがお盆の開催ではなかったことで、佐賀から転戦の古豪はいずれも、JBCの前に中2週のローテが挟まることになった。
サクセスエナジーは左回りを難なくこなすようになったから、昨年はそれなりのレベルのレースとなったが、圧勝であった。
一方、初の東京でペースこそ一定レベルよりスローながら、オープン初戦で初コースで内枠、まだ本格化前であったのだろうが、以降交流重賞連勝なのに、あっさりと文字通りに躓いてしまったラプタスは、以降は関西圏に多い右回りの1400重賞を中心に使われてきた。
昨年は休み明けの東京盃でスピード負けしてしまったから、賞金加算も叶わずに園田に回ったが、連敗が続いた。
阪神に出られるようになった3月からは連勝中だから、前走の圧勝は相手関係の問題ではなく、単純に自身の成長が体現されたというだけの結果であろう。
そもそも、重賞勝ち馬である。
G1級ウイナーになるために、ベストと考えたこの詰めたローテが吉と出るか否か。
今年本番は、南関東開催ではないから右回り適性で勝負できるし、それを遺憾なく発揮するためにここで相応の結果を出してしまえば、勝負ありともできる。
名手・幸英明はブルーコンコルドやホッコータルマエとと共に、長く砂を走るトップランナーとのコンビで存在感をより大きくしていったわけだが、このレースを経て、そんな無敵艦隊的存在を世にアピールするにはちょうどいい、まさに適鞍のように思う。
ただし、前回の佐賀が負けようのない一戦だったのに対し、今回は調整を考えたあくまでもひと叩きの側面もあったりする。
手を抜くのではなく、今のラプタスの真の実力と弱点を探る上で、勝ち負けそのものは連を外さなければ大方問題なしの一戦のように思う。
連を外すと途端に、他の馬の陣営もやる気になって、賞金問題がまた発生する可能性も出てくるから、その一線は譲れない。
とはいえ、ここは勝負。
勝ち気になれるほど賞金は持っていないテイエムサウスダンが、春の名古屋で完敗のラプタスにどこまで迫れるか、またどういう立ち回りをできるかに興味がある。
掛け値なしで狙いたいとはさすがに言い難いが、黒船賞の内容は圧巻。
これも相手がどうこうという内容ではなかった。ラプタスを唯一潰せる可能性がある馬。
そして、絶対快速型を除き<このレース連覇のノブワイルドを指す>、内枠に入るとコーナーワークと馬格に影響され、真ん中から外枠が圧倒的に有利なレース傾向もある。
テレ玉杯オーバルスプリント予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
ダート馬というより芝の快活な先行タイプにも見える中型・ラプタスに対し、見るからにゴツい競走年齢に達してからずっと500kg超えのテイエムサウスダンの迫力の馬体から繰り出されるブルドーザー的推進力に、ここは肩入れしていきたい。
テイエムサウスダンにとって前走に当たるかきつばた記念では、未勝利勝ちしたレースからずっとコンビを組み、前走は諸々のコロナ感染対策に関する妥当な措置で乗り代わりが生じてしまったというだけで信頼関係の深い幸騎手とラプタスの自在の戦略に、見事なまでに主導権争いの時点で敗れたという一戦。
ダートの短距離戦は特に、戦略と同時に自分の型にまずはめ込むことが重要になる。
その時がテン乗りの福永騎手だから、この差は結果に大きな影響を及ぼした。位置取り争いが激しいコーナー4つの地方の短距離重賞らしい結果にも思える。
その後連続して、ラプタスはあのラプタスのままであったから、ここでも人気になるのは間違いないが、テイエムサウスダンだってなぜかきつばた記念で単勝1.7倍になったのかといえば、それは黒船賞でラプタスのような立ち回りで他を圧倒したから。
加えて、ダート1400の重、不良馬場に限れば【3・0・0・1】、それ以外だと【3・1・1・4】というテイエムサウスダンのいかにもサウスヴィグラス産駒らしい適性にもここは注目であろう。水曜日が雨になるかも気になるところだ。
またもっと細かく見て、唯一脚抜けのいい馬場で敗れた天保山Sの14着に関しては、その直前の3歳オープンの端午Sで異例の58を背負ってカンカン泣きして、中5週で今度は斤量が大幅カットも、上がり目がない状況で古馬緒戦を迎えたとなって、デムーロ騎手共々泣きたくなるような結果に終わったというもの。
揉まれ弱いところがあるから、そういう面が一切出なかった年明けのすばるSで完勝後に、タフに間隔を詰めた根岸Sでは見せ場なく敗退の結果は、ファンには寂しい限りだが、以降の地方短距離路線での行脚では大きな財産になったのだろう。
前回までのことはなかったことにできるネイティヴダンサー系の特性は、オグリキャップの復活などで証明済みだが、日本の主流に位置づけられるキングマンボ系や近年の短距離戦線で重要なポジションを担うゴーンウェスト系よりは、このサウスヴィグラスの父父にあたるフォーティナイナーやスピード型でも不安定なタイプに出るウッドマンのような怪しい適性のある系統に受け継がれた傾向であり、リセット期間がある程度取れた今回は、むしろ血統の特性からも狙い目。
テレ玉杯オーバルスプリント予想2021 - レース展開と最終予想
まだまだ実力で及ばないだろうが、馬格の差を活かしきる戦略を立てやすいこの場面で、高知でのいい思い出がある岩田騎手への手戻りも心強い要素。
そういえば、乗り替わり騒動で色々と武豊騎手と馬主<アドマイヤのあのお方>との絡みで、何ともやりづらいところを戦っていた時に、岩田騎手は重宝されていた。
思えば、サウスヴィグラスのあとのエンドスウィープの代表産駒があのアドマイヤムーン<スイープトウショウは2歳上>であり、岩田騎手と一緒に勝ったG1の前走は、いずれも人気を裏切った連外しの結果であった。
2着と言っても、前走は完敗。アドマイヤムーンにはいつもメイショウサムソンという強大な壁が存在し、ムーンは4歳になってようやく互角に戦えるようになったが、最後の最後で、メイショウサムソン断然人気のジャパンCをイン抜け出しで勝ち切った。
父そのものは違うが、エンドスウィープはお利口さんな方といっても、やはりフォーティナイナー的不発の憂き目まで想定内のキャラクターは、すでにテイエムサウスダン自身が証明している。
そうした面が、実は岩田騎手とはマッチするのかもしれない。どちらも天才的な性質なのであろう。
一方、途轍もなく扱いの難しい天才・アランバローズの方はといえば、クラシックの経験は武器でも、古豪相手に抑えて勝った経験がないのは痛い。
行っても目標にされるだけだから、左海騎手は場慣れさせることを優先させるように思う。
無論、あっさりの快勝も想定される。
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