浦和記念2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
浦和記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第42回 浦和記念JpnII3上オープン |
グレード | 重賞(JPN2)ダートグレード競走 |
日程 | 2021年11月23日(火) |
発走時間 | 15:25発走 |
開催場所 | 浦和競馬場 |
距離 | ダート2000m |
コース | 左回り |
賞金 | 3500万円 |
レコードタイム | 2:04.1 |
浦和記念予想2021 - 過去10年のデータ傾向
毎年、逃げに出た馬が残るか、3コーナー手前辺りからスパートする馬が捲り切ってしまうか、ほぼ勝負手は決まったいるような一戦。
そのために、速い決着になりづらいコーナーワークのタイトさが求められるコース形態もあって、時計勝負になるような要素がまずないに等しいから、若い馬から大ベテランまでが横一線になって走れる、難解さも大いにある名物重賞の歴史が刻まれてきたようなところもある。
浦和記念といえば、浦和の前哨戦に埼玉新聞栄冠賞というレースがあるのだが、地方馬の選定でJBC路線に乗れなかったことが確定した馬の出番のようで、3歳時から何度かJRA勢に挑んで出た交流重賞の好走歴もあるダービランスがそちらを連覇。
1900という不思議な設定から、本番を意識したような浦和ではイレギュラーな2000に変更されてから、よく言えば豪快、リスペクトを欠く表現を恐れねば、こんな競馬をさせる相手関係が…、という感じで連覇だから、この8歳馬も侮れない。
ただし、使えない時期が何度もあったからといって、この年齢の30数戦のキャリアというのは、番組豊富な南関東やレベルの高い門別にいた事を踏まえても、粗さが残ることは否めない。
若いというよりは幼いところもまだあるのかもしれない。
一つ上の騸馬・ウェスタールンドも言わずもがなであるが、最近、やけに古豪らしい渋さが備わってきた印象がある。
浦和記念という舞台を踏まえると、適性はいくらか先輩に譲るとなるかもしれない。
浦和記念予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
人気になりそうなメイショウカズサは、前走の鮮やかな勝ちっぷりで重賞を小倉、金沢で2勝だから、大いに本番でも期待と思ったが、少なくともG1級レース連対で帝王賞で好走歴があっても、絞り込まれるところで賞金が上の馬が多ければ、出走叶わぬというJBCの厳しい縛りに泣いて、早々にこちらに回ってきた。
適性なども含めて、帝王賞というよりは東京大賞典に色気を持ちつつ、川崎記念辺りに出られたら理想。
同時期の佐賀記念でも一向にかまわないといった構えだろうか。
如何せん、重賞と重賞の間でとんでもないこけ方をした馬だから、気性面に大なる課題はあるとしても、先行型がかなり少ない組み合わせ。
だからこそ、行かせねばならないところも出てくるが、鞍上は週末に控えるジャパンCへ向け、冷静かつ果断な選択を容易にできる川田将雅になったのだから、今の交流重賞ではブリーダーズCどれか一つ勝ち成功で、鬼に金棒状態。
ただし、馬がムラなので一頭だけライバルを加えておいた。
同期のメイショウ・ダジンである。
この馬も大いにムラ駆けの傾向だが、3走前の小倉はスマートな抜け出しで、ゴール前では余裕を持って抜け出していた。
これに負けた面々も、次走以降でかなり健闘している。
父は浦和記念より旧ジャパンCダートというタイプのトランセンド。
概ね、メイショウカズサのボールドルーラー系と似た括りの北米型丸出し・ニアークティック直系のスピードタイプだ。
浦和記念予想2021 - レース展開と最終予想
月曜日に雨が降ることは確定的なので、両者にマイナスな面はない。
一方で、決定力まではカズサに敵わないメイショウダジンながら、芝で毎日杯5着、京都新聞杯6着という微妙ながら、素敵な戦績もあったりする。
京都新聞杯にこそ出たものの、まるで相手にしてもらえなかったトランセンドよりはいい。
ただ、典型的な芝もダートも同じくらいの時計で走る馬であり、2分4秒台など久しく出ていないこの特性というものが、大いに味方して不思議ない。
速さの質は違うが、メイショウの2頭の本質は似ている。
いくらか器用というか、柔軟な対応力のある方を上位に取りたい。
逃げ切りばかりが決まるレースではないから、スパート力を感じさせた小倉のレースを再現できれば、十分に戦える相手関係だろう。
ちなみにだが、メイショウダジンという馬は、快速メローフルーツの曾孫であり、同じように早い時期から活躍したオレンジピールの一族となるわけだが、北米血統であるからという以外にも、その他のほとんどがダート型に出ているのには理由がある。
メローフルーツをお腹にいれた段階で輸入されたバッフドオレンジは、だいたい同血とできるサンデーサイレンス産駒のオレンジピールの成功で、母系の枝葉を広げたわけだが、そもそも、彼女が日本に連れてこられたのは、デビューから8連勝、7連勝目がケンタッキーオークスであったティファニーラスを半妹に持っていたからだ。
孫の代から、2歳女王となるヤマニンシュクルが出たわけだが、ほぼ同時期にこちらも基礎繁殖牝馬として迎え入れられている。
ただ、輸入したのがバッフドオレンジは社台グループ、ティファニーラスはヤマニンでお馴染みの錦岡牧場。
互いに社台系の種牡馬が多く配されていったが、元よりスピード色が強い一族<ティファニーラスも6F戦で4戦無敗>で発展は遂げたものの、サンデーサイレンス<ヘイロー系>の次となった時に、差が出た。
トウカイテイオーの血を受け、サンデー系つけ放題のヤマニンシュクルは、仔の代で名繁殖牝馬になる芽はなくなり、一方、きつめのヘイロークロスを持つ繁殖牝馬<母のエメラルドタワー>から、ダート快速型を配されて生まれたのがこのメイショウダジン。
母の代から日高に入ったメイショウダジンのラインだが、最後は種牡馬の質と豊富さで、成功のパターンが一つ増えたというその理想形を体現するに至ったのであろう。
もう少し頑張って、今度は日本にトランセンドの血を広めていきたい。
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