秋華賞2018 展望

紫苑S組が今熱い。

ショウナンパンドラ

ヴィブロス

ディアドラ

今年はどうだろうか。

ローズSが阪神外回りの1800M戦になってからも、条件戦組、紫苑S組、オークス直行組は苦戦。

変わり種の古馬重賞勝利からの直行組も、一度成功したが、昨年は人気で不発。

絶対的ローズS組優勢の流れは、新潟紫苑S2回目の14年から、重賞昇格の2年で連対馬から連続勝利の記録継続で、レベル低下でもないローズSが、大したことのない馬と思われたクインズミラーグロの今の活躍で、ミッキークイーン-クイーンズリングのQQコネクションで決まった15年でさえ、紫苑S組は馬鹿にできないのだと、今更ながら実感している状況。

今年は昨年ほどではないにせよ、世代のレベルはなかなかに高い。

ただ、世代のトップスリーが、今年は皆直行という異常事態。

桜花賞ーオークスの上位3頭固定の例は、今のコースになってからはまま見られることだが、直行となると過去類を見ない初体験となる。

急な方針展開もなく、トラアイルは皆未登録。

ただ、ここに来てのリリーノーブルの秋休養が、全体の流れにどういう影響を及ぼすだろうか。

昨年で言えば、リスグラシューである。案外、マイナス面も出るかもしれない。

その中での紫苑S回顧。

ノームコアが1:58.0で独走も、何となく、ビッシュの圧勝と被るところがある。

ここで完璧に走ると、その後が怖い、キャリアの浅い馬。

GⅠ未経験はプラスも、遠征をしたのは福島だけ。

何か運のようなものがないといけない。

そう、ルメールは理由がない限り乗れないのだから。

ローズS組が今年の波乱のラストピースになりそうだ。

今年は本番でも期待の1000万勝ちの馬がいないから、オープンキャリアのあるディープが主軸。

サラキアやオールフォーラヴが地味に負けると、サトノワルキューレが中心のレースではなくなる本番での、人気落ちに期待ができる。

まあ、カンタービレはオークス惨敗なので、体を増やして、ボチボチでも好走くらいはしておきたい。