宝塚記念2020 展望

以下は、大阪杯のGⅠ昇格後、3回の宝塚記念上位3着の主な戦歴である。

17<稍> 2:11.4

①サトノクラウン

<古馬GⅠ実績/前走/古馬戦前の実績>

香港ヴァーズ① 大阪杯⑥ ダービー③

②ゴールドアクター

有馬記念① 天皇賞⑦ 菊花賞③

③ミッキークイーン

Vマイル②等 前走Vマイル⑦ オークス・秋華賞二冠

*1人 ⑨キタサンブラック

JC①春天連覇 天皇賞① 菊花賞①

18<稍> 2:11.6

①ミッキーロケット

春天④等 天皇賞④ 菊花賞⑤

②ワーザー

香港の所属馬 沙田芝1600GⅢ⑥ GⅠ初勝利は古馬になって香港移籍後

③ノーブルマーズ

GⅠ初出走 目黒記念② デイリー杯③

*1人 ⑥サトノダイヤモンド

有馬記念① 大阪杯⑦ 菊花賞①

19 2:10.8

①リスグラシュー

女王杯①等 QEⅡ③ JF・桜・秋②

②キセキ 1人

JC②等 大阪杯② 菊花賞①

③スワーヴリチャード

大阪杯① ドバイSC③ ダービー②

明らかな変化としては、毎年GⅠ勝ち、その確率が高いGⅠ好走歴のあった未勝利馬が続々大阪杯を勝っている状況で、宝塚記念そのものの価値が低下するように、クラシックウイナーの完敗が連続している点が挙げられる。

ここまで来ないと、大昔の大逆転ストーリーも復刻されるようで、当時は最上級のGⅡだった産経大阪杯の勝ち馬も相当数絡んできたのに、2頭登場も、共に馬券外の傾向もまた見逃せない。

・買える枠

クロノジェネシス、ブラストワンピース、モズベッロ

・買いづらい枠

ラッキーライラック、サートゥルナーリア、ワグネリアン、カレンブーケドール、スティッフェリオ、エタリオウ

・買わない方が無難枠

キセキ、ラヴズオンリーユー、ユーキャンスマイル、マカヒキ

・やめておこう枠

<フィエールマン、ワールドプレミア>回避濃厚

小回りだとか、道悪であるとか、何かしらの特異な条件の適性を示しているということで言うと、京都大賞典、日経新春杯勝ちの馬は忘れた頃に要注意。

現状のランキングで買える枠の順番をつけたが、1角までの距離が取れるローカル2000的適性でいうなら、中山2200が合っていそうな馬もピックアップしておきたい。

求められる脚力がよく似ている。古い洋芝実績なども使える。