安田記念2018 展望
昨年の中波乱の構図は、今年も引き継がれるのだろうか。
今年勝つのに必要な要素は、過去のデータと突き合わせつつ、で参りたい。
・GⅠ馬
スワーヴリチャード
ペルシアンナイト
レッドファルクス
リアルスティール
アエロリット
アルアイン
ソウルスターリング
少なくとも、ここ10年をとっただけでも、すでにGⅠタイトルのあった馬ばかりが勝っていて、若い馬の場合は、GⅠ2着のあったリアルインパクトであったり、覚醒したことが明らかになりつつあったモーリスなど、意味もなく穴で快走するバンブーメモリーや最初に勝った時のヤマニンゼファータイプは登場していない。
古馬のGⅠで好走している馬は、無条件で候補になる。
・ノンタイトルホルダー
エアスピネル
サングレーザー
ブラックムーン
ヒーズインラブ
ウインガニオン
穴で走るのは、中距離型で癖のないタイプ。
勝ち切れないまでも、5回走ったら3回は馬券に絡むような馬に、人気薄での快走を期待できる。
順当な結果は少ないレース。前年のこの時期の好成績も重要。
今年はエアスピネルにもチャンスはあったのだが…。
その他で狙えそうなのは、
ダイワキャグニー
サトノアレス
グレーターロンドン
東京が得意で、尚且つ、重賞で何度も人気になっているような馬が、どうにも勝ちあぐねていて、それでも格の高いレースで底力を発揮するパターン。
最近は、短距離GⅠでも出走登録の数が多くなり過ぎないから、京王杯SCで走り過ぎなかった時のグレーターロンドンは、無視しない方がいいだろう。
焦点は、繋がる時は真っ芯で捉えることがある、別路線となる大阪杯組か。
GⅡ時代から、軸になるときは確実性があって頼りになるグループだったが、昨年は、昔からコネクションの強い秋天好走歴のある大阪杯2着のステファノスが凡走している。
秋にアル共杯快勝のスワーヴリチャードが人気になるわけで、これはこれで取捨難解。
グラスワンダーやオグリキャップは崩れなかったが、彼は有馬では力を出せていない。
相手関係次第、という雰囲気である。