G1回顧より
スプリンターズステークスは、人気通りの決着ではありましたが、○◎▲の順で入線、順番はともかく、上位3頭は予想通りでした。
* 安田記念でテンの3Fを33秒9で飛ばして、クビ差粘った時計が1.32.3。あくまでもレースラップからですが、1200Mを1.08.8で通過してさらに、坂越えを含む400Mを、11.3-12.2で走破しております。これで1200Mなら、【理屈からは】勝ってしまうかもしれません。
先週の予想でサイレントウィットネスの能力を、このように評価したのですが、やはり、理屈のほうが強かったのでしょうか?圧勝でした。
理屈より、感覚を優先させデュランダルを◎に選んだ先週の予想。例によって最後方から追走し、4角は大外を回ったのだから、距離ロスは相当なもの。
負けて強し!G1レースであれだけ極端な追い込みを見せてくれる馬って、そんなにいませんよ。ミスターシービーやマティリアルに並ぶ、記憶の名馬になると思います。私的には。
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先週の秋華賞は
* エルフィンSは、スローのマイル戦であり過剰評価は禁物のパターンですがエアメサイアとジェダイトは共に最後の2Fを 11.0-11.3という上りで他馬を突き放しております。京都に替わって抜群のキレを見せるのはこの2頭ではないかと思います。エアメサイアはラインクラフトより外目の枠順。敵を見ながら“相対的絶好位”で追走できます。
このように書いて、エアメサイア(1着)を◎に。 計ったような差し切りというか、ギリギリ差したというか、とにかくゴール前の猛追を見れば着差以上の強さだったのではないかと思います。
直前の追い切り内容は悪くなかったと思いましたが、ぶっつけ本番だったことを考慮すれば、ジェダイト(13着)の評価を下げる必要はありません。この馬はいつか馬券になると思います。
※このコラムは、2005.10.05 及び 2005.10.22 に発行したメールマガジン「馬券名人養成プログラム」に掲載したものです。
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