全国競馬場の一覧と特徴
目次
全国の中央競馬場の一覧と各コースの特徴を知って予想に役立てましょう
札幌競馬場の特徴
住所 | 北海道札幌市中央区北16条西16丁目1-1 |
電話番号 | 011-726-0461 |
芝コース | 1200m 1500m 1800m 2000m 2600m |
ダートコース | 1000m 1700m 2400m |
札幌市中央区に構える札幌競馬場の特徴を一言でいえば丸っこいこと。
それもそのはず。
一般的な他の競馬場の形を楕円形と表現するならば
札幌競馬場はほぼ円形に近いコースレイアウトとなっている。
高低差については芝コースで0.7mほど。
ダートコースに至っても0.9mほどであり起伏はほとんどない平坦なサーキット場のようなイメージ。
良質な芝には定評があり基本的に水はけが良いとされ重馬場でもさほど荒れることはなく
「雨に強い競馬場」とされている。
ただし前述の"丸い形"ということからストレートな直線がとても短く、
後半に追い込んでくるタイプの馬は全体的に苦戦している傾向にある。
函館競馬場の特徴
住所 | 北海道函館市駒場町12-2 |
電話番号 | 0138-53-1021 |
芝コース | 1000m 1200m 1800m 2000m 2600m |
ダートコース | 1000m 1700m 2400m |
全国で一番古い歴史を持つ函館競馬場の最大の特徴は
ストレート(馬が全力で走る直線距離)の短さにあるため、
どうしても出だしで勝負の決まってしまうレースが多い。
実際に勝率も先行する馬が目立っており、逆を言ってみれば
後半に追い込みをかけるタイプの馬に関してはやはり苦戦してしまう傾向にある。
函館という地域的にどうしても梅雨の時期と重なるレースに関しては
重馬場を乗り越えて力強く走ってゆく馬が相性が良いとされている。
芝の水はけは札幌ほど良くはない、ということを頭に入れておかなければならない天候に左右されやすい競馬場となっている。
福島競馬場の特徴
住所 | 福島県福島市松浪町9-23 |
電話番号 | 024-534-2121 |
芝コース | 1200m 1800m 2000m 2600m |
ダートコース | 1000m 1150m 1700m 2400m |
独特なかつ特徴的な起伏が激しいこの福島競馬場のレース展開はまさにスリル満点。
高低差が凄まじいわけではないが
下ったかと思えばまたすぐ上るというアップダウンが激しい凸凹コースが難易度を上げている。
初夏の開催時にはちょうど長雨の時期とも重なり、更にコースの排水性も完全ではないことから馬場が傷み、荒れる原因にもなる。
中山競馬場の特徴
住所 | 千葉県船橋市古作1-1-1 |
電話番号 | 047-334-2222 |
芝コース(内回り) | 1800m 2000m 2500m 3600m |
芝コース(外回り) | 1200m 1600m 2200m |
ダートコース | 1200m 1800m 2400m |
内回りと外回りで全く違った顔を持つ中山競馬場は有名な有馬記念など大きなレースで活躍している。
内コースに関しては第2コーナーや第3コーナーなど、
かなりタイトなカーブとなっておりその点からも小回りコースといわれている。
また、最大の特徴としては全国競馬場の中でも一番といわれるコースの高低差の激しさでありなんと5.3m。
こういった起伏の激しい形状からも障害レースにてよく利用されており
「中山大障害」といえば1年の終わりの風物詩のようになっている。
東京競馬場の特徴
住所 | 東京都府中市日吉町1-1 |
電話番号 | 042-363-3141 |
芝コース | 1400m 1600m 1800m 2000m 2400m 2500m 3400m |
ダートコース | 1300m 1400m 1600m 2100m 2400m |
中央競馬場の"主役"とも呼ばれるのが名だたる大きなレースを開催している府中の東京競馬場だ。
直線距離は525.9mとかなり長く、後からの追い込みタイプが抜けてくる展開も珍しくない。
福島競馬場のようにデコボコしているアップダウンの激しい坂をクリアした後にも
長いストレートを全速力で駆け抜けてくる馬力が必要になってくるため、絶対的な総合力が必要になってくるスケールの大きな競馬場だ。
新潟競馬場の特徴
住所 | 新潟県新潟市北区笹山3490 |
電話番号 | 025-259-3141 |
直線 | 1000m |
芝コース | 1200m 1400m 1600m 1800m 2000m(外回り) 2000m(内回り) 2200m 2400m |
ダートコース | 1200m 1800m 2500m |
1周距離は日本最長の長さを誇る新潟競馬場は平成13年に大規模なコース改造を行い
全国屈指のハイスピードコースとして生まれ変わった。
勝負の決め手はやはり長い直線。
全体的に水はけも良いとされ多少馬場が重くなっても基本的には先行タイプが優勢とされているのも特徴のひとつ。
中京競馬場の特徴
住所 | 愛知県豊明市間米町敷田1225 |
電話番号 | 052-623-2001 |
芝コース | 1200m 1400m 1600m 2000m 2200m |
ダートコース | 1200m 1400m 1800m 1900m 2500m |
中京競馬場がただの平坦なローカルコースだといわれていたのは昔の話。
平成24年に大幅改造されたその特徴的なコースレイアウトは
全国どこの競馬場にも見られないユニークさや遊び心が詰め込まれいる。
東京競馬場に次いで長くなったストレートやその後すぐに出現してくる急坂など起伏の激しさも面白い。
ただし地域的なことからも雨との戦いは避けられず、
芝のコンディションも悪くなってしまうため俗にいうパワータイプな走りを見せてくれる馬の活躍が目立つ傾向にある。
京都競馬場の特徴
住所 | 京都府京都市伏見区葭島渡場島町32 |
電話番号 | 075-631-3131 |
芝コース | 1200m 1400m(内回り) 1400m(外回り) 1600m(内回り) 1600m(外回り) 1800m 2000m 2200m 2400m 3000m 3200m |
ダートコース | 1200m 1400m 1800m 1900m |
京都競馬場の"顔"ともいえるのが第3コーナーに突如として現れる高低差4.3mの坂。
(内回り時は3.1m)
それ以外は至ってシンプルかつ平坦なコースなのに急にそびえ立つ丘をどう攻略するか、
というのも非常に面白い競馬場だ。
また、もうひとつ特徴的なのは芝コースの幅員の広さであり通常は2〜3コースなのに対し、
京都競馬場では4コースを設定しているのは東京競馬場を除けばこの京都競馬場だけ。
阪神競馬場の特徴
住所 | 兵庫県宝塚市駒の町1-1 |
電話番号 | 0798-51-7151 |
芝コース | 1200m 1400m 1600m 1800m 2000m 2200m 2400m 2600m 3000m |
ダートコース | 1200m 1400m 1800m 2000m |
平成の時代にもっとも面白くなった競馬場を挙げていけば
まず先に名前の挙がるのがこの阪神競馬場だろう。
従来のコースの外側に新しく大規模な外回り専用のコースを作り、
なんとその距離は2089m。
当然ながら右回りのコースでは日本最長となるスケールの大きな競馬場に成長した。
バックストレッチも非常に長いことも大きな特徴のひとつ。
コース全体の難易度を上げているのは1.5%の勾配を持つゴール前の急坂か。
小倉競馬場の特徴
住所 | 福岡県北九州市小倉南区北方4-5-1 |
電話番号 | 093-962-3236 |
芝コース | 1200m 1700m 1800m 2000m 2600m |
ダートコース | 1000m 1700m 2400m |
小倉競馬場と聞くと平坦で小回りなローカル場というイメージが強いかもしれないがこのレース場はただ小さいだけではない。
芝コースではなんと高低差が3mもありコース全体で見るとどちらかといえば起伏構成は激しい部類に入るだろう。
そういったコースレイアウトからもわかるように基本的には決め手を持つ先行逃げ切りタイプが圧倒的な勝率を抑えており、
追い込みタイプには少々苦戦を強いられる流れになっている。