函館競馬場 コースの特徴と傾向
目次
函館競馬を予想していくにあたりまず最初に行っておきたいのが函館競馬場のコース攻略です。
レース結果を見てもキチンと攻略が出来ているのと出来ていないのでは予想精度がだいぶ変わってきてしまうものです。
本来ならば指定席でじっくりと見てみたりパドック状態を分析したりなどできたら更に良いですが
この記事を読むだけでも最低限の知識は得られるように作ってあります。
正しいコース知識を身に着けて、荒れた場合の馬場状態やコースの特徴を知っていけば競走馬の距離適正やリズムなどが見えてくることでしょう。
函館競馬場のコース攻略POINT
- 大昔は高速馬場で、一昔前は欧州仕様の馬場質で、今はまた高速の芝
- ダートは時計がそんなに速くならない割に、逃げが圧倒的に有利
函館競馬場 芝1000m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 3回 | 0回 | 1回 | 2回 | 50% | 50% | 67% |
函館競馬場 芝1200m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 43回 | 24回 | 12回 | 93回 | 25% | 39% | 46% |
1枠 | 24回 | 19回 | 21回 | 176回 | 10% | 18% | 27% |
トータルで見ると、どちらも内枠先行馬有利の傾向
似て非なる1000と1200は、前者が短距離戦でベストラップが出る2F目がコーナーにかかる関係で、終いのラップが落ちないのに対し、
3コーナー手前の後者は終いがかなり掛かるという違いがある一方、時計が速い近年の傾向から、差に現れなくなってきています。
函館競馬場 芝1000m~1200mの主な重賞
函館競馬場 芝1800m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 12回 | 6回 | 9回 | 59回 | 14% | 21% | 31% |
6枠 | 12回 | 15回 | 11回 | 81回 | 10% | 23% | 32% |
函館競馬場 芝2000m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7枠 | 13回 | 11回 | 7回 | 96回 | 10% | 19% | 24% |
先行 | 40回 | 37回 | 35回 | 147回 | 15% | 30% | 43% |
本来は傾向に違いが出る中距離戦は、開催日数の関係で大差なし
小回りの中距離戦特有の1コーナーまでの距離の差が、枠の有利不利として現れるものですが、どちらもイン溜め直線勝負型と中枠の好位付けのガチンコ勝負で、
ロスの少ない分だけ回収率が内枠の方が上というだけで、ほとんど差はありません。7月までは天候は安定している影響もありそうです。
函館競馬場 芝1800m~2000mの主な重賞
- 函館記念
函館競馬場 芝2600m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
先行 | 15回 | 12回 | 10回 | 42回 | 19% | 34% | 47% |
ハービンジャー | 4回 | 3回 | 4回 | 17回 | 14% | 25% | 39% |
馬場がいいことがほとんどで、内枠の好位組が圧倒的有利
オープンクラスのレースがないことも影響しているのか、ステイヤーに優しい作りになっているのか、
理想のコース取りから勝負が始まるので、変な荒れ方はしないと考えた方がいいのかもしれません。
函館競馬場 ダート1000m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サウスヴィグラス | 8回 | 12回 | 13回 | 59回 | 9% | 22% | 36% |
8枠 | 22回 | 13回 | 11回 | 106回 | 14% | 23% | 30% |
ワンターンで外枠有利のコースなので、サウスヴィグラス1強ではない
無論、サウスヴィグラスが勝ち数トップでも、惜敗も多いという傾向。
ローカルダートの内枠は必ず枠に1頭ずつの縛りがあるため、芝スタート以上に外枠組がわんさか上位を占めます。
函館競馬場 ダート1700m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 46回 | 37回 | 19回 | 86回 | 24% | 44% | 54% |
矢作芳人 | 6回 | 2回 | 5回 | 33回 | 13% | 17% | 28% |
とりあえず、逃げ馬を買っておけば半分は当たるコース!
複勝に絡む確率が半分で、枠の有利不利がそれほどではないとなると、逃げ馬から無難に流していく買い目が理想の形となります。
妙味がないからと差しタイプを狙っても、札幌よりハマらないので、ヒモで押さえる程度に。
函館競馬場 ダート2400m データと特徴
ひと開催につき1回の施行も、基本的に逃げ切りばかりで、内枠ばかり馬券になる京都外回りの長距離戦のような傾向。
分かりやすいので、東京で差してきたような馬にだけは気をつけましょう。