福島競馬場 コースの特徴と傾向

福島競馬を予想していくにあたりまず最初に行っておきたいのが福島競馬場のコース攻略です。
レース結果を見てもキチンと攻略が出来ているのと出来ていないのでは予想精度がだいぶ変わってきてしまうものです。

本来ならば指定席でじっくりと見てみたりパドック状態を分析したりなどできたら更に良いですが
この記事を読むだけでも最低限の知識は得られるように作ってあります。
正しいコース知識を身に着けて、荒れた場合の馬場状態やコースの特徴を知っていけば競走馬の距離適正やリズムなどが見えてくることでしょう。

福島競馬場のコース攻略POINT

  1. 坂があるとなっているが、芝コースの馬場が荒れやすい傾向の方が問題
  1. 芝もダートも、条件が揃わないと快速決着にはならない

福島競馬場 芝1200m データと特徴

福島競馬場 芝1200m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
タイキシャトル7回3回5回34回14%16%31%
ヨハネスブルグ7回2回1回42回13%6%19%

トラックバイアスが最も影響を与える条件のため、開幕週の先行有利からの崩れ具合がポイント

サクラバクシンオーの時代ではないので、種牡馬のランキングが不安定化するのはともかく、ローカルの芝短距離戦で全ての枠の連対率が、
10%台前半というのはまずない傾向。馬場状態次第というのは、タイキシャトルとヨハネスブルグの回収率の高さからも理解できます。

福島競馬場 芝1800m データと特徴

福島競馬場 芝1800m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
差し43回41回42回467回7%14%21%
メイショウサムソン5回6回1回13回20%28%48%

意外と差しが届くのは、雨が多い時期と重なるため!

差し馬の勝率:7.3%というのは、ローカル同距離同脚質で最高の数値。

福島1700m戦が近年減少しておりこちらがメイン。
福島牝馬Sがどうこうではなく、オーソドックスなローカルの1800戦では、中山のようなゴール前一変はなくても、
うまく捲る馬や荒れ馬場を利して差してくる馬がいるので、この結果は季節性のものであると言えます。

福島競馬場 芝1800mの主な重賞

  1. 福島牝馬ステークス

福島競馬場 芝2000m データと特徴

福島競馬場 芝2000m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ステイゴールド10回9回5回67回11%15%26%
先行63回44回39回220回18%23%41%

1角まで距離が取れる構造も、直線は短いので極端な策がハマるようでハマらない!

逃げ切りはローカルだから当然あるとしても、100レース以上の内で15勝だから大して有利でもなく、追い込みはまさかの勝ち馬なしとなっていて、
ほとんどが無難に立ち回った馬の競馬となっています。重賞のみ強気の押し切りが決まると覚えておきましょう。

福島競馬場 芝2000mの主な重賞

  1. 七夕賞

福島競馬場 芝2600m データと特徴

福島競馬場 芝2600m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ステイゴールド6回5回6回48回9%17%26%
オルフェーヴル5回2回2回11回25%20%45%

長距離向きの種牡馬の産駒が、持続力勝負でねじ伏せてみせる舞台

ステイゴールド-オルフェーヴル親仔で、3割方のレースを制し、高確率で連対馬が登場しているということからも、
有馬記念か3000M以上のG1タイトルを持っている競走馬だったか、道悪の中距離G1を勝っていた馬の仔が走ります。

福島競馬場 ダート1000m データと特徴

福島競馬場 ダート1000m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
逃げ2回4回0回1回29%57%86%

福島競馬場 ダート1150m データと特徴

福島競馬場 ダート1150m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
サウスヴィグラス10回11回11回101回8%17%24%
ゴールドアリュール10回9回2回52回14%15%29%

極端に逃げ馬が有利なため、ダート短距離専門の種牡馬を確実に押さえておきたい

勝ち星はサウスヴィグラスとゴールドアリュールでトントンでも、絶対数の関係で、数字はゴールドアリュールの方が上位ながら、
行き切った方が有利なので、他場より短い設定を加味して、ロケットスタート型を見つけましょう。

福島競馬場 ダート1700m データと特徴

福島競馬場 ダート1700m
 1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
キングカメハメハ11回6回6回67回12%13%26%
ハーツクライ9回14回8回62回10%24%33%
ブラックタイド8回4回3回51回12%11%23%

謎の2004年クラシック世代上位独占の偏った傾向から、他のコースより軽い性質が現れている

首位のキングカメハメハはすでに、ルーラーシップやロードカナロアという後継種牡馬を出していて、これらも活躍中なので、
スワーヴリチャード(ハーツクライ)やキタサンブラック(ブラックタイド)にも注目したいところです。

福島競馬場 ダート2400m データと特徴

福島競馬場 ダート2400m

年一度くらいのペースで施行の距離でデータは少ないですが、勝ち馬を出した種牡馬の単勝回収率が異常なので、5番人気以下を買っていくのがいいでしょう。