東京競馬場 コースの特徴と傾向
目次
- 1 東京競馬場 コースの特徴と傾向
- 2 コースで勝敗が決まる
- 3 大人も子供も楽しめること間違いなし!
- 4 東京競馬場 芝1400m データと特徴
- 5 東京競馬場 芝1600m データと特徴
- 6 東京競馬場 芝1800m データと特徴
- 7 東京競馬場 芝2000m データと特徴
- 8 東京競馬場 芝2400m データと特徴
- 9 東京競馬場 芝2500m データと特徴
- 10 東京競馬場 芝3400m データと特徴
- 11 東京競馬場 ダート1300m データと特徴
- 12 東京競馬場 ダート1400m データと特徴
- 13 東京競馬場 ダート1600m データと特徴
- 14 東京競馬場 ダート2100m データと特徴
- 15 東京競馬場 ダート2400m データと特徴
東京競馬を予想していくにあたりまず最初に行っておきたいのが東京競馬場のコース攻略です。
レース結果を見てもキチンと攻略が出来ているのと出来ていないのでは予想精度がだいぶ変わってきてしまうものです。
本来ならば指定席でじっくりと見てみたりパドック状態を分析したりなどできたら更に良いですが
この記事を読むだけでも最低限の知識は得られるように作ってあります。
正しいコース知識を身に着けて、荒れた場合の馬場状態やコースの特徴を知っていけば競走馬の距離適正やリズムなどが見えてくることでしょう。
東京競馬場のコース攻略POINT
- 向こう正面も最後の直線も長い
- 芝は高速決着が基本
- 冬のダートは水が撒けないのでパサパサ
コースで勝敗が決まる
ご存知の通り東京競馬場の特徴である長い直線・長い上り坂は日本一タフなコースになっているため、逃げ・先行馬にとってはペース配分が難しくなっています。
最後の上り坂で失速する馬も多いので差し・追い込み馬が差すレースが目立ちます。
また、進路が空かないなどの展開に左右されるリスクも他と比較すると少ないので、実力を発揮しやすいコースとも言えるでしょう。
勿論馬という生き物が走るスポーツですので右回りが得意な馬、左回りが得意な馬がおり、
内枠・外枠の有利不利だったりと馬や騎手にとっても有利な枠を選ばなければならないのは東京競馬場でも同じです。
東京競馬の予想または荒れるレースを予想したい方は、競馬新聞もそうですがレース結果のライブ映像などが配信されておりますので馬場状態などをチェックしておくべきでしょう。
開催日などといったレーススケジュールやオッズに関しては事前に確認が可能なのでチェックしておくようにしましょう。
東京競馬の馬場傾向を考慮してみる
勿論競馬は馬という生き物が走るスポーツなのでずっと勝ち続けたりはしません。
コースや枠以外に天気やコンディションによって勝敗が決まってきます。
東京競馬の馬場状態やコンディションをライブ中継などをチェックして予想に組み込むのもいいかもしれません。
また馬場改修状況や馬場開放状況などといった詳細も公式サイトに載ってますので気になる方は是非確認してみてください。
東京競馬場の制裁…
ご存じだと思われますが2021年6月13日に、嘉藤貴行騎手は最後の直線コースで外側に斜行したことで戒告を受け、M.デムーロ騎手は最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金一万円の処分となりました。
このように競馬ファンからしてみれば悲しいニュースがありますが、今後もこのようなことが起こらないことを願うばかりです。
大人も子供も楽しめること間違いなし!
東京競馬場ではステーキや銀だこといったレストランなどが数多くあり、絶品とのことなのでグルメ好きにはたまらない場所となっています。
さらには東京メガイルミや東京サマーランドなどのアミューズメントパークがあります。
東京メガイルミでは季節によってイルミネーションやイベントが開催されているので、家族連れや恋人同士でも楽しめること間違いなしです。
東京サマーランドはプールやアトラクションがあり子供も楽しめる場所となっています。東京競馬場から少し離れていますがこれからの季節にいかがでしょうか。
東京競馬場は無観客いつまで?
コロナの影響により緊急事態宣言が発令され、無観客での開催を実施しており入場制限を設けているため2021年6月19日からネット予約での指定席チケットの販売を再開しました。事前に購入した方のみ入場ができるそうです。
東京競馬場 芝1400m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 36回 | 21回 | 18回 | 155回 | 16% | 25% | 33% |
1枠 | 29回 | 29回 | 33回 | 268回 | 8% | 16% | 25% |
内枠・逃げ > 先行 > 外枠・中団以下!
何年やっても、馬場改修をしても、先行型有利の基本は変わりません。
道悪の場合で調べても、来る血統がダート寄りにシフトするくらいで、重賞の時だけ、展開の読みが必要になるくらいと決め打ちしていいでしょう。
東京競馬場 芝1400mの主な重賞
東京競馬場 芝1600m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
藤沢和雄 | 21回 | 13回 | 9回 | 59回 | 21% | 33% | 42% |
国枝栄 | 12回 | 18回 | 8回 | 49回 | 14% | 34% | 44% |
矢作芳人 | 7回 | 2回 | 2回 | 39回 | 14% | 18% | 22% |
名伯楽が管理する良血馬を買うコース
ここ数年をとっても、多く勝ち鞍を挙げた順に厩舎名を書き連ねると、藤沢和、堀、国枝といった錚々たる面々が上位を占め、関西では矢作厩舎がトップ。
回収率も比例しているため、無難に人気馬を買うコースです。
東京競馬場 芝1600mの主な重賞
東京競馬場 芝1800m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 51回 | 38回 | 40回 | 208回 | 15% | 26% | 38% |
戸崎圭太 | 29回 | 17回 | 17回 | 69回 | 22% | 35% | 48% |
ディープ天国でも人気になるので妙味はなし!
毎日王冠3勝、共同通信杯も同じ数、出世レースの東京スポーツ杯も3頭が制して全てがダービー馬になったという適性の度合い。
他コースでもこの距離は得意なので、それを逆手に取った穴狙いの判断基準として使いたいファクターです。
東京競馬場 芝1800mの主な重賞
東京競馬場 芝2000m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3枠 | 16回 | 18回 | 22回 | 144回 | 8% | 17% | 28% |
スクリーンヒーロー | 7回 | 2回 | 2回 | 21回 | 22% | 28% | 34% |
オルフェーヴル | 6回 | 6回 | 8回 | 35回 | 11% | 22% | 36% |
この距離で強かった馬の仔が穴をあける
昔から驚きの結末を演出してきた「特殊な2コーナー」を関門に持つコースですが、秋の天皇賞で2着に止まったステイゴールドとスクリーンヒーローが勝率で、
主要種牡馬の次に入っているので、オルフェーヴルやヴィクトワールピサら、2000Mで安定した成績を残していた馬の仔にも注目を。
東京競馬場 芝2000mの主な重賞
東京競馬場 芝2400m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 14回 | 13回 | 12回 | 106回 | 10% | 19% | 27% |
ディープインパクト | 30回 | 20回 | 21回 | 134回 | 15% | 24% | 35% |
戸田博文 | 7回 | 6回 | 8回 | 29回 | 14% | 26% | 42% |
3~4コーナーでロスなく立ち回れる内枠、先行型有利!
G1以外では、ただの長距離カテゴリーのレースとなるので、ロスの少ない内枠、余程の多雨に見舞われない限りは、
内でじっと仕掛けのタイミングを待った方がいいという、コーナー4つの競馬の基本的な特性が出ています。
また、2300m戦も年3鞍行われています。
東京競馬場 芝2400mの主な重賞
東京競馬場 芝2500m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ステイゴールド | 2回 | 0回 | 3回 | 6回 | 18% | 18% | 45% |
東京競馬場 芝3400m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8枠 | 3回 | 0回 | 0回 | 5回 | 38% | 38% | 38% |
ディープが消えて、春天好走馬を出している種牡馬が台頭
この2つの距離は、坂を2度上るため、別カテゴリーに属するということで、最近は重賞レースしかないため、ディープインパクト産駒の出番はなし。
サンデー系でも特殊なポジションを形成するハーツクライ<母父トニービン>、ステイゴールド<後継種牡馬も注目>らの産駒からを有力馬を押さえましょう。
東京競馬場 芝3400mの主な重賞
- 目黒記念
東京競馬場 芝3400mの主な重賞
東京競馬場 ダート1300m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
逃げ | 20回 | 13回 | 11回 | 68回 | 18% | 29% | 39% |
4枠 | 19回 | 11回 | 24回 | 166回 | 9% | 14% | 25% |
好発を決めた先行型のためのコース
約20年ほど前の大改修の際、これまであった1200に代わって誕生した1300Mコースは、ほとんど同じ距離の1400Mと比べても、
明らかに先行有利で、道悪になって差しが決まることはまずありません。2割近くの逃げ切りがあるというのは、直線の長さからも異常と言えます。
東京競馬場 ダート1400m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
伊藤圭三 | 22回 | 16回 | 14回 | 93回 | 15% | 26% | 36% |
C.ルメール | 35回 | 17回 | 23回 | 48回 | 28% | 42% | 61% |
ヘニーヒューズ | 21回 | 15回 | 15回 | 116回 | 13% | 22% | 31% |
とりあえず条件戦は、伊藤圭三厩舎の馬から
近年の傾向ではなく、長いスパンで見ても、ダートの短距離戦で伊藤圭三厩舎は出走頭数そのものが多く、他の倍というイメージ。
加えて、成績もほぼ全てで最上位。数打ちゃ当たるではなく、適鞍で実力を発揮する管理馬が満遍なく登場している感じでしょうか。
東京競馬場 ダート1400mの主な重賞
東京競馬場 ダート1600m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 28回 | 13回 | 16回 | 167回 | 13% | 18% | 25% |
加藤征弘 | 29回 | 16回 | 9回 | 65回 | 24% | 38% | 45% |
8枠 | 79回 | 58回 | 73回 | 663回 | 9% | 16% | 24% |
外枠からじんわりいいポジションを取れる馬以外にはフラットな条件
特殊な芝スタートのチャンピオンコースですが、ゴールドアリュール産駒、ルメール騎手、加藤征弘厩舎といった、名のある面々が力を発揮しているという傾向と、
そのいずれもが様々な脚質での実績があることから、実力を試すのに最も適した舞台とできます。8枠が突出していい結果ではない点も、その一端でしょう。
東京競馬場 ダート1600mの主な重賞
東京競馬場 ダート2100m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
池添学 | 4回 | 1回 | 0回 | 3回 | 8% | 10% | 10% |
5枠 | 31回 | 22回 | 11回 | 210回 | 11% | 19% | 23% |
東京競馬場 ダート2400m データと特徴
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
先行 | 2回 | 1回 | 1回 | 7回 | 18% | 27% | 36% |
追い込み一辺倒ではない関西馬を買いたい!
芝とは違って、ズブい馬の最終目的地でもあるため、序盤前に行けないと苦しいタイプが多いからこそ、
内枠だと不発が多い傾向は、頭数に関係なくあるので、これに適鞍を求めて登場の関西馬を絡めたいところです。