2006年【有馬記念】の見解

ジャパンカップの予想の中で、昨年の有馬記念で２着に敗れたディープインパクトについて、「改めて今年の内容と比較すると当時のデキはあまり芳しくなかったのではないでしょうか。」と書きました。

今週、武豊騎手もその点を認めて「今思えば、去年は当日の雰囲気があまりよくなかった。体調は今年のほうがずっといいでしょう」とコメントしております。そうなればアクシデントとか、よほどの展開の紛れでもない限り、 ◎ディープインパクトでどうしようもないでしょう。

対抗は前に行ける馬を本線に選びたいと思います。逃げ馬か、ロングスパートのできる馬。潜在能力的にはアドマイヤメインですが、菊花賞の反動はまだ残っているでしょう。香港からの中１週もマイナスです。

ということで、○はダイワメジャーとしました。本格化した、と言われておりますが、すでに３歳で皐月賞を勝ったとき、ウッドで破格の時計を出していたことを思い出しました。元々相当な能力を持っていたがノドにハンデを抱えていた。そして今季、克服した。

着差はともかく、ダンスインザムードを完封した毎日王冠の時の強さを、今さらながらストレートに評価したいと思います。マイルでさえ行きたがっていた馬ですが、この中間、馬を落ち着かせることに成果がうかがえる追い切り内容、そして鞍上もアンカツなら２５００Ｍも大丈夫でしょう。

６月の宝塚記念（４着）当時とは明らかに馬が違います。上手くなだめられれば、そして展開次第では押し切りも可能。

▲はスイープトウショウ。後方から差す馬のほとんどは、ディープに置いて行かれてしまうでしょう。ただ、この馬だけは、併せて行ける力を持っております。３コーナーすぎから動くディープよりも早めに追い出すダイワ、コスモ、デルタにディープがタイミングを誤れば、この馬にもチャンスがないわけではありません。

ディープの強さを目に焼きつかせつつ、○▲からの流し馬券も“夢馬券”として少々買ってみようと思います。

◎ディープインパクト
○ダイワメジャー
▲スイープトウショウ
△アドマイヤメイン・ドリームパスポート