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関屋記念2024【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 17分

 

関屋記念2024の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第59回関屋記念
グレード重賞(G3)
日程2024年8月11日(日曜)
発走時間15時45分
開催場所新潟競馬場
距離芝1,600m
コース左回り
賞金4,100万円
レコードタイム1:31.5

関屋記念予想2024 - 過去10年のデータ傾向

1番人気に変な形で押し出された時、ブレ幅の小さいマイル重賞では大抵消える

昨年のララクリスティーヌ、少し前のメートルダール、カフェブリリアントらは、過剰な支持というより、押し出された4倍台の1番人気。

そうした支持を受ける馬が多いレースで、多頭数のこともあれば、休み明けの場合もあったりと、事情が色々交錯するので、致し方のない部分はあるにしても、他の馬は大概、人気になっていたら前後して、この距離の重賞で少なくとも連対をしているから、実力通りになれば、ある意味崩れる理由がない。

 

今年であれば、ジュンブロッサムやプレサージュリフトならば、ある程度不安がなく押さえられ、サクラトゥジュールやディスペランツァ、パラレルヴィジョンなどが、今度は乗り替わりなどがあるところで、再び人気になったら、これはさすがに怪しいが、今週から3場開催で、準主要場扱いの中京が始まって騎手がバラけるので、少しオッズが割れる原因にもなるから、一定程度の目途は立つ。

キレがあるようには思えないディスペランツァが、アーリントンCの決め手比べを制し、本番ではダメだったが、本質的に時計の速いマイル戦に合っている配合ではないから、55なので過剰な支持を集めないだろうが、これだけは少し慎重に扱っていきたい。

人気があまりないなら、思い切った手が合うので、むしろ買いか。

牝馬が少ない問題

都合、4頭に1頭は馬券に絡む計算で、大半の年は掲示板に載ってくる。

今年はどうか。

 

19頭が登録し、さすがに実績不足でも、関越Sで新潟適性を改めて確認したグランスラムアスクも、中京開催の小倉記念があまりにも手薄で3歳馬でもいけそうな気配なので、重複登録。

あとは、デビュー2連勝でクイーンC優勝のプレサージュリフトが復活気配で、しかし、もう2頭くらいいそうなところで、これで打ち止め。

アイビスサマーダッシュには毎年のように複数牝馬が馬券に絡むのと同じで、何度となく牝馬が連対してきたレースなので、昔からそういう傾向であるところにきて、この流れは少し波乱のにおいもしないではない。

 

関屋記念だからこそ出てきたという、明らかな格上の牡馬なども、今の気象条件やローテーションの多様化によって、まず出てくることはない。

1番人気の牝馬が2度消えているが、プリモシーンは勝ち切った。

勝利回数は牡馬の方が圧倒的に上なのだが、好走確率となると、関屋記念の牝馬は侮れないので、少し波乱予想に振っていく根拠にしてもいい。

大した理由ではないが、大事な何かが隠されている気がする傾向

クリノガウディーと1400を使ってオープン入りしたことで、前後の根幹距離重賞を両方使ってきたトーセンデュークを除くと、コネクションが全くないわけではないサマーシリーズ中盤から後半に掛かる関屋記念に使ってくる馬は、まず、マイル以上のレースを経ていることがほとんど。

 

同時に、どういうことなのか、乗り難しいタイプであることを示すように、前者ならば、横山典弘騎手が継続騎乗、前走は武豊騎手で勝負になるのか確かめたようなCBC賞だったトーセンが、若い頃の小崎綾也騎手に替わって、いずれも同じような結果に終わっていたが、テーマとして、どうにかしたい…、そんな思惑透けて見える。

CBC賞を使ってきた2頭がそうした狙いの中で、マイルでの一変を期待し、滅多なことで起きないミラクルをサマーシリーズの得点に左右されない形で、ド表のマイル適性が問われる舞台へ出向いて、結果は悪かったという傾向。

 

その昔は、新潟がフルでふた開催だったことと、アイビスサマーダッシュが最初は8月開催だったので、朱鷺Sが開催の頭にあったから、距離延長の組は結構いたのだが、組み合わせがマイルシリーズ導入で明確化されたことから、まず距離延長の組は好走しない。

昨年のアヴェラーレが、そうした背景で京王杯スプリングCから直行で、混戦ではあったが、4番人気程度の支持に止まったのは、この傾向が大きく関わる。

 

裏を返せば、スプリントのG1を駆けてきたサンライズロナウドならば…。

ダート1800で初勝利、芝2000で2勝、芝1400でオープン入り…。

厩舎が移って、ダービーコネクションのコンビで再挑戦のロナウドは、ミラクルストライカーとして、得意の左回りでドカンとやってくれそうな気がしている。

期待しすぎない方がいいという点でも、このヘンテコなチグハグローテは抜群に狙い目である。

あのダービーがまさにその感じであったのと同じように…。

関屋記念予想2024 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

難解なパズルを自ら一度バラし、独力で軌道修正し、オープン馬へと押し上げた功績が、真価を問われる舞台でまた違った形の脚光を浴びるか

サンライズロナウドの血統

母がヘイローの3×4を持ち、一族からはロジユニヴァース、ディアドラに加え、マイル戦線で一時代を築いたソングラインも出ている。

そもそも、欧州の芝マイルに良績があるソニックレディの直系なのだから、ロジユニヴァースもディアドラも、もう少し前向きな性質であったなら、ソングラインのような成功の形があったのかもしれない。

いずれもヘイルトゥリーズン系の強いクロスが、日本の芝への適性を増幅させた面があったが、キレの血をあまり備えていなかった牡馬のロジユニヴァースだけは、中距離戦の先行力は秀逸も、総じて、スピード能力が不足していた。

 

前向きなサンライズロナウドではあるが、父は欧州向きのダンチヒ・デインヒル系のハービンジャー。

ディアドラと同じようにならなかった理由は、同時代にダービーを制したスペシャルウィーク<=ディアドラの母ライツェントの父>、アドマイヤベガ<=こちらはサンライズロナウドの母父>の違いがそのまま出ているからだろう。

 

スペシャルウィークは超のつくスーパーフィリーで母として更に高い評価を得たシーザリオと、父娘ジャパンC制覇の牝馬二冠・ブエナビスタを出したが、似たように、Aベガ産駒であるキストゥヘヴンやブルーメンブラット<=あのお騒がせなシュトラウスを産んだ>など、いずれも芝の根幹距離である芝1600MのG1に実績があるものの、高速のレースでということで、この中でマイルのタイトルが唯一ないシーザリオが、皮肉にも桜花賞レコードの2着馬であり、その他は、高速レースへの適性が父ほどは柔軟ではなかった印象のブエナビスタが、底力でヴィクトリアマイルを勝ったのみで、より高速だったアパパネとの対戦となった翌年はスピード負け。

トニービンの血が重厚であるのは事実だが、マルゼンスキーはニジンスキーの持つ有能な高速のステイヤーの資質を継承するものの、キレ味は、元来高速の芝に向くグレイソヴリン系のトニービンとは決定的に、守備範囲が違う。

怪しい気性、また体質的にも不安材料の多いファミリーだけに、速い血の多さが、結果に大きな影響を及ぼす、その典型のような適性の違いを、どことなく、主戦を任せられた鞍上は深く理解している気がする。

関屋記念予想2024 - レース展開と最終予想

周りの動きに合わせないようにするスタンスが目立ちがちな横山典弘騎手の流儀は、しばしば、物議を醸してきたわけだが、ニューモデルのダービー馬・ダノンデサイルで示した正攻法の抜け出しこそ、基本の型とする、極めてオーソドックスな戦略を本来は得意とするタイプではある。

ただ、馬乗りとしてのフィーリングや当然相手関係も馬場状態も取り込んで思考を巡らせた時、それがままならないことがほとんどであるという、競馬というスポーツの難解な部分を理解しすぎるが故、極端な戦法をとるというより、最後に残された策で今日は戦おうという形が、我々に不可解な結末を演出する奇術師のような印象を与えてきた。

 

しかしながら、ダノンデサイルでの重賞2勝<到底、これ止まるとは思えない若馬>、マテンロウスカイやアルナシームで魅せた、コーナーワークと二つの直線をどう攻略するのか、騎手の腕も大いに試される小回り芝1800重賞において確立された戦法の再現率の高さなどを見ていると、昔のままというよりは、日々進化の真っ只中にいるという感じもする。

メジロライアンとダノンデサイルは、馬齢にして、34も歳が離れている。

同じように高速のラップが出現するダービーの連対馬だが、時計は当然今年の方が速かったものの、今年はラチ沿いで仕掛けを待って、強烈な上がり勝負の中、誰よりも適性があることを示すような突き放し方で、完勝してみせた。

当時の大レコードが出たアイネスフウジンを追い詰めるまでに至らなかったメジロライアンの時は、末脚にかけながらも、勝ちに出たコーナーでのスパートでマックスの出力は出せなかったが、宝塚記念ではダノンデサイルより派手な立ち回りで魅せている。

その内容をレースに参加しながら、きっとじっくり見返すうちに、サンデーサイレンス産駒という運命のパートナーを得た武豊騎手は、唯一無二のダービー戦法を確立し、6度も差して勝ち切っている。

その全ては追い込みに近い直線スパート型で、武豊勝利後のダービーで、それに類する勝ち方をしたのは、武豊騎手自身と史上二人目となる連覇騎手となった現調教師・四位洋文=ディープスカイを除けば、もう皆無に等しい。

 

ある意味、自分の基本的な戦法の型と自身を持って臨める馬との出合いにこそ、ダービー制覇の道が開けると断言できるようで、ダノンデサイルもその前のワンアンドオンリーも、好位抜け出しなんてやったことのない差し馬である。

一度勝ってしまえば、全ての可能性を自分の判断で引き出せるようになる。

どんなに天才でも、いや、才能豊かな騎手ほど、実は縁遠いとされるダービーには、実績と同時に、自分を知った上での戦略の補強が重要であると思えてくる。

 

とは、前段が長すぎわけだが、安田翔伍厩舎に移ってきた父隆行元師が手掛けた良血・サンライズロナウドに、この鞍上を迎えた理由は、いい感じの調子が戻ってきたベテランに魔術をかけてもらおうとしたというより、普通に走れる、芝での戦法の確立という依頼であるように思う。

ついちょっと前に、ジャパンCでキレにキレたヴェラアズールがそうであったように、ダートからの始動には様々な思惑があったというより、とてもではないが、芝で連戦してしまうと、立て直しができなくなるほどのダメージがあると容易に想像がつく体質に対し、ある程度のダート戦への親和性とパワーがあるからこそ、それなりの対応力を示しているから使ってきただけで、いずれはダートで頭打ちになって、芝を使うことになるだろうという予測は立てていたはずだ。

 

安田隆行師は、最後の愛弟子である斎藤新騎手に、サンライズロナウドでダートでのデビュー初期と、芝への転戦の際も、細心の注意を払った感じで、手綱を委ねている。

別にそのままでも構わないのだろうが、慣れてきた時に、改めて騎手を選定し直して…、というのは、自然とフリーになる事で自立した働き方を強いられることにはなっても、現実をあからさまに示すことで、戦い続けられるようなタフさを弟子に教え込むような展開ともなった。

奇しくも、アサカラキングを父の誠調教師が管理する関係で、途中から、狙いを定めた短距離戦への移行で連戦連勝に導く働きで、半フリー状態で見せ場を作ってきた。

ドゥーラの次が大事だったわけだが、その心配はしばらくない。

 

さて、サンライズロナウドについて考察する上で重要なのが、昨年の中京・長久手特別での逃走劇。

ダートでは逃げて初勝利を挙げた馬なので、まるで不思議はないが、何故乗り替わりが必要だったのかと言えば、どの程度、道中で抑え込んで戦えばいいのか、難しすぎてわからなくなっていた可能性がある。

なので、最初は任せて乗ってもらったのだが…、中京2000の1000M通過が57.6秒と破滅的先行をしながら、端から本質を理解しているような気配で、途中から抑え込んで、直線入り口まで溜めを利かせ、再加速などしていないが、他にも苦しい流れを読み切ったところで、最後まで粘り込ませたのである。

後半は61.1秒であるが、普通の騎手なら、そこは63、4秒になるところをその程度で収めているともとれなくはない。

結果、1番人気のファベル=友道厩舎に乗った藤岡康太騎手は、以後スイッチ。

この夏、ようやく小倉で3勝目を挙げた。

 

他には迷惑になっていたが、この極め付きの強引な策から、新潟マイル、阪神2000、阪神1400での悪戦苦闘を経て、超スローの京都・新春S<芝1400>で直線一気。

逃げたり差したりを繰り替えた末の、血統のイメージ通りの気性難を踏まえた、芝路線における戦略指針は見えてきたのだが、きっと、もうこの時点で、横山典弘騎手ほどの実績を誇る大名人なら、この先もまた行き詰まることを予期していたのかもしれない。

シルクロードSは巧みにインを捌くも、距離が流石に短いというスピード負けで、阪急杯は、恐らく得意ではない馬場の渋さが敗因になりつつも、1400での展望が期待される、ウインマーベル、アサカラキング=件のコンビ らに続く僅差の3着。

香港遠征は、洋芝適性に懸けた部分とレーン騎手確保もあった、少し高望みの大挑戦だったが、これにより、速いタイプとは言い難く、また高速のワンターン戦に適した一面も感じたのだろう。

 

しっかりと特徴を掴んで、元から作り変えに携わった鞍上を再び迎え入れ、主戦場とすべき舞台の選択肢を一気に絞り込もうという狙いに見える今回。

明らかに、ハービンジャー×アドマイヤベガに香港のスプリント戦は合わなかったと同時に、直線平坦で夏も比較的得意なファミリーの性質からも、好判断と言えるような結果が、今回は望める。

 

実は、昨年の新潟では1600戦を選択し、抑え込むようなことはなかったにしても、46.4-46.1で乗り切った3着。

一度、差しに切り替えたものの、前向きで一定レベルの器用な先行もできて、案外、差し馬らしい決め手先行粘り込みの中で見出しているからこそ、今度は、高速の先行馬がいないので…。

はっきりと戦法は見えないが、どことなく見えてきたマイル適性が、ここで爆発的に解放される可能性が大いにある。

そういうことに長けた横山典弘騎手は、超高速決着の多い京成杯オータムHを6度も制しているが、少し前までは札幌に乗っていた時期というのもあって、このレースは2着が最高。

ホクトベガが眠るドバイへと赴いた春、神懸かったナイスジャッジをした皐月賞で最多騎乗記録更新を自重した後、岡部超えと驚異の最年長G1制覇をダービーで成して、ユタカ超えの合わせ技で一本を決めた名手は、小倉でも新潟でも冴えている。

許しを請うた花の季節から、この男から憑き物がなくなったかのように、重い価値を持つ勝利が増えている。

無論、偶然の産物であるわけがない。




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